Xアカウント削除。離れ方と私の変化
2025年1月20日。Xのアカウントを削除した。結論、私はX以外でも情報収集ができる。
アカウント削除の決定的なきっかけは、イーロン・マスクが”あのポーズ”をしたから。彼が誰を好きでも自由。でも政治に関わる人が、恐ろしい歴史を連想させるなんて先が不安だ。
今後4年間、Xは今まで以上に情報操作がされるかも。ヘイトが増えそうな場所に身を置きたくないからアカウントを消した。
アカウント完全削除に至るまでのプロセス、削除後にXでできないこと、私の変化を振り返る。
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段階的に離れる
私はTwitterが大好きで、6年くらい使っていた。毎日Twitterを開き、ツイート、閲覧、交流をしてきた。生活の一部になっていたツールをいきなり消すのは難しい。私は段階的に離れていった。
2023年、TwitterがXになり投稿を止めた。アプリを消して、ブラウザで閲覧・情報収集するようになった。2024年、ブラウザからのログインが面倒になって、閲覧すらしなくなった。そして2025年、アカウントを削除した。
アカウント削除後に出来ないこと
X内での検索ができない
Xは情報収集が便利。特に気になるアニメや本の評判をXで検索すると、個人の感想がすぐ見つかる。削除後はX内で検索ができなくなり、最初は少し不便を感じたかな。
最新投稿は表示されない
好きなアカウントの最新投稿は見られない。
情報収集の工夫
Xを使わなくても、情報は意外と入ってくる。むしろ『自分に本当に必要な情報だけ』を得られるようになり、頭がクリアになった。情報が入って来ないのなら、自分から探しに行く。SNSがない時代はそうしていたはず。
下記は、私が情報収集のために使っているツール。
Googleニュース
興味のあるトピックを設定しておけば、自分に合ったニュースが表示される。
Bluesky
フィードからアニメの情報を得る
英語。特定のトピックについて、ファンたちの濃い話が繰り広げられる。Xでは得られない情報がある。
朝日新聞(有料登録)
信頼性の高いニュースを手に入れたいときに役立つ。特に、専門家の深掘り記事は読みごたえがあって、世の中の出来事を多角的に理解できる。
Xの時は受け身で情報を得て、自分の中に何も残らなかった。今は自分で探しに行くから発見がある。
一番の変化:「自分」の意見が分かる
一番大きな変化は、自分の意見が分かるようになったこと。Xを使っていた頃は、自分の「正しさ」よりも、世の中の「正しさ」を探した。毎日膨大な情報と他人の意見を流し見した。そして、自分がどう思うのか考える時間が減った。
これもSNS疲れの原因のひとつだと思う。流行りと情報に追いつかなきゃと思い、心が疲れていくのかなって。
Xで検索できなくなって、私は日本の流行りやウケそうなことも知らない。その代わり、流行りに追いつこうとする焦りも消えて、「自分のペース」で物事を楽しめるようになってきた。
「おすすめ」ではなく、「選ぶ」
少しずつXから離れて、自分の生活に何が大事なのか、を考えられた。
無理してキラキラした自分を切り取って魅せるより、私だけが幸せと思える瞬間を投稿するようになった。
SNSが悪いわけではない。Xがなければ知り得なかった情報も多いし、良い出会いもあった。ただリアルもSNSも、「狭く深く付き合える関係」が、私は落ち着くのだ。
自分にとって大切な人や情報を「おすすめ」から得るのではなく、自分の手で「選び取って」いきたい。
自分で探して見つけた情報やつながりが、私の生活をより充実させる。
さいご
Meta社関連で、インスタのアカウントも削除した。Facebookも削除するつもり。