究極的な優しさ
自分の至らなさを認めなさい!と言われたら、厳しい感じがしますか?
どうしようもない自分、至らなさ、全部認めて受け入れろ!と言われたら?
言い方の問題ではありません。
どんな口調で言われようと、実践することは同じです。
最初は、厳しいなぁと感じるけど、自分の至らなさをなくそうと努力するんじゃなく、ただ認めて完全に受け入れるというのは、優しさ以外の何物でもありません。
だって、そうでしょう?
嫌わず、そのまま認めて、それを受け入れてあげるのだから。
そうすることで、至らなさって溶けてなくなるんですよ!
人はどうしても「もっとこうしなきゃ」「こうあるべきだ」と理想を掲げがちですが、その理想に無理やり近づこうとするのは、もうやめましょうね。
自分の「至らなさ」をなくそうとするのではなく、まずはそれをそのまま見つめて、認めて、受け入れる……これは簡単ではないけれど、究極的な優しさですよ!
自分の影の部分も受け入れて、影を作らないことが大切だと思うんです。
自分を光と影に分けたのは誰?
自分だよね?
自分以外の誰にもできないことだよね?
この視点があれば、無理に変わろうとするのではなく、ありのままの自分を慈しむことができ、結果として少しずつ自然に、本当の変化が生まれるんです。
一度にやろうとしないで、こつこつと、自分のすべての部分を受け入れるようにしましょう。