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雑記102 夜の時間、気がつくとどんどん時間が流れてしまうように感じている。

雑記102 夜の時間、気がつくとどんどん時間が流れてしまうように感じている。


文字数1800




夜、気がつくと時間がどんどん過ぎていく。
寝るのがつい遅くなる。
こうした時間の経過はまるで魔法のようだと感じる。

昼間の時間と夜の時間は別物のようで、気を抜くとあっという間に、自分が望まないような遅い時間に突入していることは多い。

気合いを入れて、一気に就寝までの行動を片付けてしまうのが良いのだろうか。



夜は日中と比べてシーンとしている。
日中は夜に比べてザワザワしている。

人の多いところでも、人の少ないところでも、夜と日中は、なんだか片方はシーンとして、片方はザワザワした感じを自分は覚える。

夜のシーンとした感じの中でこそ、できる勉強がある気が自分はしてしまう。
よく、夜やることを朝やるようにすると生活サイクルが改善されて良い、と話す声を聞くが、
夜と朝の時間の質が何か違っていて、その「質の違い」は高い低いの問題ではない。




夜になると、自分は日中にできなかった何かしらの勉強をしたくなることが多い。

ジャンケレビッチ(ヤンケレビッチ)という思想家?は、ショパンのことを研究していたようで、ショパンが生活サイクルの中で積極的に創作に勤しむ時間帯について言及していた。
彼によれば、ショパンは夕方にならないと創作を始めなかったらしく、「その時間帯が持つ性格」が創作に強い影響力を持っていると考えていた、というようなことを書いていたように思う。

(夕方や深夜だから作れる曲があって、それは不思議なことに朝や昼間だと作れない、という具合に言ってみてもいいかもしれない。)




あれこれ書いたが、自分としてはとにかく、
「今日は読書・音読など、やっておきたいことをそれなりにやれて気が済んだなー」と思いながら1日を終えたい。
その上で、「けっこう今日は思ったよりも早く就寝できそうだ」と思えるようでありたい。

「今日は、なんだかいたずらに時間が空費されて、読書・音読など、やっておきたいことが全然できずに今になってしまった…」となることは避けたく、なおかつそれが、「やっておきたいことは全然できなかった上に、思ったよりもずっと遅く就寝することになったぞ。」となるとなお悪い。

前者が生活の中で占める割合を増やしていきたい。




音読愛好家という名前でブログを書いているが、自分が生活の中で本を読んだり、実際に音読をできる時間は限られている。

雑事に追われ、1日に1分も音読せずにその日が終わることも多い。

夜遅くについに音読の機会を得て、何かしら音読し始めたところ、熱中して10分くらいのつもりが気がつくと45分くらい経過していて、没頭して充実した時間を過ごせた点は良いが、その後の生活サイクルの運営の上でしわ寄せ的に余計な大変さを感じることもある。

それにしても平均すると、1日平均でどのくらい音読をしているのだろう。
おそらくそんなに大した時間量ではないように感じている。


ブログ用に文章を書くようになって、音読に割ける時間は、そこから文章作成やメモ作成にも時間が割かれて、おそらく前より減った。

だが、文章やメモを作成するようになって、音読にも張りが出てきている気はする。




パッと音読ができるタイミングが自分に与えられた時、そして、多くの本から音読する本を選べる時、どれを選ぶか迷出し、困惑することがある。
音読に割ける時間は貴重で、無駄にしたくない、と思っているが、そういう気持ちが、「良い選択をしよう」というささやかなプレッシャーを自分にかけて、それが良く無い効果を自分にもたらしている気がしている。


そういう時に、「今週は平家物語を読む期間」などと自分で勝手にキャンペーンみたいなものを作っておくと、とりあえず問答無用で平家物語を読めばいいので迷いがない。

先月ごろか、ツキジデスの戦史に熱中して、何日も連続して、その本ばかり読んでいた時があった。
そうなっていると楽である。

そうした、熱中や没頭の対象の本がその時に明確にないと、ある一冊に手を出そうとしながら、「他の本も捨てがたい」などと考え出してしまう。




あれこれ自分が、自分の生活サイクルについて感じることをこうして書くことで、自分の生活サイクルを、何かしら、より自分にとって快適なものに調整していくきっかけを得られたら、と期待している。

ここまで。

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OndokuAikouka(音読研究×小林秀雄散策)
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