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へび氷【奥入瀬 23/12/16】

今日も今日とて苔氷が美しい。
ちょっと変わった苔氷を紹介したいのです。

その名もへび氷

聞いたことないでしょう?
私が名付けたんだから当然です!

自然現象のネーミングって名付けた者勝ちな所があると思うんですよね笑
だからと言って、テキトーに付けたわけではありません。
ちゃんと理由があります!

まずは、氷に閉じ込められている苔の方。

平面的なタイプの苔

蛇苔【じゃごけ】という名の苔で、好きな人もいれば苦手な人もいる、好みが分かれる苔です。

名前の由来は特徴的な外見にあります。
好みが分かれるのもこの外見が原因。
表面の模様が蛇の皮に似ているので、蛇のような苔で蛇苔というわけです。

上の写真は敢えて引きで撮影しました。
ドアップの写真がいきなり出てくると、びっくりしちゃう人がいると思ったので笑
ゆっくり拡大してみてください。
蛇模様がだんだんと見えてきますよ〜


次は蛇苔を閉じ込めていた氷の方。

とっても複雑な網目模様

氷そのものは透明なんですが、表面全体に毛細血管のような細かい網目模様が入っています。

よく見ると、おそらく氷の裏側にも網目模様が入っていて、それが透けて見えていることで余計に複雑に感じられます。

この氷だけを見ていたら、うろこ氷とか、メロン氷だとか言ってたかも。
メロンの網目っぽく見えません?笑

でも、この氷の下に蛇苔が隠れていることに気付いた瞬間、

へび氷だ!!!

と思い付いてしまい、それしか考えられなくなっちゃいました(^^)

へび氷に透けて見える蛇苔のヘビ模様
へびヘビうるさいな笑

そんなわけで、蛇苔とセットでこの氷が現れた時には、へび氷です!と自信を持って紹介していきたいと思います(^^)



…この氷に現れる網目模様ってどういう仕組みなんだろうか?
ちょっと調べたぐらいでは、納得のいく答えに辿り着けませんでした。

へび氷は春の気配が訪れるまでの間、継続して観察することができるので、あれやこれやと自分なりに考えながら観察を楽しみたいと思います。


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