音
ヨシタケシンスケさんの絵本について書かせていただいたnoteをまとめました。
工藤ノリコさんのノラネコぐんだんシリーズについて書かせていただいたnoteをまとめました。
好きな絵本は?と聞かれたら、真っ先にこれを答えたい。最初に紹介しようと決めていた一冊。 「きょうは なんのひ?」瀬田貞二 作・林明子 絵 おすすめ:5歳から 小学生の女の子「まみこ」が家中にヒントを散りばめ、それをもとに彼女のお母さんが答えを探していくお話。 私が昔からずっと、いちばん好きな絵本。 林明子さんの優しい絵と、瀬田貞二さんの細やかな表現が特徴。なんとなく昭和の一般家庭だろうな、と思える家の中はどこも細かなところまで描かれている。絵本の中に、実在する別の絵本が
4月に新規園に転職して、5ヶ月が経った。 前の園よりは働きやすいけれど、なんだか最近やる気が出ない。 何をしてもすぐ疲れる。というかそもそも始められない。めんどくさい、今度でいいやの気持ちが強く、そんな自分が嫌になってまた悪循環。元々めんどくさがりではあったが、社会人になって悪化したと思う。 保育が楽しくないわけではない。心身共に疲れ果てて辛いこともあるが、子ども達は可愛い。でも、自分がどんな保育をしたかったのかが分からなくなってきた。大好きな絵本、音楽やアートを取り入れ
保育とも、絵本とも、全然関係ないけれども。 人生初の記録として、ね。 昨日、胃腸炎で入院した。今日は2日目。 まさか入院するなんて。しかも胃腸炎なんかで。 そういえば去年か一昨年も同じような時期に胃腸炎で救急車を呼んだな、、 胃腸炎が悪化しやすい人と、そうでない人がいるのだろうか? そもそも、どこでもらった?これだ!と確認を持てる相手はいない。保育園なのか、外なのか、、 謎は深まるばかりだが、仕事から離れられてラッキーってことにしよう。 おしまい
今より少しだけ、”死”をポジティブに。 このあと どうしちゃおう ヨシタケシンスケ 作 おすすめ:4歳から 亡くなったおじいちゃんの持ち物から、「このあと どうしちゃおう」と書かれたノートを見つける。そこから、おじいちゃんの思いや自分のこれからについて考えていくお話。 私自身21歳になりますが、有り難いことに未だ身近な人の死を経験したことがありません。特に祖父母に対しては、「長生きしてくれてありがとう。」と思うのと同時に、亡くなった時のことを考えると怖くて仕方ないです。
今更はじめまして こうやって、絵本と関係のない記事を書くのは初めてですね。音です。 現在大学3年生の私ですが、2日後に選考を受けることになりました。 3年生の2月に選考を受けるのは早い方だと思います。私自身、「早めに就活を終わらせたい!」と漠然と考えていましたが、まさかここまで早いとは思わず、びっくりです。 経緯 そもそもなんでこんなことになったのか。事の発端は、実習が延期になったこと。自分はきちんと準備をしていたのに、コロナの影響で直前に延期が決定し、ぽっかり時間
花粉の季節到来! はっはっはくしょーん たあ先生 作 あいはら ひろゆき 文 ちゅうがんじ たかむ 絵 おすすめ:1歳から いたずら好きの”くしゃむしくん”が、いろいろな動物のところへ、ぶーんと飛んでいく。シンプルだけど繰り返しが魅力的なお話。 皆さん、花粉の季節がやってきました。自転車に黄色い粉が付いているのを見つけると、毎年花粉症に身構えます。私だけ? この絵本の魅力はやはり、インパクト大の表紙。今にもくしゃみが出そうな、らいおんさんの大きなおくち。見ているこっち
ちょこっと嫌なことがあった時に。 ころべばいいのに ヨシタケシンスケ 作 おすすめ:6歳から きらいな人がいる女の子が、嫌な気持ちに立ち向かっていく方法を考えていくお話。小学校の下校中、嫌なことや人についてゆっくりじっくり考えます。 イラっとして、相手にちょっと嫌なことが起こればいいのにと願ってしまうような、心の中の悪魔。私の中にもしっかり住み着いています。皆さんはどうですか? でも、そんなことに貴重な自分の時間を割くなんて、もったいない!と女の子は気付きます。そんな
暖かくなって春を感じたら、読んでみよう。 はらぺこあおむし エリック=カール 作 もりひさし 訳 おすすめ/4歳から エリック=カールさんの言わずと知れた名作。生まれたばかりのあおむしの1週間の話。 表紙をめくるとすぐに、穴開き模様のカラフルなページが迎えてくれる。最初は特に気にしていなかったのですが、あおむしが食べた物なのだとやっと気づきました。 私は、母が日本の絵本を好むため、あまり外国の方の絵本に触れずに育ってきた。私も母と似た好みになりましたが、保育の道を志す
