続・奥武蔵について語るときに僕が語ること【9月:ときがわ10座をめぐる冒険編】
レース開始から4時間弱が経過した。練習で山を4時間走るとそれなりに長く感じるが、レースでは思いのほかあっという間だ。
鬼門となると思われていた、飯盛峠のエイドを無事通過してこれからグリーンライン沿いの山々を登ったり下ったりしながら県民の森を目指す。
事前に行った試走から、グリーンラインは標高が高く風が抜けやすいことに加えて大きな登りや下りがないことから飯盛峠までの低山区間で多少暑さにやられてしまったとしても、ここで回復できるのではないかと見込んでいた。しかし、この日の最高