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集合算「表は二律背反に限らないが2つの事柄まで、ベン図は従属にも一部対応できるが3つの事柄まで」

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前回まで、消去算・いもづる算を学習してきました。
そこでは、問題文を定式化することから始めました。
そして、消去算・いもづる算は、中学以降では、一次(不定)方程式と呼ばれるものを解いているのだ、ということを紹介させていただきました。


ところで、中学受験の算数の文章題の分野に、消去算・いもづる算のほかにも集合算、と呼ばれる単元があります。

集合算は、原則的には、イエスかノーかに分けられる事柄が複数あって、それらについていくつかの情報が与えられて、そこから、別の情報を引き出すことを問われるジャンル、ということができるかと思います。

そこでは、与えられる事柄の数によって、表現される具体的状況の場合の数が決まってきます。


ⅰ)与えられる事柄の数が1であれば、表現される具体的状況の場合の数は2通り

例えば、
学校に通うのに自転車を使っているかどうか
であれば、

自転車を使っている
自転車を使っていない
(2=2通り)


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