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81.認知症サポーターって、何するの?~全集中★エンディングノート講座

こんにちは。終活プロデューサー(終活P)の池原充子です。
約5年ぶりに、「認知症サポーター養成講座」を再受講しました。当時は、アルツハイマー型認知症が約6割といわれていましたが、今回受講したら、アルツハイマー型認知症は約5割になっていました。若年性認知症についても触れられていて、この5年の間にいろいろ変わったんだなぁと実感。私の中に蓄積されている統計データもちゃんとアップデートして行かないといけないなと思いました。

認知症サポーター養成講座でいただいた資料

認知症サポーター養成講座は、各自治体にある社会福祉協議会が主催していて、無料で受講できます。全国各地で開催されているので、興味がある方は、市町村が発行している広報誌などをチェックしてみてください。

こういう講座に参加すると、時々、「私はこんなに知ってるんですよ」的な、他の参加者を置いてけぼりにするような質問をする人がいたりするのですが😅、そういった「荒らし」もなく、講座はとても和やかでした。それはきっと、会場がcoop(コープ生協)の会議室だったからかも。コープ店長さんから、実際に店舗であった認知症の方とのやり取りや対応について詳しくお話を聞くことができました。

私も終活プロデューサーの傍ら、和菓子屋のパート勤務で接客業をしているので、「もしかして、認知症?」と思う時があります。何度もご来店いただいているお客様なのですが、

「一人暮らしのはずなのに、日持ちしない生菓子を大量に買っていく方」
  (頻繁には会えないのに、娘が好きだから、と😅)
「たくさん商品を選んだあとで、財布にお金が入っていないと退店される方」
  (家族から無駄遣いしないように最低限のお金しか持たされていない😭)
「精算後に、「後で取りに来るから」といって、忘れてしまう方」
  (連絡先が分かるので、同居家族に後で取りに来てもらう💦)

などなど、「認知症と思われるお客様が来店したらどういう対応をすればいいのか?」を改めて学ぶことができました。

この「認知症サポーター養成講座」の目的は、

🟩認知症を正しく理解する
🟩あれ?おかしいな?と思うポイントを知っておく
🟩さりげなく自然に、が一番の支援
🟩認知症の人の行動には、必ず理由がある
🟩偏見をもたない

といった事柄を、広く認知させるための活動です。
全国で約1400万人が認知症と言われている現在の日本。
そのすべてが、寝たきりや入院、施設で暮らしているのではなく、自宅で日常生活を送っていらっしゃる方も多くいます。

80歳を過ぎたら、3人に1人は認知症になると言われているので、「私は大丈夫!」と思っていても、家族や知人、近所に認知症の方がいらっしゃったりと、自分とまったく無関係というわけにはいかないのではないでしょうか?

この講座を受けて、認知症に限らず、

偏見を持たず、さりげなく援助する


ことが自然にできる人が増えれば、誰に対しても優しく住みやすい地域になるのではないかと思いました。

ちなみに、この認知症サポーター養成講座では、

認知症になったら、口座は凍結
・判断能力がないと診断された後に書いた遺言書は無効

などのように、一般的な終活セミナーで語られる内容は含まれていませんので、単純に知識を増やしたいだけの方には物足りないかもしれません。
「もしかしたら自分も認知症になるかも」
「親が認知症になったときどうすれば?」
と自分のことのように思われる方は、是非受講されることをお勧めします😄

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終活って、ひとりでやろうとすると、途中で挫折したりします。趣味:終活って言ってる終活プロデューサー(終活P)の私を頼ってください!多分お役に立てると思います。