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<読書>架空犯

11月、とういうか、年末にかけて
新刊ラッシュのようです。

お金の話をするのもなんなのですが、
近ごろのハードカバーの値段の高いこと。
もちろん、装丁はしっかりしているし
紙質も良いし。
文句を言うわけではないのです。
しかしながら、
たくさん読みたいものがあるときは
おこづかい、たりてる?になってしまいます。
ま、自己投資ということで
片付けてしまう、お気楽onshiなのですけれども。

お待ちかねの、東野圭吾氏の新作
「架空犯」
青春小説&警察小説
誰にでもあった青春時代の出来事が
年代を経てミステリーの迷宮へと歩みだします。

「白鳥とコウモリ」もなかなかの作品だったのですが、
今回も五代刑事はさえています。
一貫して、映画をみているような興奮度でした。
ひとつひとつ、パズルをはめていくような緊張感。
序盤はゆっくりと進み、中盤からは一気に
謎解きのスピードがあがっていく
その構成のすごさには
何時も脱帽です。
東野ワールド炸裂ですね。

なのですが・・・
もちろん、ネガティブな意見ではないのですが。
今回は
登場人物のお人柄に
私的にはて?がついてしまいました。
なので、読後感があまりさっぱりしない。
”う~ん。もやもやもや~”

もちろん、エンターテイメントミステリーとしては
抜群なのですが、「そうくる?わたしならそんなことは
出来ないなぁ・・・」と
思ってしまいました。
是非、お手に取って、謎解きと登場人物に
感情移入して、自分ならそうするか?を
考えながら読み進めると面白いかと思います。

ただ、猫好きの私にとっては
猫が出てきたのがとてもうれしかったです。
謎解きには関係ないのですけれど
やはり、私は単純ですね。
感想もあくまでもonshi目線ということで
お許しくださいませ


今日もご機嫌でおねんねしています

~お読みいただきありがとうございました~

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山河恩子(onshi)
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