スピッツ「春の歌」歌詞考察
こんにちは、奥pです!
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さてさて、今回はスピッツさんの名曲、「春の歌」の歌詞考察をしていきたいと思います!
※スピッツのボーカルである草野正宗さんは、歌詞に対して思い思いに広げっていってほしいとインタビューで話されているので、ここからの内容は全て憶測であり、押し付けるつもりもなく、私はこう思いますという考え方になります。
割と最初はダーク
まずは冒頭の歌詞
「重い足でぬかるむ道を来た」
なんだか最初からタイトルとは似ても似つかないスタートですね🤔
次も見てみましょう。
「トゲのある藪をかき分けてきた」
察しの言い方はもう気付かれたかもしれませんね!
少し先を見ましょう!
「長いトンネルをくぐり抜けた時 見慣れない色に包まれていった
実はまだ始まったとこだった」
なんだかんだ頑張ってジャングルのような過酷な状況を乗り越えてきたけど、超えたと思ったら、全然知らない世界で、今までのジャングルは練習のようなものだった。
ということを主人公は認識します。
ちょい明るくなる
さぁ、主人公はキツい環境を超えてきたわけですが、心は既に崩壊寸前まで来てますねぇ〜。
皆様も経験があると思いますが、辛い時はどうしても弱音が出てしまうものですよね。
しかし、そんな弱音を吹き飛ばすのが次の歌詞
「どうでもいい」とか そんな言葉で汚れた心 今放て」
なんと心強い歌詞なのでしょうか!?
このフレーズだけでも救われた方も多いのではないでしょうか?
ここからサビに入ります。
「春の歌 愛と希望より前に響く」
春と言ったら、皆様はどんなものを連想するでしょうか?
桜、入学式、公園デートなどなど。
人によって様々だと思われます。
そして春と言えば、希望や愛、勇気などといったポジティブなことが思い付くことでしょう。
ただ、主人公は自分の中にある「春の歌」が愛と希望より前に響いてしまっています。
完全に自分が直面している課題
「知らない新しい世界をどう超えるか」
これは皆様にも経験があるのではないのでしょうか?
転職してみたはいいものの、全然違う労働環境、前にはいなかった怒鳴るタイプの上司、前より厳しいノルマなどなど。
大学生から社会人になる時、責任の重さを知り、24時間会社の人間として動き、嫌な相手ともチームとして働かなければならない。
辛いことは多種多様で本当にきついです。
主人公はまるでドラマに出てくる冴えない会社員のような人ですかね?🤔
君とは?
ここまで読んでくださった方は、自分1人が未知の世界に挑み、壁を越えようとしていると思って頂けたかと思います。
では、続きの歌詞です。
「聞こえるか?遠い空に映る君にも」
え??君って誰?ってなりますよね!☺️
この曲、ラブソングだっけ?と思うような感覚に陥りますね!
実はこの「君」、この歌の全てを語ってくれる役割を担っています。
この「君」が誰なのか分かると、ただの応援ソングではなく、人生のテーマとなりうるでしょう。
いったい、君とは誰なのでしょうか?
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