鬼のダンベル 【奥入瀬 24/8/28】
夕方、おさんぽしていたら強烈な存在感の
真っ白なキノコに遭遇!
私を見て!と言わんばかりに
遠くからでもよく目立つこと!
これはタマシロオニタケというキノコ。
オニは傘のトゲから連想されたネーミング。
他にもオニタケやオニイグチなど
名前にオニが付くキノコが複数ありますが、
どれも傘がトゲトゲしています。
タマはこのキノコ最大の特徴である
根本の膨らみの部分のこと。
他のキノコでは見られない独特のシルエット。
玉から生える白い鬼のようなキノコで
タマシロオニタケというわけです。
ところで、ダンベルに見えません?笑
タマシロオニダンベル、キノコグッズ界隈の方
商品化いかがでしょうか?笑
幸運にも傘が開いていない幼菌だったので、
翌日の朝にも見に行ってみました。
一晩明けたらしっかり開いていました。
この時は朝7時頃の撮影で
幼菌撮影時は夕方17時頃だったので、
およそ14時間でこの開き具合。
さらに10時間後には…
しっかり傘が開ききって胞子散布の
準備が整ったようです。
10時間前との違いは傘の下の可愛いフリル。
傘裏の胞子を作る器官を守る為のカバーで
傘が開くのと同時に破れてフリルになります。
なので、朝7時の段階では傘は開いたものの
フリルがまだ見えていないので、
完全に成熟はしていなかったということ。
このフリル(専門用語ではヒダ)は
全てのキノコにできるわけではないし、
あっても脆くてすぐ脱落したりするので
綺麗なのが見れるとちょっと嬉しい。
超絶美しかったタマゴタケ↑にも
目立ってませんが実はフリルついてました。
昨日このタマシロオニタケを見つけて
よし今日のnoteネタはダンベルだ!と思った
その帰り道に推し菌の大発生に遭遇してしまい
やっぱり後回し!となったのでした笑
でも今日にズラしたおかげで
成長過程も紹介できたので結果オーライ!
まだまだキノコネタが続きます!
台風前のキノコフィーバーなのです(^^)