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「絵は"言葉では伝わらないもの"を伝えることができる」周りに評価軸を置く1人が、自分らしく生きていけるように✨️

絵を描くことで
見えてたものが、もっとはっきり見えるようになった。
知ってるはずなのに、今までなにも知らなかった気さえした。

絵って、言葉だと伝わらないものが伝わる。

世の中には、面白いものや考えがたくさんあるって気づける。

見る以上に知ることが出来て
書く以上に分かる。



お母さんの手
熱いお湯で洗うから、ささくれてる。

買い物の荷物が重いから、意外と腕には筋肉がついている。

食事はいつも、肉と魚が1日おき。
1番盛り付けが悪いものはお母さんが食べてる。

お母さんは本当に、家族のことを考えている人だ。

絵を書くまで気づかなかった。自分は最低だ。親不孝だ。ごめんなさい…。


だから僕は、もっといろんな世界を見たい。
藝大に行きたい。




先月、YOASOBIの「群青」に心打たれた私。
所属チームに共有すると、OJTさんと先輩が歌の元ネタである「ブルーピリオド」というアニメを勧めてくれました^^

進撃の巨人のように怖いシーンはないよ!
16歳の少年が成長する姿だよ!(👉進撃の巨人にビビる私はこちら)そう言って勧めてくれました。
※"16歳の少年" がキーポイントになる理由は最後に書きます🤭


群青という歌は
「好きなものに没頭すること、見えたままを表現することを肯定し、聴く人の心を奮い立たせる応援歌」になっています。

ただ、私はアニメ・映画といったフィクションが苦手で、普段見ることがありません…。そんな私が、ブルーピリオドを見入るようになった気持ちを、今日は綴ります^^

※まだ2話までしか見てないので、ハチャメチャなこと書いているかもですが、たった2話でも学びが多すぎたのでこの気持ちをアウトプットします⸜(*˙꒳˙*)⸝


■「何かを得たがっている私」自分の声を聴き逃さないで!

先輩たちに勧めてもらったのは1ヶ月前。
ただ、どこか聞き流している私がおり、気づけば1ヶ月Netflixを開くことはありませんでした…(ほんとにごめんなさい!笑)。

今朝目を覚ますと、ふと”ブルーピリオドの勧め”を思い出しました。何で急に思い出したんだろう・・・。思い出すということは、見ることで何かを得たい私がいる。自分の声を聴き逃さないで!と言っている私がいる気がして、今年初めてNetflixを開きました笑
※Netflixは弟が契約してくれています(弟ごめんよ!)


とりあえず、21話を全ダウンロード。
1話は20分ちょっと。

「家からシェアオフィスまでの徒歩5分、とりあえず見てみるか~!」
という軽い気持ちで家を出る。私は歩きながらスマホを見ないタイプなので、最初は音声でしか聞いていませんでした。

5分経ってシェアオフィスに着く。

席に座った私は、スマホを手に持ち、ブルーピリオドを見入っていました。

(※この先はネタバレを含みます)


■「空虚感を感じる表情の主人公」過去の私を見ているよう

高校2年生。成績優秀の主人公「八虎(やとら)」

一般的にはこうだ・・・」
「これが無難だ。」

という八虎の言葉が、シェアオフィスまでの通勤路で聞こえてきました。シェアオフィスに着いた頃、同級生の「ユカ」が登場。彼女は男性ですが、女装をしている。

どこか空虚感を感じる八虎の表情と、生き生きとしているユカの表情。
このシーンを見たシェアオフィス到着時、私の目はスマホにとまりました。

成績優秀かつ、
スクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐち やとら)。

ある日、一枚の絵に心奪われる。

その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポ根受験物語、八虎と仲間たちは「好きなこと」を支えに未来を目指す!

引用元:ebookjapan


周りに評価軸を置いて生きている八虎。

周りを気にして、周りに合わせて
周りの情熱、人が作った感動に合わせて生きている八虎。みんながタバコを吸うから、好きでもないのにタバコを吸う。無難に生きる方が良い、八虎はそう思っていた。

一方でユカは「八虎と真逆」という対比を表している

自分の好きなこと、信念を貫いているユカ。男だけど、女性の制服を着て、きれいな髪をのばして、お化粧をして、美術部で絵を描いている。
「これが自分だ!」と。


この時の八虎が、過去の私を見ているようでした。


■「絵って、言葉だと伝わらないものが伝わるんだよ」

八虎が美術部の絵に惹かれ
対立していたはずのユカに、誘われて美術部へ入部。対比している2人が「東京藝術大学に入学したい」という、美術の世界で同じ目標を目指しているストーリーが進んでいきます。

