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富山旅あるばむ 3日目

2日目はこちら↓

富山旅もついに最終日。
宿で過ごす時間をできるだけ多くしようと、この日も7時頃には起床。
チェックアウトまでのんびりしました。

朝ご飯は前日と同様に白米とお味噌汁。

2日目とは違う窓際席でいただきます
監視されながら

朝食後は窓から見える立山連峰に向かい、ゆっくり読書。窓際席っていいですよね。

しばらく猫と戯れたりした後、10時頃に宿をチェックアウト。
まるでおばあちゃんの家にいたかのような癒しの時間、素晴らしい景色、自然の恵みを感じる体験の数々。ここに来てよかったとつくづく思いました。

富山巡り⑩ 越中八尾

帰る途中、富山市内から少し南へ進んだところにある八尾地区に寄り道。
ここは山間の地域で、5月の曳山巡行と9月のおわら風の盆、2つの伝統を守り歴史的風土が生き続ける街並みで有名です。石畳の道の両脇に格子窓の町屋が立ち並び、ゆるやかな坂が一気に見通せる景観は本当に美しい。

格子窓の家屋が立ち並ぶ
風鈴をつけたお宅も多いです
おわらの振り付けで方向を示す案内板
ゆるやかな起伏がまた美しい

この八尾ですが、私が知ったきっかけは小玉ユキ先生の「月影ベイベ」という作品。小玉先生といえばジャズと青春を題材にした「坂道のアポロン」が有名ですが、その後に執筆されたのがおわらに青春をかける高校生の恋物語を描いた月影ベイベです。舞台のほとんどがここ八尾であり、物語の主軸となるおわらはもちろん、背景も取材に基づき丁寧に描かれています。その聖地巡りも兼ねて訪ねたわけです。

観光会館兼曳山展示館
入ってすぐに月影ベイベコーナーが シーンごとにロケーション解説もありました
小玉先生直筆のイラスト
作中にもあるイラストボード ほぼそのままの景色です
展示されていた曳山 祇園祭の山鉾にも近いものがあります
風の盆ポスター 男女ペアで踊り歩く様子

いつか実際の風の盆も見てみたいとは思いますが、狭い地域のうえ相当な見物客が集まるとのことで、期間中はなかなか近づけない状態になるそうです。でもきっとものすごく綺麗なんでしょうね。

さて、八尾を練り歩いたところで富山旅は終わりになります。この後は北陸道に乗り、来た道を戻る形で京都へ。休みながらゆっくり帰ってると8時間くらいかかりました。

行き帰りの時間こそ長かったものの、今回の富山旅では車を持って行ったことでかなり自由に動くことができ、結果的にはよかったと思いました。皆さんももし行かれる際は、マイカーやレンタカーをご利用されることをおすすめします。
北陸道のリニューアル工事で対面通行・速度規制の箇所が多かったので、それが終わればもっと早く移動できるかもしれませんね。

以上、2泊3日の富山旅の様子でした。

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