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オススメできるフレンチのドラマ「グランメゾン東京」批評

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Netflixで、5年前に地上波で放送されたドラマを視聴。


大変、面白かった。


中年男女が夢を追う話。


まぁ、テレビで受けそうやな〜。


主婦が好きそうな筋書きに、キムタクと来たら完璧でしょう。


キムタクは演技が上手いです。


彼にしかない独特の演技がある。


厭味や臭みがなく、見てられる。


日本の俳優の中でも、トップ。歴史に残る名優だと思う。



物語の舞台は東京で、フレンチをめぐるヒューマンドラマとなっている。

フレンチをよく知らない私から見たら、なるほどと思うことが多く大変参考になった。

逆にフレンチ業界の人から見ると、なんか詰めきれてない所だったり、

こりゃ、ファンタジーだよな〜

誇張しすぎだよ〜


って所も、あるのだろう(笑)。

私も受験に詳しいので、先日「スカイキャッスル」という日本のドラマの批評を出したが、そのドラマに関しては現実と異なり気になる所も散見された。



ネタバレになるが、物語の最後で主人公のレストランは三ツ星を目指す。


そこで料理の天才・尾花が突然研究しだす料理が



マグロだ。


曰くマグロはフレンチでは禁忌とされるほど美味しくない食材らしく、劇中でも何度もシェフ達に猛反対されていた。


なるほど。



本当に面白い設定だと思った。第一、マグロというのは現代日本人にとって特別な食材である。


寿司ネタとして別格なのが、マグロだろう。


作中では触れられていないが、もしマグロがフレンチのメインになっていたら間違いなくSNSで拡散されてブランド化するに違いない。


実際、中野にマグロマートという居酒屋があるが、予約が取れないほど人気だ。



日本らしくもあるし、これを50歳の料理人が真剣に研究する姿がカッコよかった。


この設定のおかげで、作品全体もぐっと引き締まったように感じた。


ドラマではよくあることなのかもしれないが、脚本家は天才なのだろう。




また、玉森さんの演技も素晴らしかった。彼がキムタクという巨人の背中を追うというのも、作品と現実がリンクしていてオシャレで良い。


ジャニーズの中でも、個人的に頑張って欲しい人達だ。



沢村一樹さんや鈴木京香さんの演技も、大変良かったと思う。


彼ら、日本的に進化した独自の演技をやっているのだろうか。


少し大げさだけど自然という感じで、海外の作品と比べても独特の間の取り方があるような気がする。


こうして俳優業界も歌舞伎のような伝統芸能になっていくのだろうか。




以上、まとめると、素晴らしい作品だと思いました。


1週間くらいで一気に見てしまいました。


今年映画が出るようなので、そのうち、見てみようかと思います。


読んでくださり、ありがとうございました。




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