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【部誌紹介】詩歌集『万花』💐
#2
広報の🍎です。
文学フリマ京都では、新刊『万花』を販売しました。
『万花』のちょっと詳しい解説を、こちらでしていけたらと思います。
『万花』概要
![](https://assets.st-note.com/img/1737722388-CwLvtXx2HNA5sdiuGQ7eUmO4.jpg?width=1200)
A5サイズ / 60ページ
詩23篇、短歌連作2作品収録
1冊500円(※文学フリマ京都での価格)
xにて目次と一部掲載作品を紹介していますhttps://twitter.com/Otanibungei_new
タイトルについて
『万花』になった訳
詩歌集ということで、万葉集から一字拝借し
また沢山の花々が咲き乱れる様子"万花"のように、作品たちが輝く
そんな願いを込めて、”万花”に決定いたしました。
タイトルを付ける取り組み
部誌にタイトルをつける取り組みは、今年度から始まりました。
以前は『紫明祭号2024』のように、販売するイベント名+刊行した年が呼び名でした。タイトルをつけるようになったのは、部員の発案がきっかけです。
![](https://assets.st-note.com/img/1737721294-79fvDyw5JQts8zWuXTh1lFeI.jpg?width=1200)
若葉祭号『春鳥』は、手に取ってくれた方にウグイスの春の声が聞こえるように。
紫明祭号『秋桜』は、一つ一つは控えめな花ながら、丘一面を埋め尽くす秋桜のようサークルがあれるように。
このように、季節に合わせて願いを込めたタイトルになっています。
今後『春鳥vol.2』のように続いていくのか、新たなタイトルが部誌ごとにつけられていくのか、まだ未定です。
”万花”以外の案には、販売時期の冬を想定した言葉が多くありました。”牡丹” "冬茜"などの中から、多数決で”万花”に決定💐
初の詩歌集制作
なぜ詩歌集なのか?
学園祭”紫明祭”は、11月の中旬。文学フリマ京都の開催は、1月の中旬。
準備期間が2か月も無い事に、幹部は大焦りしました。
通常の部誌には、10~15作品程度の短編小説が提出されます。
週二回の活動で、1日に2作品を講評したとしても
全ての講評を終えるために数週間を要します。
入稿し発注して、完成品の到着にも約2週間ほど📦
講評と編集のスケジュールに余裕がない。
また、部員に作品を執筆してもらう時間もとることが出来ない。
これらを解決するために発案されたのが、詩歌集の制作でした💭
学園祭号に短編小説を提出し、ストックが無くなった部員も
活動で詩や短歌創作の企画を行うことで、作品の提出が可能になります。
そして比較的、推敲や編集の負担を軽減することができ
講評に時間をかけることが可能になります。
詩歌集制作を決定し、学園祭が終わる前から作品を募りました。
制作過程
元々、歌詞についての話題が部内で盛り上がっていたこともあり、詩の関連企画はスムーズに行われました。
詩や短歌を書く人は部内に少ないものの、経験者を頼りながら初の講評会。
![](https://assets.st-note.com/img/1737716679-NXx2ZVfg6LuOvRzSBwtaGsJi.jpg?width=1200)
なんとか12月中に講評を終え、編集作業に取り掛かることが出来ました。
以前まで表紙を担当していた前部長が卒論で忙しい時期の4年生であることを受け、表紙は急遽 広報の私が制作しました。
いくつかのカラーバリエーションの中から、部員に選んでもらいました🎨
![](https://assets.st-note.com/img/1737721989-3SjFgPbUln05O9tuG6zmkLBJ.jpg?width=1200)
💐💐💐
今回の文学フリマでは『万花』を17冊、お迎えいただきました。
『万花』は今後、新入生歓迎祭である若葉祭や、来年度の学園祭”紫明祭”などでも販売予定です。
ぜひ手に取っていただけたらと思います。
部員たちの作品が、手に取ってくださった皆さんのもとで花開くことを願っています。
🍎(広報)