#60:トルコ大地震に寄せて〜助け合うことが世界標準になる時代・SDGs考〜🌍
トルコ大地震が発生して72時間が経過
2月9日時点で、トルコ大地震が発生して72時間が経過した。
死者は1万2000人を超え
随時ニュースが更新されるたび
被害の全容が大きくなっていく様子に
いてもたってもいられない気持ちになる。
自分ではない誰かを救うために
日本からも、災害派遣が次々と出発している。
トルコ政府からの支援要請に基づき、国際緊急援助隊救助チームの第一陣18名が現地に向かって出発。
トルコ地震、警視庁が特殊救助隊と救助犬派遣
極寒の寒さの中
自分ではない誰かを救うために
現地に赴かれる方々に敬意を表したい。
ありがとうございます。
僕も寄付など
自分にできることでお役に立ちたい。
1999年にも起きたトルコ地震
トルコの地震というと思い出すことがある。
1999年に起きたトルコ・イズミット地震
僕は当時高校生だった。
文化祭でトルコ地震のチャリティーイベントを企画した。
クラスのみんなで餅をついて
磯辺餅やハチミツ餅を販売。
売上はトルコ地震で被害に遭われた方に寄付した。
元々はクレープ屋さんを出店予定だったが
抽選の枠を外れて
僕が企画委員だったので
どうしようかと思い悩んでのチャリティー企画だった。
抽選に外れてしまったことに責任を感じていたけど
逆にみんながとても乗り気になって
一丸となってお餅の販売をがんばった。
とても充実した一日だった。
小さなことかもしれないけれど
困っている誰かのお役に立てるかもしれないと思うと
嬉しかった感覚は今でも覚えている。
天変地異の時代と戦争
昨年はトンガの大噴火に始まり
ロシアによるウクライナ侵攻が始まった。
今、地球は気候変動をはじめ
天変地異の時代を迎えているように感じる。
これからも自然災害は起きるだろう。
そんな時に
戦争をしている場合ではない。
みんなで助け合わなければ
この時代は乗り越えられない。
たったひとりの思いは・・・
ロシアによるウクライナ侵攻が始まった時
この戦争が早く終わったらいいのにと願い、祈った。
しかし、1年が経とうとしている今も
戦争は続いている。
もしかしたら
自分一人が戦争の終結を望んでも
何の力にもならないのではないか
という思いがよぎる。
でも、そうではないと思う。
僕は10年以上平和活動に関する
ボランティア活動に参加してきた。
国内だけじゃなく
海外でも同じ平和への思いを持つ人たちと出会い
その思いを共有してきた。
平和とは自分たち一人ひとりが
責任を持って創っていくもの。
それが今、僕が持っている答えだ。
だからこれからも
今の地球に生きる人たちと
そのビジョンを共有していきたい。
思いが原点となって時代の空気を創る。
思いこそがエネルギーとなってこの地球を変えていく。
助け合うことが世界標準になる時代
これからは
助け合うことが世界標準になる時代。
僕たちは独りでは生きられない。
そんな風に創られている。
だから、助け合うのだ。
喜びも苦しみも分かち合うのだ。
そこから幸せを紡いでいくのだと。
トルコ大地震の被害に遭われた方々が
1日も早く、幸せな日常をおくれるよう
心よりお祈り申し上げます。