お茶も佐賀が発祥だよ。【おむすびからの学び教育。#20】
日本の茶葉の歴史は、佐賀の背振山から始まっています。背振山は、佐賀県と福岡県にまたがる山系であり、この地で栽培された茶葉が日本のお茶の歴史を作りました。
日本茶をもたらしたのは、臨済宗の開祖「栄西」。1191年に、佐賀県脊振村にある霊仙寺の庭に、蒔いたとされています。
*今は勝手にお寺に植物植えたらダメですよ。
栄西は仏教と共にお茶を日本に広むようと、
お茶の本もかいています。
おでこ広い人は、頭がいい。
喫茶養生記には
「茶は末代養生の仙薬,人倫延齢の妙術」
との序文があるようです。
お茶はカラダにもいいし、長生きもする。
お茶のもー!日本人は、お茶のもー!
仏教と共に、中国でお茶の効能などを学んだ栄西。
当時のお坊さんは、本当にマルチクリエイター!
現代は業務が細分化しすぎちゃってますが、
本来は幅広く学ぶことが、面白いアイデアを生むことを先人たちは教えてくれています。
背振山で栽培された茶葉は、各地へと広まっていきましたが、お膝元、佐賀嬉野でも茶葉の栽培が始まりました。嬉野のお茶は、嬉野の肥沃な大地と恵まれた気候風土の中で育まれ、現在でも高い品質を誇っています。
ちなみに、嬉野の地名の由来は、
「うれし〜の」
「めっちゃ、うれしー!!」
って気持ちの表れが、嬉野。
嬉野のお茶の歴史は古く、1593年に茶の栽培が始まったと言われています。
嬉野のお茶は、製茶技術の進化とともに、その品質を高めていて、その高い品質から、全国茶品評会で数々の賞を受賞しています。
「あな、うれし〜の!!」
嬉野のお茶の特徴は、まろやかな味わいと香りです。背振山から始まった日本の茶葉の歴史を受け継ぎ、現在でもその伝統を守り続けています。
嬉野のお茶は、日本の茶葉の歴史と文化を象徴する存在?!と言えるでしょう。いや、言えます!
おむすびのお供は、お茶。
お茶を飲んで、リラックス&覚醒して、
楽しい日常を。
お米の発祥に関してはこちらでも。