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アポロドーロス ギリシア神話


アポロドーロス ギリシア神話

 ギリシア神話に関する基礎文献の一つです。
 ギリシア神話について、きちんと知ろうと思ったら、避けて通れない本です。

 ただし、読みやすいとは言えません。一応、物語形式になってはいますが、記述が淡々としていて、劇的でないからです。

 加えて、膨大な量の、神々や人々の名前が、押し寄せてきます。むろん、ギリシア語名ですから、すべて、カタカナで表記されます。日本人には、とっつきにくく、覚えにくいですね。

 これらの理由のために、本書を読み通せない人も、多いでしょう(^^; 無理もないと思います。
 このために、評価の星を一つ減らしました。

 けれども、カタカナ名の洪水にめげず、読み進めば、得るものは多いでしょう。
 本書を読み通せば、主なギリシア神話は、ほぼ、網羅したといえます。

 以下に、本書の目次を書いておきますね。
 本書は、目次の量も膨大です。そのため、一部を省略した目次になることを、御容赦下さい。

まえがき

第一巻

第一―六章 神々について
 第一章 
  一―三、天空【ウーラノス】と大地【ゲー】の子、百手巨人、キュクロープスたち、ティーターン族
  など
 第二章
  一、オリュムポスの神々の支配権の成立
  など
 第三章
  一、ゼウスの子孫
  など
 第四章
  一、アステリアー、レートー、アポローンとアルテミスの誕生、ピュートーン、ティテュオス
  など
 第五章
  プルートーン、ペルセポネー、デーメーテール、デーモポーン、トリプトレモス
 第六章
  一―二、神々と巨人【ギガース】たちとの戦闘
  など

第七―九章 デウカリオーンの後裔【こうえい】
 第七章
  一、プロメーテウス
  など
 第八章
  一、オイネウスとその子供たち
  など
 第九章
  一― 一六、アイオロスの息子たちとその子孫
  など

第二巻 イーナコスの後裔【こうえい】

 第一章
  一、イーナコスとその子供
  など
 第二章
  一、リュンケウスの子アバース、その子アクリシオスとプロイトス
  など
 第三章
  ベレロポンテース
 第四章
  一、アクリシオスの娘ダナエーとその子ペルセウス
  など
 第五章
  ヘーラクレースの十二功業
 第六章
  一、イオレーに求婚して退けらる
  など
 第七章
  一、コース攻略、巨人【ギガース】たちとの戦い
  など
 第八章
  一、ヘーラクレースの後裔
  など

第三巻

第一―七章 アゲーノールの後裔
 第一章
  一、アゲーノールとその子、エウローペー
  など
 第二章
  一、カトレウスとその子アルタイメネースとアペーモシュネー
  など
 第三章
  ミーノースの子供たち。グラウコスと予言者ポリュイドス
 第四章
  カドモスとその子孫
 第五章
  一―三、ディオニューソスとその旅
  など
 第六章
  一― 七 一、テーバイに向かう七人
  など
 第七章
  一、アンティゴネー、ポリュネイケースを葬る。アテーナイ人アルゴスの将を葬る
  など

第八―九章 ペラスゴスの後裔
 第八章
  一―二、ペラスゴスの子リュカーオーンとその子供たち、など
 第九章
  一、アルカスの子孫、アウゲーとその子テーレポス
  など

第一〇― 一二章五 アトラースの後裔
 第一〇章
  一、プレイアデス
  など
 第一一章
  一、メネラーオスの子供たち
  など
 第一二章
  一―六、トロイアー王家の系譜
  など

第一二章六― 一三章 アーソーポスの後裔
  六、アーソーポスの子供たち、アイアコスとその子ペーレウス、テラモーン、ポーコス
  など
 第一三章
  一― 七、ペーレウス
  など

第一四― 一六章 アッティカの諸王
 第一四章
  一、ケクロプス
  など
 第一五章
  一、プロクリスとケパロス
  など
 第一六章
  一―二、テーセウスの成長と功業

摘要

 第一章 テーセウス
 第二章 ペロプスとその後裔
 第三章 「イーリアス」以前のトロイアー物語
 第四章 「イーリアス」
 第五章 「イーリアス」以後のトロイアー物語
 第六章 帰還【ノストイ】
 第七章 「オデュッセイア」とその後日譚

訳註
固有名詞索引



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