全体像を提示せよっ
スマホを使っているとき、下の図のようになるとストレスを感じませんか?
アイコンがぐるぐる回っていると、いらいらしてしまいます。
「いつ終わるのか?」という見通しが持てないからです。
一方、プレイステーション4(ゲーム機)は、お見事です。
「残り37分」と時間を示すだけでなく、横長のバーを使って視覚的に進行状況を説明しています。
全体像がわかればストレスが減ります。
残り時間も明確なので「よっしゃ、今のうちにカップラーメンでも食べておくか」といったことも可能です。
何かを説明されるとき、人の心理状態は『負』であることが多いです。
こんなとき、全体像がわかればストレスを軽減することができます。
「わかりやすい説明の書き方講座」の12回目です。
この講座は、
という考えのもと、「よりよい説明ができるようになりたい」≒「よりよいnoteを書きたい」という方に読んでほしいと思っています。
全体像の種類❶~構成~
どのような流れで説明が展開されるか?
100円ショップのダイソー、あなたは行きますか?
私は月に1,2回は行きます。
ただ、いつもどこに何があるか混乱してしまうんですよね・・・・・・。
ですが、画期的な工夫をしている店を見つけました。
入り口に、|店内の全体像《》がかいてあったんですよ。
これなら、必要なものがすぐ買えます。
noteの記事もコレと同じです。
文章全体の構成がわかれば、自分が必要な情報まで一気に飛べます。
たとえば、下の記事。
目次が設定されているので、
といったことも可能です。
価値ある記事が多いnoteにおいて、記事の構成がわかれば必要な内容(興味のある内容)にすぐアクセスできます。
また、構成がわかれば読み終えるまでの「見通し」が持て、精神的に落ち着いて記事が読めます。
『HUNTER×HUNTER』という漫画では、
が実施され、多くの脱落者が出ました。
「終わりがわからない」って、つらいんですよね。
カーナビも、目的地を設定すると、最初に構成(どんなルートで着くのかの概要)が表示されますね。
全体像がわかれば、運転を頑張るママ・パパも、
と見通しが持て気持ちよく運転ができます。
全体像の種類❷~全体量~
どれくらいの量・数か?
さきほどのドライブの話の続きです。
千葉駅からディズニーランドに向かう途中、後部座席から子どもの、
といった声が聞こえます。
ここで、ブチギレてはいけません。
子どもたちは、全体量がわかっていないのでストレスを感じて当然なのです。
ですから、出発する前にナビの、
この画面を見せ、「1時間かかるよ」と言っておいたり、途中で紙の地図を見せて「いま、ここだよ」と教えてあげればいいのです。
noteの記事もコレと同じです。(また出た!)
最初に全体量がわかれば、安心して読めます。
noteでは、画面の右端を見れば大体の文字数がわかりますね。
お気づきかもしれませんが、この『説明』シリーズでは、
といった具合に、文字数や読む想定時間を書いています。
記事全体を読む前に、参考にしてほしいからです。
ただ、ここでの全体量は「文字数」に限りません。
次の記事をnoteで見つけた時、タイトルに惹かれて読みに行きました。
だって、
と気軽に読めそうですから。
他にも、次の記事も魅力的です。
「3つのポイント」と書いてあれば、
などと心構えができます。
『大事なこと』や『ポイント』の数を示せば、読み手のストレスを軽減して説明ができるのです。
4.まとめ
大事なポイントをまとめます。
★★★★★★
1)全体像を示せば、読み手は安心して読める
2)全体像の種類❶~構成~
➡noteでは目次を設定し、快適に読んでもらおう
3)全体像の種類❷~全体量~
どれくらいあるか、量や数を示そう
★★★★★★
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