池永宮代子

【親も子も幸せにする子育て】をテーマに発信しています。塾教師20年の経験と、延べ250…

池永宮代子

【親も子も幸せにする子育て】をテーマに発信しています。塾教師20年の経験と、延べ2500人の保護者面談の経験から、悩める親子に伴走する子育てカウンセラー。YouTubeで子育て情報発信中!親子の悩みに役立つ情報を毎週金曜日に配信していますので、是非ご覧になってください!

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自己紹介

【子育てカウンセラーになるまで】 2023年1月に子育て支援事業 :  YUME-IQ(ユメイク)を起業しました。 『親も子も幸せにする子育て』を理念に、親を幸せにすることで、子ども達を笑顔にすることを人生の使命として活動しています。 子育てカウンセラーとして起業する前の私は・・・・ 20年間、小中学生に英語・数学・国語を学習塾で指導し、 同時に塾経営者として、教育現場に身を置いていました。 塾で、指導の次に私が力を注いでいたのは、「保護者面談」でした。 20年間で、

    • ちょい悪を目指して生きる

      「いい人」をやめた日 以前の私は、自分軸がグラグラ していて、他人から何か言われ るたびに、自分を修正しよう、 改善しようともがいていました。 そんな私に転機が訪れました。 2009年の夏、外科手術中の 大量出血で一度あの世に行って 戻ってきたのです。 今から15年前のことです。 「一度三途の川を渡りましたね」 と看護師長さんに言われ、 執刀医からは 「僕の医者人生の中で、3本の指 入る忘れられない手術だった。」 と言われました。 当事者の私は、キョトンでした。 「

      • 子どもがウソをついたら、親はどうすればよいか。

        子どものウソの理由 今日のお話は『子どものウソ』がテーマです、 みなさんのような大人のウソには、複雑な 理由や思惑が含まれています。 しかし、子どもは違います。 ウソをつく理由は、とても単純明快なものです。 『考えられる理由』 その1:してはいけないことをしてしまった時 その2:やりたいことを親に邪魔されそうな時 この程度の分かりやすいものです。 みなさんにも心当たりがおありでしょう。 人生で一度もウソをついたことがありません、 という方がいれば、理解不能かもしれま

        • 子どもの自発的行動は「正の強化子」で決まる

          「強化子」って何? 子どもに「勉強しなさい」「早くしなさい」 「塾へ行く時間よ」「宿題はやったの?」 などと、日々口うるさく指示を出していませんか? お母さんが言いたくなる気持ちも分かります(笑) しかし、これは親が子どもの【自発的行動】を 育ててこなかった結果だと気づいていますか? 子どもに言われなくてもできる子になって もらいたいのなら、真剣に読んでくださいね。 子どもの【自発的行動】を増やすカギは、 「正の強化子」を意識させることなんです! 「強化子」とは何か

        • 固定された記事

          子どもにとって理想の夫婦関係

          夫(妻)への不満の原因 ご相談の中でよくある夫婦関係は 母親が子どもに対して「過干渉・過保護」 父親が子どもに対して「無関心・放任」 という組み合わせです。 子どもに無関心で放任のパパだから 仕方なく私(母親)が子どもを何とか せねば、と必死で頑張ります。 すると、「ママが頑張っているから 子育てはママに任せよう」 と、パパは益々無関心に拍車がかかります。 この原因ってなんだか分かりますか? 相手に不満を持ちつつも、不満を増大させて いるのは、あなた自身ということ

          子どもにとって理想の夫婦関係

          不登校への【親の立ち位置】

          不登校は『人生の失敗』ではない 子どもが学校へ行かなくなったり、引きこもったりすると 親は「どうしてこんなことに・・・」 「大変なことになってしまった」と落ち込みます。 その落胆を怒りに変えて子どもにぶつける場合もあるでしょう。 怒りに任せて感情をぶつけたりすると、状況はかなり悪化します。 心理カウンセラーとして、3000回のコーチング実績で 不登校をはじめとして多くの子どもの問題・親子の問題・人間関係 人生の悩みと向き合ってきた経験からお伝えします。 『不登校』の

          不登校への【親の立ち位置】

          塾経営を辞めた理由は『親を幸せにする』ため

          現在の私 現在、私は京都在住の子育てカウンセラーとして オフライン=対面でのカウンセリングと共に、 遠方だったり時間的な理由で対面が叶わない方に向けて オンライン=zoomでの個別カウンセリングを実施しています。 クライアントのご相談で最も多いのが 「不登校問題」で、その次に多いのが 「子育てストレス」「子育てが辛い」というもの。 そして、その次が「親子関係」「夫婦関係」 「家族関係」の悩みです。 私の人生を大きく変えた10年前の 『アドラー心理学』との出会い。 そし

