フクロウ博士が住む木
初夏の森。
いろんな命の息吹が聞こえるかのような瑞々しい空気で満ちています。
そうそう、フクロウ博士が住む木に出会いました。
遠目からも目を惹く、たくさんの大きなモコモコ。
何だろう・・・これは只事じゃない!
蝋燭が溶けたのようなシルエット、森の掟を諭すような風貌はまさに賢者。
近くに行くと、「よく来たな」と言いそうな大物感がありました。
トチノキのお花です。
トチノキと人間は、なんと縄文時代からのお付き合い。
栗のような実が食糧になったり、江戸時代にはキメの細かい材木として重宝されてきたそうです。
現代でも、1本のトチノキから20Kgも蜂蜜が採れるというから貴重な資源ですね。
今も昔も、たくさんの恩恵をくれるトチノキ。
これは、全くかないません。
フクロウ博士にお目にかかれたこと、大変光栄な5月の初旬でした。
では、またね。
ごきげんよう。
【参考資料】
・はちみつ大学
・アトリエMOKUBA
・日本材木総合情報センター
・日本遺産 火焔型土器
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