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社員と求職者様へ知ってほしい&伝えたい▶大阪故鉄の今の課題と向かう先~後編~

皆様、こんにちは!
大阪故鉄のフリーランス採用広報です。

最近少し暑さが時間帯によっては
マシになりつつありますね。
現場職の社員達が働きやすくなっていたら
嬉しいです…が、まだまだ残暑は続きますので
油断は禁物です、気を付けていきましょう!

一昨日は安全衛生研修会を実施いたしました。

現場仕事はとにかく、安全第一だからこそ
この研修をすごく大切にしております。
岸田さんの取材でも熱がこもっていました。

また、この研修については記事にしますね。
今回は、現場職の現状や社員達への
折り入ってのお願いの記事です。
前回もお伝えしました
①大阪故鉄のココが課題
②当社社員へ伝えたい、大阪故鉄からの
 大阪故鉄の社員へ向けてのメッセージ

という内容の【後編】をお届けします。

正直なところ、これだけ社内の課題を
不特定多数がご覧のサイトで公開することは
まだまだ、未知の世界ではあります。

では、何故このような絶賛採用中かつ
仲間を増やしていきたい!というタイミングで
敢えて、このような課題の発信をするのか...

それは更新を楽しみにしてくださっている
大阪故鉄の社員や、社員のご家族や取引先様
そしてこのnoteをひとつのキッカケに入社を
決めていただく将来の輝く仲間
(今、ご覧のあなたかもしれません)のためにも
会社の今の酸いも甘いも発信していく
必要があると考えたからに他なりません。

入社後に「大阪故鉄で良かった!」
「家族に自慢できる会社でありたい!」

関わる人達に応援される会社でありたい
そんな鉄クズ社長の強い想いから
今週は…大阪故鉄の要の現場職の
課題・現状をお話します。

①大阪故鉄の現場職の課題
 …入社後の定着率&教育

掲載中のengage の求人原稿や
engegeのTOPページには、勤続年数17年と
記載している通り、長く働く社員が
多いことは紛れもない事実ですから課題の
発信は意外と思われたかもしれません。
2023年にはご縁に恵まれ5名の仲間が
2024年春~夏時点ではパート2名含む
10名の仲間が大阪故鉄の仲間になり
ありがたいことに、このnoteや
鉄クズ社長のXでの発信を見て
応募・入社を決めたという求職者様もいました。

再度、また現場職の募集を再開しています。
indeedの本社の現場職の求人でも
鉄クズ社長も語っている通り、今回の
4~6月の本社現場職の新入社員2名の
早期離職者を出してしまったからです。

この事実は重く受け止めねばなりません。
約半年ぶり(同期形成の大募集は6年ぶり)に
華々しく、採用活動を再開し
沢山の宝に出会えたからこそ…です。
紛れもなく、これは会社の責任です。
鉄クズ社長が上司と話し合ったり
募集を再開するにあたり、続いている
新入社員さんに取材を実施したことで
見えてきた原因は大きく2つあります。

①社内(特に新入社員の方との) の
 コミュニケーション齟齬

②求職者様へ鉄クズ現場で働く事の
 現実を事前に伝えきれていない

大阪故鉄の現場職は、安全第一。
業務中の少しの気の緩みが命の危険に
変わることもある現場であるが故に
現場の安全な稼働を最優先とするため
新人さんに横に8時間付きっ切りで仕事を
教えられる環境か…というと…正直違います。

勿論、新人さんへ仕事は教えます。
ただ、鉄スクラップ業界の特徴ですが
毎日、ルーティンなのかと言うと真逆です。
マニュアル化が出来るような事象が少なく
慣れてきた6年目の社員やベテランですら
「これ何?こんなん初めてや…」と
大袈裟でもなく、毎週この状態です。

それが故に、「あの新人さんはこの事例は
初めてだよね」と1つ1つ把握を出来る
仕事ではないのも、これまた事実。

ですから…勿論、先輩社員や上司も
気に掛けることは意識してほしいですが
新人側も「僕、これ初めてです!
どういうことなんですか?」

自ら情報を取りに行く気迫があることが
現場職では大切な素質だと、採用活動を
初めて約2年…そう確信しています。

また、強みと弱みは表裏一体の事象が
勤続年数が17年、平均年齢46歳と
働きやすさは数字が示しています

これは、次世代が入社する前の話。
数十年前に入社したベテランで大活躍中の
社員達の時代は正直「見て覚えろ」の
職人世界でやってきたが故に、教え方が
上手くない…いや、そもそも教えてもらった
経験が無い職人が多く、教えることを
まだ、理解していない現状があります。

