子どもの性被害への祈り

アタイ自身がそうだから、だからこそ本気で願うし祈る。

子どもへの性被害が撲滅しますようにと。

子どもの被害「身近で特別でない」　性教育で学ぶ自分の「境界線」 (毎日新聞) https://u.lin.ee/EEW2TEl

2023年4月22日 17:00更新 
2023年4月23日 11:53
毎日新聞社

つい先程、上記内容文を拝読した。

特別扱いでは無く日常に潜む恐ろしい行為を理解しているか否か。
そこが論点だが、どれだけの人が理解しているのだろう。

アタイは自分の性被害を先ず晒して置く事にする。
・実父の弟からの性被害(挿入有)
・母親から胸等を勝手に触られた
・入浴姿を家族に覗かれる
・スイミングスクールで男性コーチにタンポンを生理中の使い方として実際に挿入される
・知らない人にレイプにあう(堕胎を経験)

こんな感じ。
でも、小学生の頃、同級生の子は兄弟からの性被害を受けていたり、女子同士で母親は何故胸を触るのか嫌だけど何なのだろうと話が出たり、ある男子は高学年になっても母親と入浴して居たり、女子も父親と。
他のスポーツをして居た子は胸の揺れないスポーツブラを男性コーチと買いに行ったり。
高校時代、ちかん騒ぎは日常でレイプやヤり逃げでの堕胎で体育を休む子は年に数人は居た。

アタイ自身、自分の記憶に蓋をしてしまっても居た。
知らず知らずのうちに自分の身に起きた事も周りに起きていた事も当たり前では無い事をモヤモヤしつつ苦しい感覚を持つと息が出来なくもなるから
(生活も子ども独りではどうにも出来ない、逃げようが無かった)
怒りや苦しみはLIVEやスポーツで発散させて、あとは普通のふりをして日常生活を重ねた。

でも、アタイの性被害はアタイの精神を様々な時にフラッシュバックして掻き乱し、人間関係や社会生活を壊した。

人生の途中で出会った同じ様な体験をして生きていた同年代の友人になれそうだった子はある日、自ら命を絶った。

少し年上の方でやはり似たような境遇の人は性被害が原因で自分の性別も何も分からなくなったと言って居た(恋をしないセクシャリティとも全く違う状態だった)

男性で幼い頃に性被害にあった人とも出会った。
彼は恋をしようと努力していたが、実際に性的な場面となるとフラッシュバックで出来なくなって薬に手を出した。

アタイ達は逃げようが無かった。
逃げるなら犯罪を犯して少年院を目指したり、中学卒業したら家出して水商売かヤのつく道へ入るしか無い、そんな状況だった。

何故なら、誰も守ってはくれない事も誰も味方に成ってはくれない事をも理解してしまっていたからだ。

それは、自分達の性被害と同じ様な体験談は年上の人から耳にしては大人側の知らんぷりする姿も被害側を怒る姿をも見て来たからだ。

今、ようやく、ようやく、本当にようやく日本でも性被害は当たり前の雰囲気をそれは駄目だと否定して良い事だと言う流れが出て来て嬉しい。

それでも未だ忖度でジャニーズ事務所の性被害はグルーミング状態すら大きく問題視されて居ない。

海外と日本の差をまじまじと感じる。

それでも一歩一歩進んでは居る。

お子さんが居る方々はたとえ自分の子ども、お腹から出た子ども、育て上げている子どもでも他の人格の人間として適切な距離感を大切にして欲しい。

ベタベタが愛情表現では無い。
その子どもが欲しがる適切を判断する事が愛情だと思う。

性欲が悪い訳でも無い。
正しい性欲との付き合い方が必要。

何より正しい人とのバウンダリーが今、日本では求められ始めている事を大切にして行けたら幸いだと考える。

大人同士がしっかりして居れば、見ている子ども側も真似しやすい。
そして子ども側も当たり前にバウンダリーが守られていれば、自分の周囲をも大切に出来る余裕をも持てるだろう。

一つ一つの精神的な被害問題を解決して行く事は最終的に日本に住む人間の幸せな感情を高め、チャレンジする事への根底の安定にも繋がり、それ等は一人一人の心身や経済的豊かさに導かれると想像する。

最後に重ね重ねとなりますが、性被害は感情を壊す脳みそへのダメージでもあります。
また、時に身体をも永続的にケアが必要となる問題です。

そして、勿論の子どもだけでなく、大人となってからの性被害者への対応も当たり前に変わりますように祈り求め続けます。


被害側は悪くない。
どんな事情があれ、相手が悪い。
忘れないでください。
子どもは感情が伸びる大切な時期の人間です。
大人は大切に小さき人が夢を持てる大人へと成長出来る様に見守り導きましょう。

そして、自分に辛さを抱えた大人は(勿論子どもも)精神科医のドアを怖がらないでSOSとしてノックしてみて下さい。

今、精神科が需要が出て来た事も有り、少し予約が難しい場合もあります。
でも、予約をしないよりはマシです。

◎精神科→初回は30分～1時間程診て下さるかもしれませんが、その後は5分～15分、自費診療で30分～1時間の場所がほとんどな感覚です。初回にその方の現状を見極め、次回以降は服薬調整や心身の動きの波の状態把握となる感じです。

◎心療内科→精神科とほとんど変わり有りませんが、身体に及んでいる事から汲み取って下さいやすいかもしれません。例えば、最近眠れない、胃腸の調子が悪い、頭痛がする、身体が痛む、人混みが怖い等。それ等が身体的問題ならば他の病院へ例:眠れない、頭痛は脳外、胃腸は内科へ紹介状を出して下さる先生はいい先生です。何でも出来ると言う感じの先生は怪しんで下さい。

◎臨床心理士の居る病院での診察→精神科病院や大きな病院に居る場合が多いです。彼等は悩みを聞き、解決迄を共に過ごすプロ。話を聞いて欲しいと言う方は臨床心理士のカウンセリングを通して自分を見つめる方が自分の求める時間を得られるかもしれません。カウンセリングは大体30分～1時間です。病院によっては保険適応ですが、自費診療扱いの場合も有ります。

上記◎の3点、以下の文章はアタイの個人的な意見ですので、ご参考までに。
御自身の責任によって通院を大事にして下さい。
また、先生が合わない場合はサクサク変えるのもポイントですが、精神科のドクターショッピングは状態悪化及び時に命を落としかねない為慎重に。先生に疑問等をきちんと伝えられたり出来ると相手が知れて良い方向へ向かいやすいかと。
また、広告が出まくってる先生はお金を出して広告を出しているだけで治療が上手とは限りません。
有名さも大切ですが、講義場所を持って居たり、地元で基盤があったり、他の科の先生がおすすめして下さる病院を訪ねるのも手かと。
また、児童精神科医も様々な所は有りますが、お子さんの先生との相性も大切に繋がりを持ち続け、お子さんが大人となって困り事が出た時にも相談に応じて下さる先生と出会えたら幸いかと思います。

そして、他者からの民間療法に惑わされないで治療に繋がれます事を何より祈っております。
(宗教や食べ物だけで精神的苦痛や病変は決して治りません)

長々となりました。
ここまでお読み下さり有難う御座いました。
性被害も精神疾患も骨折と同じ様に誰にでも起こりうる病院対応案件です。
性被害を受けた方の尊厳が大切に扱われる国になります様に。
子どもの性被害を皆で防いで行きましょう。
大人の皆々様も御自身を大切に。

皆々様の明日が素敵な日々であります様に祈っております。
感謝を込めて。