Qoolon オグラ

海外旅行が趣味の美容師です。 会社員から転職して、30代で美容師になりました。 大学生の頃からの、旅のことを書いています。 京都出身、現在は沖縄県那覇市に住んでいます。

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海外旅行が趣味の美容師です。 会社員から転職して、30代で美容師になりました。 大学生の頃からの、旅のことを書いています。 京都出身、現在は沖縄県那覇市に住んでいます。

最近の記事

東南アジアの旅 (6) ジョグジャカルタ

ジョグジャカルタのホテルは、 またまた〇〇ちゃんブラボー! と称賛を送りたくなるぐらい良いホテルだった。 広い部屋が3つぐらいあって、 テラスもあって、 エスプレッソマシーンもあって、 破格のお値段だった。 その快適な部屋のおかげなのか、 滞在5日ぐらいのうち ボロブドゥールとプランバナンへ行った1日以外は、 かなりの時間をホテルの部屋で過ごした。 旅のちょうど真ん中ぐらい。 もしかしたら、出歩くのに疲れていたのかもしれない。 そして、確実にあの飛行機乗り遅れトラブルの

    • 東南アジアの旅 (5) インドネシアの空港

      クアラルンプール空港で八方塞がりになった私たちは、 とにかく今日中に ジョグジャカルタへ行く術がないか考えていた。 『とりあえず、ジャカルタに行かへん? インドネシアの首都やし、 ここ(マレーシア)よりは ジャカルタの方が ジョグジャカルタ行きの便、多い気がするねん。』 私は友人に提案した。 という事で、 マレーシア航空カウンターでいちばん早く発つジャカルタ行きのチケットを買った。 その先のジョグジャカルタ行きを探してもらう事にチャレンジしたけれど、 私たちの拙い英

      • 東南アジアの旅 (4) マレーシア〜インドネシア

        マレーシアの次は、インドネシア。 この旅のハイライトは インドネシアへの入国の時だった。 今では笑い話だけど、その時は全く笑えなかった。 インドネシアへ向かう飛行機はもちろんエアアジア。 ムルから一度クアラルンプールへ戻った。 この日は空港近くのホテルに泊まった。 ホテルのロビーには、空港のように飛行機の離着陸情報が常に確認できるモニターがあった。 荷物の重量の事やチェックインの仕方など最初は戸惑ったけれど、もう2回も乗ったのでLCCの飛行機の乗り方は分かった。 エ

        • 東南アジアの旅 (3) マレーシア

          ボルネオ島にあるグヌンムル国立公園は世界自然遺産に登録されている。 熱帯雨林の中にある。 ここへ行くために、国内線のプロペラ機に乗った。 安全なのは分かってはいるけど、 異国で、 低空飛行する飛行機はなかなかスリルがあった。 ミリという空港で、 そこでさらに小さいサイズの飛行機に乗り換えた。 乗客は10〜15人ぐらいだったと思う。 下を見ると、 自分の乗っている飛行機の影が海面にずっと映っていた。海が近かった。 これがないと空港感は出ないけれど、 距離みじかっ! 荷

          東南アジアの旅 (2) マレーシア

          クアラルンプールの次の目的地は、 ボルネオ島のコタキナバル。 ボルネオ島の中に行きたい場所があった為、中継地点のここで数日過ごすことにしていた。 初めてのLCC。 専用の空港ターミナルも、保安検査を通った後の飛行機に乗り込むまでの施設も、簡素でさっぱりしていた。 バスターミナルみたいと思ったのを覚えている。 ここから本当に国際線が飛ぶの?と疑ってしまうぐらいだった。 よくよく考えれば、 マレーシアに住んでいたら隣国に行くのに飛行機で1時間もかからない。 大陸に住んでいる人た

          東南アジアの旅 (2) マレーシア

          東南アジアの旅 (1)  日本〜マレーシア 

          2012.2 仕事を辞めると決めてから、 一番したかった事が長期の海外旅行。 最長で6日間は休める会社だったけれど、 6日では全然足りなかった。 美容師になる前、大学卒業後に一般企業で会社員をしていた。 丸8年。 その会社の最終出勤日は2月初旬だった。 確か節分の頃だったような気がする。 肩書きのない一個人になったことがない私は、 何者でもない自分が想像ができなかった。少しこわかった。 最終出勤日の翌日、普通の日を過ごせるとは思えなかった。 きっと感傷に浸って、何なら後

          東南アジアの旅 (1)  日本〜マレーシア 

          何回目かのバンコク

          大学卒業後、沖縄の企業で働いていた その会社は、一年に一度5連休を取ることができた。のちに6連休取れるようになった。 当時の沖縄は国際線はとても少なく、飛行時間や滞在日数を考えて、 5日、6日で旅行できるのは、アジアがベストだった。 沖縄に住んでいる間は、アジアばかり旅行した。 特にいちばんよく行ったのはタイ(バンコク)。以前記事にもしたが、大学生の頃に一度行き、就職してからは多分3回ぐらい行った。記憶が曖昧だけれど、とにかく何回か行った。 なぜ何回も行ったのかというと、

          何回目かのバンコク

          インドの旅 (3)