これからの未来に、不安を抱えた時に読んでみよう。 それしかないわけないでしょう ヨシタケシンスケ 作 おすすめ:4歳から ある日お兄ちゃんから未来が「たいへん」だと聞いた妹が、心配になって色々考える話。 大人になればなるほど、色々なことが不安になったり、自由な発想ができなくなったりする気がします。 誰かに2つの選択肢を出された時、そのままその2つから考えてしまいますが、実は選択肢以外のものから選んでも良かったりする。そんなことを思い出させてくれる絵本です。 未来の話
おいしいパンが食べたくなったら。 ノラネコぐんだん パンこうじょう 工藤ノリコ 作 おすすめ:3歳から お馴染みのノラネコぐんだんがパン工場を見つけ、夜中にこっそり忍び込んでみる話。案の定、今回もハプニングが起こります。 数あるノラネコぐんだんシリーズの中でも、1番好きな作品。話の中に出てくるパンは、どれも本当に美味しそうでお腹が鳴ってしまいそう。 細かなところまでこだわって描かれている絵と、淡いけれど鮮やかな色遣いが魅力的。今までもこれからもこの解説をしてしまう絵本
自分だけが価値を知っている、そんな宝物を見つけられたらいいな。 わたしの わごむは わたさない ヨシタケシンスケ 作 おすすめ:3歳から ずっと「自分だけのもの」が欲しかった女の子が、落ちていた輪ゴムをもらって想像を膨らませる話。 「貸して」って言葉は簡単だけど、貸す側からすれば難しい。「後で返さなきゃいけない」って分かっていることも、とても寂しい。自分だけのもの、って安心感があって魅力的ですよね。 自分だけのものが欲しいのに、全然手に入らないお年頃。そりゃあ輪ゴムだ
表紙の猫さんに一目惚れして手に入れた1冊。 ひっついた‼︎ きど まや 作 おすすめ:0歳から ある朝起きたら鼻にトカゲがひっついて、取れなくなってしまった猫の話。 可愛らしい猫の話かと思いきや、まさかの関西弁猫さん。関西弁ってだけで、おっちゃん感出るのなんでですかね? 取ろうと試行錯誤して、取れなくて。それなら隠そうと試行錯誤して、隠せなくて。諦めて生活していたら、いつのまにか流行ってました。 ひょんなことからトカゲは取れるんですが、取れたら取れたで寂しくなるんで
理不尽な出来事に、ちょっとした屁理屈を言いたくなったなら読んでみよう。 りゆうがあります ヨシタケシンスケ 作 おすすめ:4歳から ハナをほじるクセがある男の子がお母さんに怒られた時、何か理由を見つけようと色々考えていく話。 最後にはお母さんのクセを指摘して、ハッピーエンドを迎えます。 他人から指摘されたことに対して、無理矢理なんとか屁理屈を言って乗り切ろうとする時ってありますよね。特に図星を言われた時とか。 世の中には正論や綺麗事だけじゃどうにもならないことがたく
思わず外に出かけたくなるような良い天気の日に。 わたしのワンピース にしまきかやこ 作 おすすめ:3歳から うさぎの女の子が空から落ちてきた白い"きれ"でワンピースを作るお話。そのワンピースを着て出かけると、素敵なことが起こります。 素朴な絵柄、鮮やかな配色、単純な物語など全ての要素が魅力的な絵本。 絵を見るだけでも物語を読んでも楽しいので、小さい子から大人までみんなにおすすめ。読んだ後には、自分でワンピースの柄を考える遊びに発展できます。 以前SNSの投稿で、ワン
外出自粛や天気が悪くて出かけられず、つまらないと感じた日に。 つまんない つまんない ヨシタケシンスケ 作・絵 おすすめ:4歳から 家にいて、つまんないと感じた子が「つまんない」とは一体何なのかについて考えるお話。 「つまんない」って一体何なのか。考えれば考えるほど、よくわからなくなる。このお話に出てくる子は、自問自答を繰り返した後に「つまんないこと」を考えるのが面白いと気づく。 その面白さから「つまんない」に関する疑問がどんどん浮かんできて、また自問自答。さらには他
私が友達からプレゼントしてもらった素敵なしかけ絵本。 へんしん!おばけちゃん ひらぎみつえ 作 おすすめ:0歳から カラフルなおばけちゃん達が次々と色々なものに変身していく絵本。 赤ちゃん向けのしかけ絵本。表紙にも、しかけがあるので書店で見かけたら思わず手に取ってしまいそう。 1ページ1ページがかなり分厚く、硬くなっているので小さな子どもでもめくりやすい。しかけを動かすことには指先の動きが求められるため、指先の細かな動きの練習にもなる。 純粋にしかけを楽しむだけでな