どれだけ輝かしい仲間が大阪故鉄に
入社してきてくれたとしても、現時点で
上司・先輩がこの教育体制や姿勢のまま
新入社員の方と接し続ける限りはバケツに
穴が開いた状態で水を注ぎ続けるようなもの。
6年ぶりの採用活動を始めるにあたり
この状態を把握しきれていないまま
採用活動をスタートさせたことは会社の責任で
大阪故鉄が今、最優先で改善すべき課題です。
それにはやはり…社員の協力は必須。

当社社員へ伝えたい
大阪故鉄からのメッセージ

「直接言えば良いじゃん。」
「なぜこの場で言うのか。」
こう思われる方もいらっしゃるかとは思います。

自社の採用ブログで社員にこのような形で
伝える理由は大阪故鉄の大切な今の社員
この記事を読んでいる未来の社員
の両方の方にお伝えしたいからです。

お願いはただ、一つ!
ベテランも新人も一緒に
向き合い続けて共創してください

スクラップ業界では入社前に鉄クズに
興味がある応募者の方はほとんど居ません。
勤続年数の長い大阪故鉄の従業員だって
そうですし、鉄クズ社長も同じです。

だからこそ、最初の1年は特に…
覚えることだらけでしんどいです。
4月に新入社員で入ってきた現場職出身の
中川さんも「全然違う!毎日必死」
入社6年経った中村さんですらも
「未だに1人前なんてなってない。
仕事はしんどいよ~」
と、何年経っても、技術取得の日々。

今はどうしてもスマホ世代ですから
検索で調べたら何かしら答えが出る時代。
文字を読めば解決しますよね。
ですが、大阪故鉄の現場は…文字じゃなくて
自分から人に聞きに行って、教えてもらって
いや、時にはその先輩と【共に】考えて
答えや解決方法を導くような仕事です。
ここを、求人時点でも、面接時点でも
共に働く時点でも会社も気付かずに
きちんと伝えきれていませんでした。
ベテラン社員に対しても同じで
「見て覚えろ」での時代から自分達の
技術を上げてくださった皆様のおかげで
ここまで高品質かつ安心安全運営が出来
沢山の仲間と出会えています。皆様が
いないと大阪故鉄って、存在出来ないんです。
だからこそ!この皆様の軌跡を描き続ける
ためにも、ここは頭に入れて欲しいです。

人間、誰しもが一度伝えたからといって
完璧にできるわけではありません。

いい意味で職人たちは採用活動を信じて
託してくれています。選考はしっかりしますし
採用活動に力を入れているからこそ新入社員は
ポテンシャルを持った素晴らしい人ばかり。
だからこそ…一回伝えたしもう大丈夫!
と即戦力扱いをしている部分は否めません。

今は、そういう時代じゃなくなってきています。
未だにポケベルで連絡を取り合うことなんて
無いですよね。それと同じくらい「見て覚える」
教育では、難しい時代になっています。
文字を起こして、全てをマニュアル化に…は
難しい仕事であるからこそ、ベテランも
新人も中堅もお互いに気に掛けることは
現場職では必須ではないでしょうか。

ベテランは一度伝えたから大丈夫で満足しない
・中堅は新人が戸惑っていないか気に掛ける
・新人は待ちではなく、ちょっと
 図々しいくらいに周りに聞きに行く
※リアルタイムが難しい時は、タイミングを見て
 それでも、難しい時は…広報の久保田さんや
 総務の龍田さんに今困っていることを
 随時、伝えてもらっても大丈夫です。

大阪故鉄では引続き
現場職の仲間を募集中~!

現場職で働く現実をシビアに
お伝えしましたが、今までのことを踏まえ
より赤裸々に採用活動を再開しています。

会社が変わるべきところ
社員達の協力が必要なところ
応募者様にも事前に覚悟して頂きたいところ
これらを言語化してみました。
まだまだ、完璧ではありませんが
1つ1つ、社員達と共に創り上げていきます。
是非、ご応募お待ちしております!

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