フランス妖精民話集 (現代教養文庫)
フランスの民話を集めた本です。妖精などの超自然的存在が登場したり、魔法や奇跡が起こったりする話が、集められています。
一話一話が短いので、すぐに読めます。文章もやさしく、わかりやすいです。小学校高学年以上なら、読めるのではないでしょうか。
不思議な話や、怖い話が多いです。現代日本人から見ると、理不尽な話もあります。
そういう部分も含めて、ちょっと不気味だけれど、心に「何か」が残る気がします。
不思議さや怖さを味わいたい方、フランスの文化に興味がある方、民俗学に興味がある方に、お勧めします(^^)
以下に、本書の目次を書いておきますね。
変身譚【へんしんたん】
雌猪【めすいのしし】
変身
二十日鼠【はつかねずみ】になった王女
小指の童女
愛
王女の指輪
醜男【しこお】のジャン
真珠の涙
嫉妬
マリウッチェラの三つのりんご
手のない少女
青い鳥
試練
ばら色の水の泉
王女マリ
黄金牛の貴人
七足の鉄の靴と三本の木の棒
不思議な動物
黒猫
雌羊
狼のミサ
十三匹の蠅【はえ】
妖精
双子と二人の妖精
マリと三つのオレンジ
魔法の指輪
黄金の指輪
プシュケ神話
鍋男
マルグリットの国
信義の人イウァン・ケルメヌー
あとがき