          塾経営を辞めた理由は『親を幸せにする』ため

          親はなぜ子どもに干渉するのか

          親子で問題が起きる時の原因 子育てに悩む親世代のみなさんも かつては、子どもでした。 子どもの頃に、親に言われて 嫌だった言葉や、親にされて 嫌だった態度を思い出してください。 あなたが親として 日々発している言葉や 日々起こしている行動は 育ってきた環境によって 支配されています。 親子間で問題が起きた時、 【課題の分離】ができているか どうかがすべてのカギを握ります。 私のカウンセリングのベースは 『アドラー心理学』ですので かならずコーチングの中で 【課題の

          親はなぜ子どもに干渉するのか

          不登校の子が立ち直るために必要なこと

          前向きなエネルギーチャージ 子どもが学校へ行けなくなって、毎日家にいるようになると 親は不安で心が壊れそうになってしまいます。 「学校へも行かずに、一日中部屋にこもってゲームやスマホ で、この子は一体どうなってしまうの?」 という考えで頭の中はいっぱいです。 若いエネルギーを使うことなく、家で過ごすのですから 絶対にエネルギーを持て余すはずだ エネルギーは余っているはずだ、と親は考えます。 ここで、親御さんに理解してほしい大事なポイントが あります! 動かず、じっ

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          不登校解決への道

          不登校との向き合い方 私の元にカウンセリングを受けに来られる 多くの方の悩みがお子さんの『不登校問題』 です。 不登校と一言で言っても、その段階は様々です。 既に何年も不登校で引きこもっている場合も あれば、まだ学校へ行ったり行けなかったりの 日々が混在する【行き渋り期】のご家庭もあります。 どの場合も、親は悩み、疲れ果て、もうどうしたら 良いのか分からない、迷路の中をさまよっておられます。 統計上、日本には30万人の小中学生の不登校児が いるとなっています。 こ

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          自分から逃げる親は子どもを無気力にする

          「勉強の仕方が分かりません」という子ども達の問題 20年の塾指導で最も多かったご相談が 「先生、勉強の仕方が分かりません」 これでした。 この言葉が家庭内には溢れていて 『塾へ通う』という選択は、そもそもが ここから生じていると思います。 元塾経営者がこんな事を言ったら おしまいですが(笑) 塾なんて、本来は必要ありません。 何でも自分で学べますから。 この令和の時代、調べ放題です(笑) 大学入学前の勉強レベルの問題は なんでも答えを手に入れられます。 では、どうし

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          映画『怪物』を観て思う子どもの心

          『怪物』が意味するもの(ネタバレはありません) 映画館で見逃していた映画『怪物』を やっと昨日WOWOWで鑑賞しました。 今日は、映画から読み解く【子どもの心】 について私なりの感想を書こうと思います。 名匠 是枝裕和監督作品。 第76回カンヌ国際映画祭で脚本賞等を受賞。 なにより、私がどうしても観たかった理由の 1つが、坂本龍一さんが最後に関わられた 映画音楽だからです。 誰かが《主人公》というのではなく 全ての登場人物が《主人公》として 映画は進行していきます。

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          『人目』を気にする子育ては悲劇を生む

          親子の組み合わせは無限なのに・・・ どうして人は、評価や比較をやめられないんだろう。 「お母さんは美人なのに、誰に似たんだろうね」 「お父さんはあんなに背が高いのに、大きくなれないね」 「お姉ちゃんはよくできたよ~あなたは・・・・」 「きょうだいの中で、あなただけ落ち着きがないのよね」 ・・・・ 幼少期から私たちは、親や他者の評価や比較にさらされ 続けて生きています。 本当に、人って「評価と比較」が好きな生物です。 こういう類の言葉に傷ついた経験は、誰にでもあるのでは な

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          「あなたの為」という【隠れ毒親】

          【20年間の塾指導で見てきたこと】 塾を開業し、小さな個人の教室で子ども達を 教え始めた頃、まず一番に驚いたことは 「勉強を好きな子なんてほぼいない」 という現実でした。 私のそれまでの人生で、こんなに驚いたこと ってないほどの衝撃でした。 この記事を読んでくださっている皆様 の中には、「そりゃそうでしょ。勉強が 好きな子っているの?」と思われる方も いることでしょう。 でも、本来《学ぶ》ということは ワクワクする楽しくて、面白くて 仕方ないことです。 そのことに、こん

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          『親も子も幸せにする子育て』

          【子育てカウンセラーとして】はじめまして! noteでは、みなさんと初対面です。 子育てカウンセラーのみやこと申します。 子育て支援事業・YUME-IQ(ユメイク)の代表として、 多くの悩めるご両親の相談と向き合っています。 今日は、これからnoteでどんなことを始めたいか。 私の《所信表明》を綴ろうと思います。 塾の経営者、そして指導者として20年間 小中学生に「英語・数学・国語」の指導に全力で 向き合ってきました。 その中で、私が一番力を入れていたのが 『保護者面談』

          『親も子も幸せにする子育て』