アジア遊学 (No.28) ドラゴン・ナーガ・龍
雑誌というよりは、ムックに近い『アジア遊学』シリーズの一冊です。
アジアについて、何かしら学ぼうという方なら、一度は、お世話になる雑誌です。
この号は、「ドラゴン・ナーガ・龍」を特集しています。
東洋の龍も、西洋のドラゴンも、その中間に位置する南アジアのナーガも、取り上げられています。
ペルシア、スリランカ、ベトナム、インドネシアなど、情報の入りにくい国の「龍」たちも、載っています。
龍やドラゴンが好きな方なら、本書は、必読です(^^)
貴重な情報が、たくさん載っています。
以下に、本書の目次を書いておきますね。
序言
エジュダハー ―シルクロードの国ペルシアの竜を求めて―
インド仏典に出没する龍(ナーガ)
スリランカの龍
ベトナムの龍
インドネシアのナーガ
観音と龍
開発と災害伝承のなかの龍
韓国の龍信仰
沖縄の龍の話
龍と龍宮の伝承
●コラム
北欧の神々と世界蛇の闘争神話
ケルトの「角ある蛇」
ドイツの龍
ケツァルコアトル
神泉苑の龍
●ブックレポート
追悼 大林太良【おおばやし たりょう】先生
●連載
韓国を歩く 第四回 わたくしの普州思い入れ紀行
朝鮮李朝仏画《初期甘露幀》の世界 第一回 大津市西教寺所蔵『盂蘭盆経説相』を読む
中国民間版画叢考 第六回 門神(二)