大阪故鉄初の現場女子さかもっちゃん登場![後編]しょっぱい味のご飯を頬張る夜もある…それでも現場職で頑張る理由を語ります!
先週は皆様が待ちわびていた(?)
現場女子坂本さんの取材後編です!
前半はキラキラの笑顔で楽しく語っていた
坂本さんですが…後半は自分との戦いや時には…
喜怒哀楽からは逃げられない人間の感情が
爆発の仕事秘話も教えて頂きます…!
大阪故鉄の仲間達は義理人情!
鉄クズ現場は独りじゃない
技術職の現場のお仕事はどうしても
比較対象が出ざるを得ないですよね。
同期と比べることか昨日の自分と比べる…
どちらに近いですか?
私は昨日の自分より出来たか
出来なかったか…ですから後者です。
自分との戦いなんですね。
どうしても思うように出来ない時も
ありますよね。その時は裏広報(笑)の
芳尾さんに聞いてもらったりですかね。
そうなんです。
見えないところで助けて頂いています。
芳尾さんを取材した時も彼が主役なのに
今日は現場の子がこれをする日で…と
現場を把握し、語られていました。
坂本さんにとって同じ職種の現場の人達の
存在もバックオフィスの芳尾さんと
龍田さんの存在も大きいですよね。
龍田さんは諸福に来られた時にジュースを
くださったり、お昼も連れてくださいます。
お昼頃に彼がいると…チラッと見ちゃうんです。
で…お昼に行こうと!笑
ご馳走してほしいのでなくて
純粋に龍田さんと喋りたいですもんね(笑)
お昼に行くお店はどこが多いですか?
…はい(笑)社長が好きな担々麺屋さんによく
行きます!担々麺を食べて午後も頑張れます!
この流れで
普段のお昼事情を教えてください!
最初は大盛りの冷凍パスタの日もありましたが
今は…カップ麺の日や外食、様々です。
最近はスシローに3日間1人で通い詰めました!
…フェアがあったので(笑)
お昼は実は少量です、食べすぎると午後から
逆に動けなくなっちゃいますから。
本当は沢山食べたいんですけど…
龍田さんや芳尾さん、現場の先輩達とも
コミュニケーションが取れているようで
安心です。逆に、話してみたい人は
いますか?ブログをきっと読んで
くださっているので、アピールしましょ!
本社後輩の中川さんはまだ関わりが少なくて…
本社で玉掛けの動画を見せて頂いた時に
彼の金具の留め方が素晴らしかったので
コツとか聞きたいです。
現場の同期たちを交えて座談会
…やりたいですよね。
同期で集まりたいです!!
マニュアルが無い鉄クズ現場の苦悩
時にはホロリと感情も揺らぎます
大阪故鉄での現場職で持つべき心意気や
こういう考えは逆に捨てなあかんなど
坂本さんの考えを教えてください。
現場の募集も再開していますので
入社する後輩にここは覚悟してとか
ここは想像と違うかもとか…
私の苦手分野ですが、その時その時で臨機応変に
適切な処理を判断し、動かないといけない仕事。
マニュアルや答えが無いので
固定概念があるとダメです。
今まで取材した先輩社員が共通して
全員仰る臨機応変で答えが無い仕事…
レシピが決まっているのではなく
この料理を仕上げるのに今回のレシピは
これと自分達で考察する感じですよね。
瞬発力・判断力が必須でそこで悩んでいたら
怒られることもあります。例えば、アルミが
入って来たから、重機のある外ヤードで降ろす…
いや、現状の外はこういう状況だから、 今回は
建物内でやる…(前回と違う)とかがあるんです。
それをクレーンマンと無線でやり取りをして
コミュニケーションを取り、状況に応じて
処理の方法を考える必要があります。
コミュニケーションも必須ですよね。
危険を排除するために、時には強い
言葉を受けることもあると思います。
ぶっちゃけ…泣いちゃった日ってありますか。
無線でバーって言われて、ヘコむ日もあります。
ですから、泣いたことは何回もあります。
帰宅して、麻婆豆腐を食べながら泣いたことも…
麻婆豆腐を食べながら泣いちゃう日…
聞いている方も泣けてきますよ…。
現場職は甘くない仕事で、安心安全な
現場を担保し、自分や仲間を守るためにも
数年後は坂本さんや田所さんもその立場に
なるかもしれませんよね。やはり
体育会系の職種ではあるんでしょうか。
最近で言うと、田所くんはすごく声が
出るようになっています。「オーライ!」が
元気になっていると、先輩達が噂していました!
田所くんのオーライカッコいいですよね!
以前見かけた時にシャッターチャンス
のはずが、それを忘れるぐらいに
見入ってしまいました。そんなカッコいい
現場職の裏… 泣いちゃう日もあるんですね。
1回先輩から注意されて我慢できずに、その場で
涙が…その時に先輩を焦らせてしまったことも。
後からそーっと、箱の外から
「泣かそうとしたわけやないねん」と、
そのフォローにまた泣けてしまいました。
龍田さんの取材でも現場職の同期2人が
辛くて泣いてたのを見てお邪魔して一緒に
座ってお話しすることもあったようです。
同じように、同期の田所さんと
泣きあうこともあるんですか?
いや、彼は結構楽観的ですから…(笑)
見たことないです(笑)
(笑)逆に、同期の田所さんがいるから
救われるシーンはありますか?