フワフワしていた八虎の言葉も
美術部で絵を描くことによってはっきりとしてくることに、さらに見入る私がいました。高校2年生の3学期、”親の印を必要とした進路調査”を学校に提出することになる。理由はまだわからないが、八虎は恐らく母子家庭で、一人っ子なのかな。お母さんが苦労して子ども1人を、貯金と戦いながら育てていることは2話の時点で分かりました。
(※2/20追記 現在2周目ですが、1話から思いっきりお父さんでてきていました笑 1周目に1はなしで気づかなかったことも資産として残しておきます(^^)/)

大学で美術を学びたい、という八虎の気持ちを知るお母さん。しかし、美術大学は費用がかかる。国公立大学分しかお金は出せないが、東京藝大の現役合格倍率は200倍!将来も安定するとは言い難い。お母さんは静かに、藝大進学を反対していました。

そんなお母さんを説得すべく、一枚の絵を持ってお母さんのいる台所へ行く八虎。「台所でご飯を作るお母さん」の絵を持ち

「絵って、言葉だと伝わらないものが伝わるんだよ」

冒頭に書いた言葉を伝えたのでした。
お母さんを説得でき、藝大進学を目指すことになった八虎。2話はここで終わり、私は仕事を始めました。


■「現部署でのプランナー職」本当に苦手な仕事なのかな…?

八虎のような気持ちを持ちたい。
2話まで見た今、私が真っ先に思ったことです。さらに別の感情も浮かんできました。この先は、想うがままに気持ちを書いていきます。

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●現部署の仕事
プランナー職。つまりクリエイティブな0→1の仕事。これまで成果を残してきた仕事とは正反対。苦手だけど、適性とは真逆だけど、自分を変えたくて、20代最後の挑戦!と思って異動を選んだ。
でも、本当に苦手な仕事なのかな・・・?

●私って、何かを作るの好きじゃなかったっけ。作ったもので、相手を喜ばすことが好き。学生時代は、よくアルバムをプレゼントしてた。この7年で1番楽しかった仕事は「前職の社内広報立ち上げ」だった・・・。

●お父さんは藝大卒
のりこ(母)は英文学科卒だけど、1社目退職後に美術専門学校に行き、デザイン会社でお父さんと出会って結婚している。

●弟も絵を書くのが好き
いつも書いていて、毎年お正月には手書きの年賀状を書くほど。あれ、遺伝子で考えたら素質がないわけではなくない…?

●でも私は絵を書くのが苦手。
写し絵だけはできたかな…。ただ、小学生と中学生の頃、何も考えず適当に出した作品が区で表彰されたことが実はある。

●さらに幼い頃、お父さんとのりこに
よく美術館へ連れて行ってもらってた。おじいちゃんおばあちゃんともあるな。嫌じゃなかった。ここ最近は、お父さんとよく美術館に行く。毎回楽しいんだよなぁ…。

●私って芸術センスはない
理系だもん。「答えが1つではない。誰が見ても解が同じではない。」というのは理不尽に感じていて嫌だった。だから、誰が見ても結果が同じ競泳は、あんなに苦しくても20年以上続けられた。

●でも今は…そうではないのかも
人によって、見る時の感情によって、答えが変わる。その楽しさを、この部署に異動して覚えてきた今。昨年の挫折を経て、多角的に物事を見るようになれることで得る楽しさを知った今は、そうではないのかもしれない・・・

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たった2話、40分の物語でここまで考えていることに、今はただただ驚いています。この先は、3話以降を見てから言語化してみることにします^^


■「好きなアニメを言語化する」”16歳の少年”にヒントが…?

そして、今日の仕事で
早速”ブルーピリオドを紹介してくれた先輩2人”に報告をしました。2人が言ってくれたことも資産として残しておきます!

おさやは「自分自身と主人公の八虎」の共通点や違いに気づき
自分の好きなものや、仕事に対する姿勢を見直すきっかけになったんだね。

自分の好きな作品を言語化することが、この仕事においても、この先の人生においても、おさやの訓練にきっとなるよ。

ブルーピリオドは
セリフ、表情、行動1つとっても「どんな感情になったからこうしたのか」というのを見れば見るほど分かる。そこまで見て「私とこういうところが似ている」と言えるようになると良いね!

ロジックを超える圧倒的なクリエイティブで
周りを黙らせる人財になってほしい!

リクルートのみなさんには、毎日毎日、本当に感謝しかないなぁ。寝る前に3話だけ見ちゃおーっと🤭そして、、


「思い出すということは、見ることで何かを得たい私がいる。自分の声を聴き逃さないで!」

今朝の私が自分に言い聞かせていて、見始めたブルーピリオド。この理由はまだ分からないけれど、主人公が「16歳の少年」というところにヒントがあるのかもしれない。

私は一昨日、16歳の少年だった教え子のことをnoteに書いています。


そして、私は16歳で後輩を亡くすという原体験を経験しています。

「16歳」というところに、まだ私自身が気づいていない、大きな意味がこもっているのかもしれない。

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