マガジンのカバー画像

三浦の人生トマト語り

13
店長三浦が「はじまりのトマトソース」について話すマガジンです。
運営しているクリエイター

#トマトソース

2020年を振り返ろう―店長三浦の年末話

こんにちは、三浦です。 2020年7月から「はじまりのトマトソース」をオンラインショップで販売し始めて、はや半年。あっという間だった。もうすぐ2020年が終わるこのタイミングで、今年はどんな年だったか振り返ってみる。 売上好調だった2019年から、2020年コロナショックへ 2020年1月、「広報を外注しよう」って決めたのがすべての始まりだった。やっぱり一人でできることは限界があると感じていたからね。いまパートナーシップを組んでいるふぉろかる合同会社さんを商工会のチラシで

三浦が「店長三浦」になるまでの話

こんにちは、店長の三浦です。今日は「はじまりのトマトソース」が生まれるずっと前の話。「はじまりの店長三浦」の話をします。ほんとうはね、お酒でも飲みながら話したい内容だったんだけどさ……。家族に悩みを抱えているひとたちにこの話が届いて、少しでも現状を変えるきっかけになるならと願って、昔話をするよ。 親父に理解されない、生きている実感が欲しかった青春時代 子どものころは……そうだな、やりたいことにつっこむ、すなおな子だったと思う。泥だらけのため池に頭からつっこんで大ケガしたり

店長三浦と家族の話

こんにちは、「はじまりのトマトソース」です。今回のnoteのテーマは『家族』。トマト事業に一直線の店長三浦が、家族とどんなふうに接してきたのか、店長三浦と妻の真由美、二人で振り返ります。 毎日言い争い。でも続いた20年の夫婦経営 ――オホーツク食堂『たまごのじかん』を夫婦二人で経営されていますが、仲良く続けてこられた秘訣はありますか? 三浦 「仲良く……いや、夫婦経営は血で血を洗う戦いだから。毎日が言い争い!」 真由美 「本当にそう。日常会話はほぼ仕事の話です。この人

飲食店とオンライン販売、二本柱の裏側

こんにちは、三浦です。今日は、「はじまりのトマトソース」とオホーツク食堂「たまごのじかん」、ふたつの事業の関わりと進め方について話します。 もともと僕らは「たまごのじかん」というレストランを経営していて、そこで使っていたオリジナルのトマトソースを販売し始めたのが、「はじまりのトマトソース」です。 この二つの商品や場所をどういうふうにとらえて、それぞれに時間を使っているか。これまでの経緯と展望を、まとめてみました。 計画より先に行動、協力者を募って前進 はじめは「店で使

育てる・恐れない・本質を探る―三浦流、これからの仕事術

こんにちは、三浦です。 先週は妻の話だったけれど、今週は僕が“仕事術”について話そうと思う。「はじまりのトマトソース」だけではなく、経営する店舗のことも含めて。 僕は繰り返し「農業×ビジネス」が主軸だと話してきた。このビジネスが何かといえば、働き方や商売の指針そのものだ。僕が仕事に向き合うときに特に楽しいと感じる部分、意識している部分について、話します。 世界一楽しいエンタメは「子育て」 まず、僕が人生のキーワードとして意識しているのは「育てる」なのさ。 僕は育てるのが

やりたかったのは農業×ビジネスーーはじまりのトマトソースができるまで

こんにちは、三浦です。 このnote、レストランの店主が話しているのに全然レストランの話をしていないな。 っていうのも、僕は料理人になりたくてお店を開いたわけじゃないから、自然なことかもしれない。 これまでのnoteでも何度か口に出しているんだけど、僕はビジネスがやりたくて。 ずっと“農業×ビジネス”っていうテーマに興味があるから、ついそういう話をしたくなる。 ビジネスは本当に奥が深い。 どうビジネスを維持して拡大していくか、今でもずっと模索しているなあ。 ちょうど脱

北海道北見で素材作りからオンライン販売まで全部やってるよ

こんにちは、三浦です。 僕のお店から販売されている「はじまりのトマトソース」。 これは僕の商品といえばそうなんだけれど、このトマトソースができるまでには北見の人たちの協力がある。 今日は、少しだけその人たちのことを話したい。 まず僕はトマトソースを作るために、トマトを作る必要があった。 商品のためのトマトを作るわけだから、相当量を収穫できなくちゃいけない。 北見の農家さんにトマト作りをお願いできないか訊いて回ったけれど、既に取り組んでいる作物があるからなかなか難しい。