身長が30cm差あるので、トラックとか
高い部分で届かない時は「やっとくよ」と
やってくれたり、重いものを持ってくれたり
めっちゃ助けてくれる、頼っちゃう存在です。
これがいい…これしかない現場のトリコ!
四国一周に賭けた現場への想い
…私は現場が好き!
大阪故鉄のいい所や前職から転職した
きっかけを教えてください!
『今ええこと言うたな。Xに書いとき!』と(笑)」
元々営業をやりたく入社した前職ですが
1年は現場研修でした。…その研修期間中に
現場のトリコになってしまいました。
現場に配属になったものの、会社の方針で
パートさんの管理を任されるようになった時に
自らが現場に入り込みたいと転職を決意。
ですが…最初は営業経験があるからこそ転職の
しやすさで営業の面接に行って迷走したことも。
当然ピンと来ず、もう1回本当にやりたいことを
考えていた時に…indeedでフォークリフトを
検索している、その時に気付きました。
「私、フォークリストがやりたいんだ」って。
そうしているうちに大阪故鉄が出てきて…
天井クレーンの、あの写真がバーンって出てきて
「これがいい…これだ!これしかない!」と
決めたんです。面接でやはりこれだと確信し
他の内定を全て断り、選考中の面接も全て辞退。
ただ、内定を頂いた時は喜びというより…
1日考えさせてくださいと悩みましたね。
本当にやっていけるのかなと。
確かに面接で鉄クズ社長は
すごく厳しさを伝えてくれますからね。
悩んだ結論は1人で考えたんですか?
大阪故鉄の面接までに、自転車での四国一周に
挑戦したんです。これが達成出来たら…と色々な
ことを考えつつ、独り自転車を漕いでいました。
「現場職は夏は暑くて冬は寒いやろうけど…
この四国1周が達成できたら私は現場でも
やっていける」って思ったんです。
坂本さんの現場への賭け旅だったんですね。
映画みたいなドラマチックな内定ストーリー
ですね…!現場のトリコ…現場の何が
そんなにいいか教えてくださいよ!
前職は倉庫のレイアウトを考える時に、自分の
アイデアで誤発注の減少等、どんどん業務改善を
形にしていくことや自分の考えでいい方向に
変わる現場を作ることが、すごく楽しくて。
リフトに乗れるようになってからは倉庫内の
レイアウトをこうして…と考案・構築して綺麗に
なった倉庫を見て…この感覚がトリコなんです。
それは今の仕事でも同じ。自分のガス切りで
美しいと思ったものは全部写真に撮っています。
現場のトリコ…しびれる名言!
そんな現場を愛する坂本さんでした
大阪故鉄での意気込みを教えてください。
仕事は楽しいことだけではありません。
私は臨応変に動くのがすごく苦手で…無線で
指示を出す時も、迷うこともあります。
検収(鉄屑の検品作業)でも最初に躓きました。
この商品はこれ、この商品はこれと割合を
言うのがすごく苦手で、研修中ずっと
言えなかった時期があったんですよ。
その苦手は、瞬時に割合の判断が
難しいってことだったんですか?
瞬時に判断できないし、判断が間違っていたら…
とミスを恐れていました。誰かが言ってくれる
むしろ誰かに言ってほしい…。ですが、私が
判断せざるを得ない状況になっていくうちに
今では判断が的確になりつつあります。
出来なかったことが出来るようになる…
本当にその連続です。だから今、臨機応変に
動けなくてすごく悩んでいることも、数か月後は
バリバリ誘導出来るようになるかもですし
重機や天井クレーンが今は分らない状況でも
操作出来るようになるかもしれないと思うと
すごく楽しみです。 出来ないことをどんどん
出来るようにしていきたいです!
素晴らしいです。もがきながらも
成長していくありのままの姿を
教えてくださり、ありがとうございます。
最後に、大阪故鉄の仕事で…嬉しさ何割
辛さ何割かを正直に教えてください。
嬉しさ6・辛さ4です、ありがとうございました!
坂本さん、ありがとうございました!
実は、龍田さんが横に登場したりと盛り上がった
この日の取材。坂本さんはいつも、笑顔で
駆け寄ってくれると喜んでいる龍田さんの横で
「話してみたい人いますか」と聞いた時に
「龍田さんやろ!」とすかさずアピールしている
龍田さんがより、笑いを繰り広げてくれました(笑)
そんな笑顔の取材の裏では…時にはしょっぱい
味の麻婆豆腐を頬張った夜もある坂本さん。
それでも、「現場のトリコ!」って言い切る
彼女のことがみーんな大好きな理由が
すごく分かった取材でした。
「私は臨機応変に出来ないことが課題」とずっと
言っていましたが…沢山の人を取材してきた
フリーランス採用広報からすれば何のその。
支店入社でも「本社の人達とも繋がりたい!」と
前職の日報の経験をXで活かせると新人ながら
鉄クズ社長に打診して実現をしたりと
しっかり想いを具現化出来ています。
何を隠そう、このブログの記事も坂本さんの
Xきっかけで出来た記事もあるんですよ。
そんな沢山のきっかけをくれている彼女を見て
現場を志す人が1人でも増えると広報冥利です。
何よりも…坂本さんがご飯に誘って面倒を
見てくれるかもしれません♪大阪故鉄は
これからも、仲間(宝)を探し続けていきますよ~!
▼坂本さん前編はこちら▼