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#中央区

【東京都中央区】浮世絵を歩く 江戸百景第1景「日本橋雪晴」 名所江戸百景日本橋辺り 24.03.09_11:30

【東京都中央区】浮世絵を歩く 江戸百景第1景「日本橋雪晴」 名所江戸百景日本橋辺り 24.03.09_11:30

 東京を見つめ直そうと思ったのはいつ頃だろう?

 最近特に、古き良きみたいな風景にひかれる。

 今と昔を比べながら東京を感じたいなぁと思ったときに、広重が描いた江戸百景を思いついた。

 彼が残した江戸の風景と今を重ねて散歩すると楽しいのではないか?

 しかし、百景もあるのか・・・がネックなのだが(笑)

 
 ということで、まずは、江戸百景の第1景は春の部の「日本橋雪晴」

 江戸時代は旧

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日本橋川橋巡り3:常盤橋から神田橋まで

日本橋川橋巡り3:常盤橋から神田橋まで

さて、続きです。

常盤橋(ときわばし)

日本橋川は一石橋の先でカーブしているので、一石橋と常盤橋との距離はかなり近くてお互いがすぐに見える位置にあります。つまり橋が架かる方向もここで変わり、常盤橋は東西に伸びた道路上にあります。東岸は中央区本石町、西岸は千代田区大手町2丁目です。
「ときわばし(ときわはし)」という名前の橋は2つあって、こちらは関東大震災後の復興計画で作られた道路橋です。(とこ

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埋め立てられた川と橋があった場所(楓川その2)

埋め立てられた川と橋があった場所(楓川その2)

その2です。久安橋の隣の橋からになります。

宝橋(たからはし)

関東大震災復興事業で昭和4年(1929年)に架けられました。架橋されたのが比較的新しいせいか、不思議なほど名前の由来には触れられていません。やはり宝町の町の名前からなのですかね。橋の両側に楓川宝橋公園が整備されています。

松幡橋(まつはたはし)

明暦の大火後に架けられた橋のようです。橋の両岸の町が松屋町と因幡町だったため両方の

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埋め立てられた川と橋があった場所(楓川その1)

埋め立てられた川と橋があった場所(楓川その1)

楓川(かえでがわ)はかつて中央区にあった河川です。史跡看板には「楓川(もみじがわ)」とわざわざふりがなが振られているものもあるのですが、そのいわれと思われる「紅葉川」(もみじがわ)は別に存在しますので、ここでは漢字の読み方通りに「かえで川」と言うことにします。

楓川がどの辺りだったかというと、現在の都心環状線の江戸橋JCT(兜町)から京橋JCTあたりまででした。このあたりはかつて江戸前島だった頃

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