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#エピソード
億を売る妻 No.10 商売を生活の中心にする
子供を無事出産した妻は、
しばらく実家にいましたが、
いよいよ私の待つマンションへ帰ってきました。
私が仕事に行っている間は、
家事と子育てをしながら
自分で稼げることは無いかと、
ずっと考えていました。
出産の時は編み物をしていましたが、
モノを作る事は
技術、センスが必要になり、
作る事にかける時間に見合った値段設定を
付けられるほどのセンスがないと判断
し、早々に見切りをつけていました。
億を売る妻 No.4 問題に対してすぐに行動して解決する
私が一人でいる時は、
これまでのようにまだ精神的にしんどい時があり、些細なことで落ち込んでしまったり、
パニックになるのではないかと、
いつもうつの薬を持ち歩いていました。
ある日彼女が私の部屋を掃除している時、
うつ病の薬をしまっていた箱をみつけました。
その箱を手に取り
「なにこれ?えっうつの薬?意味わからん、
こんなんいらんし捨てるよ。」
とその場で持っていたゴミ袋にポイされてしま
億を売る妻 No.3 悩みに当てるヒマな時間が存在しない
はじめて会った日以来、
彼女は毎日のように私の住んでいるアパートにくるようになりました。
勢いよくアパートの扉を開け、
上下ジャージ姿で上り込んできました。
私の晩御飯が心配だからと、
お母さんが作ってくれたご飯を
持ってきてくれたり、
動画で感動したと、
泣きながらパソコンを手に持ってきたり、
彼女が友達と飲んでいる所に
至急来いと呼び出されたり、
私は内心彼女が今日はどんな感じでく
億を売る妻 No.1 目的を最短で実行しようとする
私(otto)がまだサラリーマン時代、
仕事の関係で田舎の町で営業まわりをしていた頃です。
妻に言うと怒られますが、
想像よりも遥かに田舎で、
こんなへんぴな所で独身の私はこの先どうなってしまうのか初めは不安でした。
でも地元の小さな会社の外まわり営業でまわるうちに、
田舎の温かさに触れ少しずつ知り合いが出来てきました。
その中にいつもお世話になっていて、
話を聞いてくれるある会社の事務のおばち
億を売る妻 プロローグ
私(otto)にとっての20代後半から30代前半は人生のどん底にいました。
夢を諦め、仕事も上手くいかず、お金もない。全てに自信をなくしてしまい、
浴びるほどお酒を飲む日々を送っていました。
しかし、今の妻との出会いをキッカケに、
人生が好転していきます。
自らの好転と言うよりは、
彼女に引っ張られながら好転していきました。
そして6年前彼女が自宅で初めた商売が、
今では億を売上げるまでに成長