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40.金もないし、頼める人もおらん私は入院できないの?!~「2分で読める終活、はじめのだいいっぽ🐾簡単終活マニュアル」
前回、保証人を二人も求められるケースについてお話しましたが、今回は、保証人がいないと、入院もできないのか?についてお話します。
結論から言うと、保証人が一人もいなくても、入院できます。
なぜなら、
保証人がいないというだけでは、医療機関は入院を拒否できない
からです(根拠は下に↓↓)。
医師法(昭和23年法律第201号)第19条第1項において、「診療に従事する医師は、診察治療の求があった場合には、正当な事由がなければ、これを拒んではならない。」と定めている。ここにいう「正当な事由」とは、医師の不在又は病気等により事実上診療が不可能な場合に限られるのであって、入院による加療が必要であるにもかかわらず、入院に際し、身元保証人等がいないことのみを理由に、医師が患者の入院を拒否することは、医師法第19条第1項に抵触する。
ただ、医療行為を受けられるという権利のみを高々と掲げて、無理やり入院したとしても、
治療内容説明時の立会い
手術の同意
緊急事態の対応
などが必要になったとき、やはり自分以外の人の手を借りないといけないことになります。身内なら一番いいのですが、それが難しい場合、前回でも少し触れた
身元保証サービスを提供している民間企業
を利用するか、資金的に厳しいということであれば、
地元の地域包括支援センターを頼る
という手段もあります。これは地域差があるので、絶対的にお勧めです!と言い切ることはできませんが、地域によっては、病院入院時の身元保証の代わりのような役割をしてくれるところもある(民間企業より比較的安い)ので、一度地元の地域包括支援センターに相談してみてください。
実際に社会福祉協議会が、入院時に身元保証サービスを行っている事例もあります↓↓
仲の悪い身内に頼むぐらいなら、お金を払って他人に頼んだ方がマシ!という方もいらっしゃいますので、色んな選択肢があることを覚えておいてくださいね。
次回、介護は突然始まる?!についてお話します。
🔷前回のおさらいをしたい方はコチラをどうぞ↓↓
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