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書かない人は、書けない。
ああ、この話はあんまりしてこなかったかもしれない。
いまからちょうど25年前、ぼくは福岡にあるちいさな出版社の門を叩いた。自社刊行物はあるものの、売上のメインはビジネス雑誌の企画記事、その編集業によるもので編集プロダクションと言ったほうがいい会社だ。大学を出たあとのぼくはメガネ店に就職し、1年ほど務めたあとに退社。そのまま実家暮らしの無職男としてぶらぶら過ごし、先輩のインディーズ映画制作のお手伝
「家、ついて行ってイイですか?」と聞かれたら
またまたテレビ東京の番組だが「家、ついて行ってイイですか?」という番組がある。番組のメインは繁華街で終電を逃した人たち(あえて逃した人たち含め)にインタビューをして「家までのタクシー代を支払う代わりに自宅について行く」という内容となっている(「YOUは何しに日本へ?」と同じくスタッフが汗をかけばかくほどという企画だ)。インタビューされるのは、たいていは楽しく飲んでいたという人が多いわけだが、カメラ
もっとみる雑談企画「サクちゃん聞いて」2021年春、参加者募集!
こんにちは!サクちゃんこと桜林です。
ようやくあたたかくなってきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
寒いと調子が悪いし、春になったらなったで季節の変わり目だったり花粉だったりで調子が悪い、夏は暑すぎるしクーラーにあたりすぎて調子が悪い、結局秋しか調子が良くないという人も少なくないのではないでしょうか(わたしね)。
さらには、昨年から続くコロナウイルスによって、普段通りの生活や仕事など
「もっと、もっと」ではなく「ちょうどよさ」の時代へ
「僕は『エレガンス』という言葉を "人に迷惑がかからない範囲の『ちょうどよさ』"と解釈している」。
この定義を聞いたとき、これまでエルメスに感じてきた心地よさの一端が理解できたような気がした。エルメスのアイテムは、主張しすぎることなく持ち主に寄り添う。声高にブランドを叫ぶことなく、モノの上質さによって見る側の心を爽やかにさせる。
中原淳一は、装いの意味は他人への配慮が大前提だと言った。
「身