守るべきか?
「バリアフリー」という言葉が言われるようになって久しいですが、一方で、その弊害についても色々と言われていますね!?…にもかかわらず世の中バリアフリー化…どんどんと進んでいますね…(-_-メ)
ある年の厚労省による人口動態統計データでは、不慮の事故死約4万人のうち、約1/3に当たる約1万4千人が家庭内事故であり、この数字は同じ年の交通事故死者数の約2倍なんだそうな…(@_@)
身体機能の低下などから、わずかな段差によるつまずきや転倒、浴槽内などでの重大事故が増えている…だからバリアフリー化を勧めなきゃいけない…って図式が世の中(政治家やお役所など)の考え方みたいですが…
しかし…それでええんか?…(-_-メ)
まあ、公の場では何かあったらクレーマーが文句言う世の中ですからね…転倒予防って言いつつ、実の所クレーマー対策と言ってもいいかもしれませんがね…(-_-メ)
転ぶといけないから…というのがバリアフリー化を進める(勧める)根拠なのでしょうが、果たしてそうなのでしょうか?
昔の日本を考えてみましょう…段差あり、敷居あり、道路はあぜ道…なバリアアリアリな環境…それでも老若男女問わず、おじいさんおばあさんは普通に生活していました。それはその環境に「慣れているから(常に鍛えられているから)」…とも言えます…
バリアフリー化が進むにつれ明らかになった一部でささやかれている問題点…結局足腰弱って転倒する…という現実…
「バリアフリー化は(転倒骨折を増やし)寝たきりを増やす」とまで言われています!
バリアアリアリな環境では、それを乗り越えるために足(脚)を持ちあげる、注意をする…といったことを常に自然に無意識のうちに行っていたわけですが、バリアフリーになってその注意をする機会が減った…そのため移動の際注意する機会も減り、足(脚)が持ちあがらなくなった…そうなると、結果的にちょっとした段差で簡単につまづくようになる…
事実最近よく聞くのが「自宅でじゅうたんの段差で転倒」「家の中でも何か物が置いてあって躓いて転倒」…外に出れば「何もないところ(道路路面のうねり)で転倒」ってケース…だから外に出るとコワイから家の中に引きこもる…
考えりゃ~当たり前な話ですけどね…
人間は使わない機能から衰えていきます…段差を認知し乗り越えるために必要なだけ足を持ちあげる…この機能を忘れるように仕向けているのがバリアフリー…だからその他のちょっとした所でつまづき転倒しやすくなってしまう…
これ…高齢者に限った問題ではありません…
子どもにも同じことが言えます!
例えば…「子どもロコモ」って言葉まで出てきてますしね~…
そもそも鍛えなければその機能は獲得できません…普段から日常の中で段差を認知し乗り越えることを行っているか?…いないか?…それはその後の事故に会う会わないの違いとなってきます。
バリアフリーな環境で育った子どもが、外に出て何もない道路で転ぶ…屋内の環境を整えすぎることでバリアを乗り越える能力を獲得しておらず、その状態でバリアアリアリな大海原に(外に)出るわけですから、そりゃコケます…
「安全の代償」(リンク先参照)でも述べてますね!
原因をとにかく靴に持っていく方もいらっしゃいますけどね…(笑)
…で、靴売って一儲けってパターン…( ̄▽ ̄)
…話ソレタ…( ̄∇ ̄*)ゞ
もしくは、バリアアリなお友達のお家に遊びに行って、お友達の家で躓いて転んでケガした…
…これもタマに聞く話です…(-_-メ)
これでお友達を非難してたら目も当てられない…(-_-メ)
悪いのは我が子を鍛えてこなかった保護者なのに…
何事も経験させず鍛えずに…危機に対応する能力を身につけさせず箱入りに育てるか?…諸々の身体能力を身につけさせるか?…それは保護者次第…
我が家も基本バリアフリーなのよね…ところどころ敷居はちょっとだけ(ほんの1~2mm程度)はあるけどね…(^-^;
自宅を作るとき、当時知識も乏しかったので設計士の言いなりに作ってシモタ…(^-^;
昔ながらの日本家屋的な作りに建て直したいけど、先立つものがありませんし…( ̄∇ ̄*)ゞ
なので、我が子たちは小さな時から鍛えることを怠らないようにしてきました!…我が子の将来のためにもね!
どうやって鍛えるか?…そりゃ~色々です…(笑)
けど、決してお金かけてるわけではありません…ちょっとだけ時間はかけてますけどね…(笑)
その中の一つは…やはり「徒歩通園」ですわね…(笑)
実は重要な事ってのは0歳から始まってますけど…(笑)
自ら行っている幼稚園児の足形測定結果から、徒歩通園している園児は、車通園している園児に比べ、運動能力が高い…ってdataも得ていますし!…まっ、これも考えりゃ~当たり前な結果ですけどね…そのあたりの詳細は下記リンク先をご参照ください…( ̄∇ ̄*)ゞ
・「歩くことの勧め」(リンク先参照)
・「歩くことの勧め2…歩かないと扁平足になる!」(リンク先参照)
・「歩くことの勧め3…続・歩かないと扁平足になる!」(リンク先参照)
・「歩くことの勧め4…徒歩通園の子は運動能力高い!」(リンク先参照)
守るべきか?…鍛えるべきか?…あなたは我が子のために、自身のために、何を選択しますか?
大変なのは妻ね…(^-^;
私のいう事を実践すべく…幼稚園の3年間ほぼ毎日片道30分の道のりを徒歩…我が子のために頑張ってくれました…ホント頭下がります…( ̄∇ ̄*)ゞ感謝
おかげで我が家の子どもたちの足はとっても健康的!…風邪もほとんどひかないし…妻も歩くので健康にも体重的にも良いしね…(笑)
子どもたちが幼稚園卒園して通園で歩かなくなったら妻…体重増えた…ってのはココだけの話…( ̄▽ ̄)
※2017/04/19blog記事を改編