          ジャイプールで、水の宮殿を見るために車を降りた。 観光客を相手に、道端でヘビ使いを披露する男性がいた。 かごからヘビを出す様子を見ながら、私は写真を撮った。ヘビとヘビ使いの男性と記念撮影もした。 直後、男性が手を差し出した。 写真は有料だった。 ヘビ使いのとなりで、小さな子供が、 何だったか覚えていないけれど、ショーをやっていた。当然見てしまった。 見ていたなら払ってよというように、少年は手を差し出した。 こう言うシチュエーションは毎回戸惑ってしまう。 ヘビ使いは写真を

          インドの旅 (3)

          インドの旅 (2)

          それなりに旅慣れしていたわたしたちでも、 インドはやはりハードルが高かった。 色々調べてみて、 どうやら2人だけで行くのは難しいという結論に。 本当は航空券とホテルをそれぞれで手配して、 現地での行動も自分たちでアレンジして…というふうにやりたかったけれど 少人数から催行するツアーで行くことにした。 参加者は私たちだけだったので、 ドライバーさんとガイドさんを含めた4人で、 1台の乗用車で各地を周った。 Door to Door のかなり安全な旅だった。 ガイドさんも

          インドの旅 (2)

          インドの旅 (1)

          台湾・中国・ミャンマーへ一緒に行った親友と、29歳の時インドへ行った。 大学卒業後は離れた場所で仕事をしていたので一緒に旅行する事はなかったけれど、 それぞれが色んな国を旅行していた。 久しぶりに一緒に行くことになり、 行き先会議ではインド行きがすんなり決まった。 特に私は、どうしてもインドへ行きたかった。 リゾート旅がしたいならここ、 ショッピングを楽しみたいならここ、 海外旅行慣れしていない人とならここ、 大学卒業してからの6〜7年の間は、 一緒に行く人に合わせた

          インドの旅 (1)

          ミャンマー〜タイの旅(3) 現地集合2

          バンコクに着いてすぐ、街中まで出た。 この日は、同じ大学の友人4人と彼女たちの泊まるホテルで待ち合わせしていた。 2つ目の現地集合。 バンコクは、 飛行機で1時間程の距離なのに、ミャンマーとは大違いの大都会。 初めてのタイは、またまた京都とは比べ物にならないほどの大都会で圧倒された。 海外のひとり街歩き初体験で、 かなりドキドキしていたけれど、 空港から街中に向かうバスも、 市内を走るモノレールも、 分かりやすくて快適で、 何も困る事なく移動できた。 むしろ都会すぎて、

          ミャンマー〜タイの旅(3) 現地集合2

          ミャンマー〜タイの旅(2) 安全な国

          首都のヤンゴンの次、バスで数時間のバカンという街に移動した。 世界遺産の街バガンはかなりの田舎町ではあるが、観光地らしくきちんと整えられていて、観光馬車が走っていた。 のどかな田舎の広大な茶色い原っぱに、三角のパゴダ(仏塔)がいくつも建っていた。 馬車をチャーターして、パゴダ数カ所へ連れて行ってもらうことにした。 5人グループだったので馬車は2台チャーター。運転手は同世代ぐらいのミャンマー人青年。 お互いつたない英語でコミュニケーションをとりながら、半日ぐらい一緒にまわった

          ミャンマー〜タイの旅(2) 安全な国

          ミャンマー〜タイの旅(1) 現地集合

          大学4年生の夏、学生最後の夏休み、ミャンマーとタイに行った。 中国シルクロードの旅行で出会った旅好きの人たちに触発されて、ひとり旅をしてみたい気持ちが募り、 航空券と数泊だけのホテルを手配して ひとりで旅を計画した。 実際にはずっと一人ではなっかけれど、 1人で日本を出国し、途中1人で行動し、 帰国も1人だった。 この時味わったエキサイティングな経験が、その後のトラベルホリックのきっかけだったと思う。 その年(2003年)の夏休み、 台湾・中国へ一緒に行った親友(幼馴染)

          ミャンマー〜タイの旅(1) 現地集合

          シルクロードの旅 

          大学生ばかり50人ぐらいのグループ旅行で、 海外旅行2回目にして、 3週間のシルクロードの旅に参加した。 わたしは幼馴染2人と一緒に参加した。 初海外旅行の台湾3泊4日でもビクビクしていたのに、 3週間、 しかも船と電車の旅、 知らない人が50人。 私の頼みの綱は、幼馴染の2人。 神戸の港から出発した。 船で上海へ。まるまる2日、密室のような船という場所で、上海までの最初の2日で私は色々なことを感じて、人との距離感や交流の仕方を学びはじめた。 何をするにも友人2人の存在

          シルクロードの旅 

          台湾の旅 苦い旅

          2002年。大学3年生になる前の春休み。 初めての海外旅行。 不安で不安で仕方なかった。未知への不安。 一緒に行く友人が海外へ何回か行っていたことが少しは不安を取り除いてはくれたけれど、それでも出発前は不安が8割ぐらいだったと思う。 海外旅行に憧れていたはずなのに。 旅の間、なかなか不安が減ることはなく、常に警戒心の塊だった記憶がある。充分楽しめなくて少し苦い思い出でもある。 台湾に着陸して見えた空港の景色は、見覚えのある南国植物。 空港の外に出ると気温と湿度も沖縄にそっ

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