一夜漬けは、効率が悪い
「漢字のテスト、忘れてた!50問!」
と言いながら、
出発時間10分前に勉強しているの息子。
以前に予備テストみたいな形で、同じ問題をしたそうだ。その時は何も勉強していなかったのに66点も取れたものだから、本人は比較的、余裕をかまして、意気揚々とやっている。
まず答えのプリントを見て、覚えて、
そのプリントを隠して、全部書いていく。
そして自分で丸をつけていた。
朝は78点だった。
「よし! 残り22点だ!
後は、これで……今日は乗り切るぞ」
と言いながら。
それでも、
わたしに、何か言われるかも、と思ったようで
「直前の20分休みにな、
お勉強してる子もいる位だから
僕えらいやんな!」
って
言ってきた。
だから一言。
一夜漬けはね、効率的じゃないんだよ。
実は1番効率悪いのが一夜漬けなんだよ。
とだけ伝えた。
「どうして!?」って聞かれたけど
この説明をする前に
行く時間になってしまったので。
ざんねん!
学校に出発した。
わたしは、実は、塾の講師もしていた。
かの有名なラ・○ール高校の生徒の成績もあげたり、
アスペルガーの友達の、興味のない教科の成績も上げたことがある(あれは、わたしも友達も中学の時だった)
一夜漬けほど非効率的なものはない。
一夜漬けほど
もったいない時間の使い方は無い
そう言い切れるの。
だから、
整理して書いておこうと思う。
一夜漬けは非効率的だ。なぜか?
前の日もしくは直前に覚えたことを
そのテストで発揮する瞬発力は、つく。
瞬発力と集中力は、身につくかもしれない。
しかし、
同じ速度で、忘れてしまう。
脳みそに、一気に大量に詰め込むからか、
どんどん、同じ速度で忘れていく
どんな勉強をしても忘れるの。
でも、好きなことなら忘れない。
好きな人のよく聞いてた音楽だって、いまだに覚えてるし、憧れの先輩の名前も覚えてるのに。歴史の人物は、忘れた。
だから、お母さんに聞いてみて。
「好きな先輩いた? どんな人だった??」って。
大抵、かなり前のことなのに覚えてるから。でも「1192つくろう鎌倉幕府」のときの、幕府を作った将軍の名前とか、覚えてないと思うよ。興味ないなら、なおさら。
だから、忘れることも前提で勉強をする。
どのくらい忘れるか、は、集中力にかかってくるけど。
1時間のダラダラ勉強より、
15分の集中した勉強を4回する方が
はるかに覚えられるのよ。
だから、
1番大事なテストのときに、ちゃんと頭に残ってる。
日常の勉強×テスト前の追い込み=点数
だからね。
1番大事な受験のとき、
0からのスタートか、
ある程度先からスタートするのか?
この差は大きい。
計画的にしても、忘れるのだ。
どんどん新しいことを学ぶんだから。
だから、
忘れることも計画に入れてしまうのだ。
せっかく勉強するのに、
一夜漬けで、0まで戻って
0スタートで受験って、効率悪いよ。
せっかく勉強するなら、
頭に残ってたほうがいい。
その分、スタート地点がゴールに近いほうがいい。
だから、
毎日15分でもいいから、しっかり集中して行うの。
なんなら5分で良い。
トイレの5分で暗記するのもありだ!
とはいえ、
親御さんにトイレを占領していいか、確認してからにしてね。
「はーい、最後の板書はテストに出るよー」
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