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フィクショナルトーキョー
良いとか悪いとかじゃなくて、ただそうだというだけの話なんだけど、ずっと東京近辺で生きているわりに東京が故郷というわけでもなく、むしろ地球上のどこにも故郷だと呼べる土地がない自分にとって、歌や小説に出てくる「(故郷と対比される土地としての)東京」って、実在する知っている場所なのにものすごくフィクションだなあって、ちょうど今の季節の歌を思い出している。
わたしが聴いているのは鏡音リンver. ですが
君が絶対好きだと言うからさ
TOKOTOKO(西沢さんP)のアルバム『23時のエトセトラ』の1曲目、「映画を見に行くよ」が、とても好きだ。
動画では上がっていないけど、このトレーラーでちょっとだけ聴けるから聴いてほしい(本当はアルバムを買ってぜんぶ聴いてほしい)。
映画を見に行くよ
君が絶対好きだと言うからさ
何かを見かけたとき、ああ、あのひとが好きそうだな、と思う瞬間が好きだ。
自分の好きなものを誰かに、あるいは一
出会うとき、逸れるとき
不意に出会う「はじめまして」
数年ぶりに40mPのアルバムを聴いたら、初めて聴くみたいに新鮮なのに音も歌詞も勝手に思い出されてくるという、不思議な体験になった。
一回聴けば、ぜんぶ覚えていて一曲まるまる口ずさめる曲が幾つもある。
本当に偶然、「Melody in the sky」が今の自分にしっくりきてしまう。
こうやって不意に「初めまして」や「久しぶり」に巡り合えるのは、ひとにとっても作品に
歌というものに「歌詞の世界観を解釈する」という行為から入ったので、「曲自体はとても良いしメロディラインやリズムと言葉の音とのはまり方も良い、けど歌詞の意味内容と価値観や解釈が合わない」というタイプの歌を素直に楽しく聴く方法がわからない。