~ 「減薬しましょう」 というウソ ~
「私の先生(精神科医)は良い先生」 とおっしゃる方もいらっしゃるのですが、その理由を尋ねると…。
・減薬に協力的で、クスリを減らすように上手に調整してくれる。
・話を訊いてくれる。
というような答えが非常に多いです。
正直「まんまとハマっていますね」と言いたいところです。
最近多くの精神科医が「減薬」を口にします。一日に何十錠も出すような(多剤大量処方)悪質極まりない精神科医に比べたらマシと思いますが、大抵そうした精神科医は多剤大量処方が問題になる前はかなりやりたい放題出していた連中だったりします。また当事者や家族に事情を尋ねると減薬を始めてから1年以上になります。などと言います。
「はあ、1年以上!?」
それって全然減薬などと言えるようなものではありません。精神科医が処方する精神薬は作用・影響上は麻薬と全く同じですからクスリの量を減らすことで離脱症状(禁断症状)が出ます。ですから一般的には漸減法(徐々に減らしていくという方法)が取られますが、それでも1年以上というのは長すぎますね。
その精神科医が口にしていないのは「オレ、実はクスリの止めさせ方なんて知らないし…」「少量で長く通院してくれる方が儲かるし‥」ということです。
実際に精神科医は「効果的なクスリの止めさせ方」など全く知りもしませんし、精神医学の教科書のどこにもそんなものは書いてありません。どこぞの権威あるM本俊彦なんて精神科医も実際には「高い確率でクスリのない人生」を実現することなどできていません。
要するに「減薬しましょう」は多くの精神科医たちにとって「広告宣伝」でしかありません。少しでも人々を安心させ客を呼び込む手段でしかありません。
話を訊く? 当たり前のことです。しかし、精神科医が話を訊く目的はクスリを処方するため...でしかありません。
精神障害と言われる状況に対して「完全な無知」「装われた権威」。これが精神科医の本性です。