オンラインイベント「トマトな公開会議」レポート
こんにちは、「はじまりのトマトソース」です。11月25日(水)、「はじまりのトマトソース」初のオンラインイベント『トマトな公開会議 VOL.1』を開催しました。
「はじまりのトマトソース」の魅力を店長三浦と妻の真由美さんが伝えるとともに、今後の展望や開発アイデアについて語り合いました。本レポートでは、その一部を紹介します。
(聞き手:髙橋みゆき、宿木雪樹)
トマトソースをベースにしたアレンジ商品開発
髙橋 「まず、これから開発したい商品のアイデアを聞かせてください」
三浦 「オンライン販売の一歩として、『はじまりのトマトソース』を販売しはじめました。まずは国産トマトから生まれたトマトソースのおいしさを広めるのが先だ、と。それを前提に、ネクストステップとして考えているのが、ひき肉や魚介類など、『はじまりのトマトソース』と組み合わせる商品の販売です。
パックになったオプション商品を組み合わせることで、簡単にミートソースやペスカトーレを作れる、そんな商品を発信できたらと思います」
宿木 「トマトソースパスタを活かしたアレンジが広がりそうですね!」
三浦 「考えているのはパスタのメニューだけではないんです。例えば、トマト鍋。ベースのトマトソースにスープを足して鍋を楽しみ、最後のシメにパスタを投入する。ゆくゆくはそんな楽しみ方も含めて提案できたらなぁと思っています。
そしてある程度そういったアレンジレシピのアイデアが蓄積したら、レシピ本を出版したいな、と。トマトソースパスタを中心にいろいろな価値を提供していくのが、『はじまりのトマトソース』が目指すビジョンです」
商品の取引だけでは終わらない、感動体験を生むビジネスを
三浦 「モノ(商品)を渡して、お金をいただいて。それだけで終わる商売はやりたくないんですよね」
宿木 「商品販売のほか、トマト狩り体験などのイベントに挑戦しているのは、そういった想いからでしょうか」
三浦 「そう、イベントもひとつの手段だと思っています。ただ、イベントという形にこだわっているわけではなく、うちのレストランで食べたあとに『畑も見ていく?』となにげなく声をかけられるのがいいな、と。イベントって、疲れるからね……準備するのも、当日運営するのも」
髙橋 「店舗の近くに畑があるからこそ生まれる体験ですね。ところで三浦さんはトマトから作っているので、農作業も仕事の一部です。真由美さんはパートナーとして、はじめにその構想を聞いたとき、どうでしたか?」
真由美 「はじめに『苗を植えるのと収穫するの、どっちがやりたい?』って訊かれて。今までやったことがなくて全然わからなかったけれど、収穫を選びました。
初の収穫は、とっても楽しかった。熟れたトマトって、簡単に採ることができるんです。ビニールハウスの中の真っ赤な実を見ると、とてもうれしい気持ちがあふれてきて。
その体験があったから、新たに農作業を始めること自体は、そこまで苦しいとは思いませんでした。はじめの二択で収穫を選んで正解だったかもしれません(笑)」
宿木 「真由美さんが感じたその収穫の喜び、トマト狩り体験を実施することで多くのひとに届くといいですね」
最終的に創りたいのはオホーツクトマトタウン
宿木「『はじまりのトマトソース』販売を機に、Twitter、note、Instagram、YouTubeなど多くのSNSの運用を開始しましたが、実際にさまざまなSNSを使ってみていかがですか?」
三浦 「発信者の得意分野や伝えたいことによって、発信しやすいツールを選んでいくのがいいんだろうな、と思いました。僕の場合は、動画です。
料理というものは、文章より動画のほうが伝えやすい対象です。においまでは伝えられませんが、炒めている音や見た目など、トマトソースのおいしさを伝えられる情報が増えると思いました。
そう、それでこれから動画配信を始めようと思っています!毎日とはいかないかもしれませんが、料理の様子をライブしたいなぁって」
真由美 「やろうかな~って言ったら、すぐに始めますからね。全然ついていけないんですけど。いつも主人はゲーム感覚で挑戦を楽しんでいますが、私はそういう感覚がないので、もう、たいへんです(笑)」
三浦 「はい、わかってます(笑)。ただ……常に『どうしたらもっとビジネスを育てられる?』って考えて、より良い方法があったらやろうっていう、それだけなんです。
これからトマトの絵本を作るかもしれないし、ミュージカルができるかもしれないし……可能性は無限大です。嘘をつくのはいけないけれど、ホラならいいだろって」
髙橋 「最終的に“オホーツクトマトタウン”を作るという構想は、その先にあるものですか?」
三浦 「そうですね。“オホーツクトマトタウン”は、リアルとバーチャルをつなぐ概念みたいなものです。トマトを共通点にして結びつく生産者、加工者、PR業者……そして消費者の皆さんが集うコミュニティをイメージしています。もちろん、トマトを食べない人でもいいんですよ。トマトの写真を撮るのが好きな人とかね。そういうゆるやかなつながりを創っていくことが、最終的な目標です」
当日のイベントでは、そのほかにも視聴者さんからのコメントをもとに広がったお話や、初めて聞く今後やってみたいことも飛び出しました。次回はゲストを呼んでVOL.2を開催するかも……!?広がり続けるトマトなトークを、お楽しみに!
動画全編は、こちらのアーカイブよりご確認いただけます。
―INFORMATION-
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