江戸時代から続く見沼たんぼと日本一長い桜回廊「見沼のおいしそうな森」づくり
知る人ぞ知る秘密基地ともいえる
首都圏から空いていると30分前後というさいたま市にある「見沼たんぼ」
さいたま新都心の高層ビル群の開発を他所に
江戸時代から食糧生産エリアとして環境保全され
守られた広大な田畑が広がる秘密基地のようなエリアがあります
田んぼという名称ではありますが、減反政策などの影響からか「畑」に転用していたり里地里山の牧歌的などこか懐かしい風景が広がっている自然保護区域でもあります
江戸時代から健在する見沼代用水
また江戸時代に徳川幕府の役人であった井沢 弥惣兵衛(いざわ やそべえ)が大規模稲作(新田)開発のために今も健在の「見沼代用水(みぬまだいようすい)」の水路の大工事に携わったといわれております。
見沼大用水路は埼玉県行田市の利根大堰(とねおおぜき)を起点と新田開発され
用水路沿いに江戸の首都圏に豊かな食糧を供給してきた水田地帯が広がりその幹線水路の延長は85kmという現代においても大規模すぎる工事だったということが想像できます。
そして、現在もなお江戸時代の先人たちに作られたその功績は健在であり
用水路として田畑を潤しているという貴重な歴史ある地域であります。
そんな長い水路の「見沼代用水」沿いにもう1つの見どころとして
総延長20kmを超える日本一長い「見沼田んぼの桜回廊」
見沼代用水沿いに植えられた桜並木で20kmの桜を散策できる
日本一の桜回廊があります。(もうすぐ開花!)
満開の桜が国指定史跡の見沼通船堀と見沼代用水西縁・東縁に咲き誇り
田畑や里地里山の四季を感じられる
一歩踏み出すともう首都圏との非日常空間のギャップに驚かされます。
そんな不思議な秘密基地のような場所に
5感を使って「作って→学んで→たしなむ(分かち合う)」過程を体験できる
森を作るための畑づくり
「見沼のおいしそうな森 〜アグロフォレストリーコミュニティ体験農園〜」
が開設!
早くも2つの圃場にてテーマ別に
「おいしそうな森のナッツとトリュフ」研究生産圃場
「おいしそうな森の日本文化」江戸農業×伝統文化をミックスした森づくり
など
先人の知恵を活かした豊かな食べられる森をつくる
日本版アグロフォレストリーコミュニティ事業を設立
詳しくは、おいしそうな森公式サイトをご覧ください