ありがとうの花。
昨日まで、群馬県の某観光地へ行っていた私と子どもたち。
私の両親がそこに移住したので、
夏休みを利用して会いに行ってきた。
5泊6日で。
私の両親(以下じぃじ、ばぁば)と会うのは
約1年ぶり。
じぃじ宅で夜ご飯を食べていた時のこと。
じぃ「息子くん、はいどうぞ」
じぃじが息子へスプーンを渡した。
息子「ありがとう」
割と自然な場面。
だが、じぃじは感動していた。
「ありがとうをきちんと言えるの、えらいね」
そうなのだ。
スプーンを取ってもらうという、
何気ない場面。
この場面なら、ありがとうを言わないかもしれない。
そんな、些細な場面。
(これは、完全な主観だが)
でも、息子は言うのである。
しかも、家でも必ず言う。
私はじぃじに話した。
「息子くんね、
家でもありがとうを言えるのよ。
娘ちゃんはそうでもないんだけど、
息子くんは言うの。
なんでだろー?って思う。
私も夫さん(名前呼び)も、
ありがとうって言えてる自信ないから、
環境のおかげではなさそうなんだけど・・・」
娘は近くにいなかったので、
申し訳ないが比較した。
私と夫は思いっきり下がってしまった。
本当に、息子だけが
「ありがとう」
をスッと言えるのである。
あ、一応。
娘や夫も人並みの
「ありがとう」
は言っている。
じぃじは、
幼稚園での影響もあるのでは?
と言ってくれたが、
私からみて、強力な影響を与える幼稚園とは思えない。
よくも悪くも並みなので。
そこが気に入っているのだが。
まぁ、今回じぃじと
息子のありがとうについて話をしたが、
なんで?
とか、案外思っていなかった。
不思議ねぇーとは思ったことはあるが、
深く考えたことはなかった。
「引き続き、ありがとうを言える人で
あってほしい」
これだけである。
ちなみにタイトルの
「ありがとうの花」
坂田おさむさんの曲で大好きな歌。
子どもが1歳を過ぎ、
『おかあさんといっしょ』世代になって、
おかあさんといっしょの歌にも
こんなにも心に響く曲があるのか、と
感動したのを覚えている。
私の心に響いたこの歌。
『ありがとうの花』
息子の
「ありがとう」
も、周りの人の心に響いていると・・・
いや、きっと響いている。
私、にはね。
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