ミッフィーの絵本と引きこもり生活
「おかしのくにのうさこちゃん」という作品のテーマは、
#食育 がテーマとなっており、ストーリー中盤になると #引きこもり 生活者の事例を例えられる展開が見られる。
規則正しい食生活に疲れた #ミッフィー は、
一日中お菓子といった好きなものだけ食べられるような生活ができればという空想をしていたことから 表れている。
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生活習慣病撲滅キャンペーン
ミッフィーの空想ではないが、
毎日そんなことをしていたら、 #糖尿病 といった #生活習慣病 のリスクが上がるという警告をしている。
実際、実父も40代の頃に糖尿病と診断されたことを知り、実母から、
コーラを一日三本飲み、ヘビースモーカーであったことを聞かされた。
その逆である私は、ストレスが多い生活を強いられている人が置かれている立場の人達の気持ちが理解出来、
やってはいけないことと知っていながら、ストレスを解消させる為につい手が伸びてしまう。
実父の場合は遺伝性のⅠ型であるが、 #西城秀樹 さんの場合も生活習慣病が原因のⅡ型に該当しており、
人目を晒す仕事によるストレスによる #爆食い のみならず、 実父同様にヘビースモーカーであり、ワインを一日三本飲み干したという不摂生振りだと言われていたそうだ。
ヒデキさんが #脳梗塞 となった原因となった引き金が糖尿病だったことを受け、 #健康診断 の項目で #メタボリックシンドローム 検査が加わったそうだ。
又、作者の #ディックブルーナ 氏も、
ミッフィーの作品以外でも、 #医療 や #貧困 等の社会啓蒙運動をテーマとしたポスターも手がけられており、ここでは #小児糖尿病 の恐ろしさを警告している。
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誰も監視されない生活が気楽であることの裏
ストーリーの中のミッフィーは大体19時就寝なのが何故か23時になっても起きている。
何故なら、
自分の生活に侵入する親を含めた口煩い大人を避けて、気ままな生活をしたいという欲望であり、昼夜逆転した引きこもりに似た生活に近い。
幼少時から食事中に関する #躾 を口煩く言われていた苦痛で、自室で食べたいと言ったら、
引きこもりするような陰湿な性格であると、彼らを嫌う両親に揶揄され、禁止されている程苦痛になり、食べ終わったら即、自室に戻っている。
#過干渉 に育てられた子供にとっては、
日々の #ルーティン を遵守させられたことによるがんじがらめにされた苦痛や口煩い大人達を避け、敢えて人目の付かない夜型生活を選んでいる。
又、若いビジネスマンも同様に、活動時間帯である日中はやりたいことができないという理由で、夜の時間を使って遊んでいるのも同様であり、
その影響で翌朝起きれなくなるといったルーティンから外れたことを、口煩い大人達が警戒しているのも無理ない。
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怠け者と紙一重
ストーリーの終盤でミッフィーは前述ののことをしていたら、
怠け者になってしまうことを恐れて、いつもの食生活を継続しようという意思表示で締めくくっている。
確かに引きこもりは、
監視されない空間で好き勝手していた結果、メディアに登場する当人が #肥満 であったケース該当多々ある。
私の性格は、壮絶な #いじめ 被害や #失業者 という顔を合わせられない程外に出られなくなっても引きこもりになってもおかしくないが、厳格な両親によって、毎日午前中にジムに強制的に通わされている状態である。
精神的に苦痛であるという気持ちは、当事者同様であり、
糞真面目なキャラクターを作られたようである反面、意図的にした引きこもりと一緒くたにされたくない。
食生活の面では常に自炊を心掛けており、
料理が苦手な私でさえ、疲れてする気がしない時があるものの、出来合いの惣菜やレトルト及びインスタント食品で済ませると栄養失調になるという実母の教えに則っている。
引きこもりのターゲットの年齢層はおよそ私と同じ中高年層に拡大されており、
その頃の学校教育で家庭科を履修しなかった男性がその分野に関して無関心であるという要因がある。
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この作品は夢物語のように見えるが、
引きこもりと生活習慣病のリアルな日常に影響する恐ろしい展開となっている。
その原因となる
「欲望」の暴走に至る経緯を穏やかな形で子供達に理解できるように綴っている。
その為引きこもりは、
糞真面目な口煩い大人達にとっては贅沢なことをしていると揶揄されていることから、典型的な不健康な生活をしていると言われるのも無理ない。