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ホームセンターの防災コーナーでお姉さんに教えてもらった「まずは7日間生き抜くこと」。

宮崎で地震が起き、「南海トラフ地震臨時情報」(巨大地震注意)が発表されてから1週間。

今のところ特に動きがないらしく、このままだと明日夕方に解除となる。

ただ、この注意情報の「1週間」という期間は、人間の緊張感とか注意力の限界を考えて設定されただけなので、「1週間過ぎたから、もう大丈夫!」というわけではない。

今後も引き続き、地震に注意して…と言われても困るよね。
ずっと気を張るのも疲れるし(だから1週間らしい)
できることといえば、いざという時のために備えることぐらい。

とはいえ、何をどう備えればいいのだろう。


今日、無印の防災パンフレットを教えてもらった。

無印ホームページより ダウンロードしました)

7日間を生き延びよう
「南海トラフ巨大地震」対策として、国の有識者会議では、被害が高域で支援が届きにくいため「家庭用備蓄を1週間分確保する」必要があると指摘しています。

(上記パンフレット右下より抜粋)

実は、我が家には水も何も備蓄がなかったため、地震の翌日、近所のホームセンターに行った。(買い占めと騒がれていた時期です。すみません)

ホームセンターのど真ん中に「防災コーナー」が作られていたのだけど、見るからに品薄。
長期保存用の水は売り切れ、非常食もちらほら、簡易トイレもお手頃な価格のものは売り切れていた。

はて、この残されたものから何を買えばいいんだろう…と立ちすくむ私の横では、ホームセンターのお姉さんがせっせと「簡易トイレ」の品出しをしていた。

すると、私の後ろから年配の女性が「お水って、もうないのかしら」と声をかけた。
お姉さんは「すみません、もうないんです。長期保存だけじゃなくて、普通のお水も全部売り切れてしまって…ごめんなさい」と。

思わず「す、すごいですね」と言うと「いつも揺れたら売れるんですけどね、今回は早かったですねえ。昨日の夜にはもう売り切れていたんで」とお姉さん。

ついでに聞いてみた。
「あのー、結局何を買えばいいんでしょうか…。お水はネットで買えたんですけど、トイレとか食料とか防災グッズとか、何をどれぐらい買えばいいか分からなくて…」

するとお姉さんは教えてくれた。

「まず、7日間生き抜くことを考えてください。
 お水、トイレ、食べ物。
 最低限、この3つを7日分用意しておいてください」

無印と同じだ。
やはり「7日間」がキーワードになるらしい。

家が壊れてしまったら避難所行きになるので、状況は変わるかもだけど、「家は壊れなかったけど、水が止まった」ことを想定するよう勧められた。

そこで「簡易トイレ」を購入した。
(在庫は残り2箱だった。おそるべし)

まったく同じものではないけど、このタイプ。

30回分では「3人x7日分」には足りないのだけど、猫のトイレシートが凝固剤の代わりになるので、とりあえずこれだけ。

他にも、ダンボールで組み立てるトイレ本体もあったので「本体も買った方がいいんでしょうか」と聞いたら、「家のトイレが壊れてなければ使えるし、もし壊れてたらバケツなんかでも代用できますよ」と教えてくれた。
お姉さん、親切すぎる。

まあトイレが破壊された状態なら家もダメだろうから、その時は避難所行きだろうし、段ボール本体は確かにいらないかもだな。

食料はほぼ売り切れだったのだけど「えいようかん」だけが残っていたので買ってきた。
疲れるだろうし、甘いものもあると嬉しいよね。多分。

まともな食料が買えなかったので、世の中の備蓄ムードが少し落ち着いたら少しずつ揃えていこうと思う。

とにかく、7日間を生き抜くために。


あと、なんとなく「家にいる時に被災するもの」だと思ってたけど、よく考えたら、外出時の可能性だってゼロじゃない。

無印さん曰く、この12個を「いつも持ち歩いてほしい」らしい。

こちらからお借りしました)

マスクとか絆創膏はいいけれど、さすがに携帯ラジオや懐中電灯を持ち歩くのは至難の技…。
あと「ホイッスル」なんて持ってもいない。どこに売ってるんだろう。


という感じで、1週間が無事に過ぎても、いつか来るかもしれない震災に備えて引き続き備えをしておこうと思う。

無印さんのこのページは、いろいろ勉強になりそうなのでよろしければどうぞ。

無印にも、防災グッズもいろいろ売ってるみたい。
今度見に行ってみよう。


(トップ画像は、今回の地震を受けて諸々買い揃えた防災グッズたち。トイレと水タンク、えいようかん以外はダイソーで揃えました。ありがたや)

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オカダトモコ 旅が好きなライター / カメラマン
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