僕という人間の”5つの自分”。それが見えたから、これから先のキャリアを考え直します。それから、今後のnote更新について
僕がnoteを始めてから2ヶ月以上が経った。
これまでに作成した記事は78個。
中には僕が書いた絵をそのまま公開したものもあるけれど、1日に1記事のペースで書いていたことになる。
noteを始めてからというもの、人前で自分を曝け出すことが怖くなくなった。
僕はそもそも仕事で追い込まれて「適応障害」になり休職となったことをきっかけにこのnoteを初めていたので、自分の弱さ、本当は隠しておきたい気持ちなどを公表することになった。
そのおかげで僕の気持ちは幾分楽になり、それと同時に僕の中にあったモヤモヤとした感情は、言語化されることですっきりと片付いていった。
さて、僕は今一つの節目にいる。
▼これまでの僕がnoteを書く中で気づいたこと
僕がこれまでにどんなことを考え、これからをどう生きるのか、それらをまとめた代表的な記事を以下にまとめておく。
これは僕がnoteに出会い、記事を書く中で知ったこと、気づいたことをまとめたものだ。
僕がこれからをどのように生きるのか、「総まとめ」と謳ってこの記事にまとめたのでぜひ呼んでいただきたい。
僕が「変えること」と「変えないこと」をまとめた記事だ。
また、こちらの記事では直近に迫った僕の拠点変更(港区→千葉県)についてその理由も合わせて語っている。
そのほか、僕の弱さ、罪の意識を曝け出したこちらの記事。
そして自分自身がどういう人間であるかを改めて理解したこちらの記事も、合わせて読んでいただけると嬉しい。
ここから、これらの記事の内容を踏まえて、これからの数年間のスパンで人生の戦略をこの記事にまとめてみたいと思う。
▼僕という存在について、そしてそれぞれのキャリアについて
さて、先に挙げた記事で語っている通り、僕は「マルチポテンシャライト」だ。
マルチポテンシャライトとは、一つの分野のみならず様々な分野に挑戦しながらクリエイティブに活動する人たちのこと。
マルチポテンシャライトは飽きっぽく、一つの分野に集中するよりも、様々な分野に挑戦し常に刺激を得続けることを喜びと感じる人たちだ。
そんな僕だから、僕自身を分解して考えてみた時に、数種類の自分がそこにいた。
ここからはそれぞれの自分について、そしてそれぞれの自分がこれから何をし、何を目指すのかについて語っていく。
そしてそれぞれの自分について、今の僕が考えうる今後のキャリアを思い描いてみる。
・マルチポテンシャライト
【マルチポテンシャライトとしての自分】
これは僕自身という存在に一番近い。
飽きっぽいけれど常に様々な分野に挑戦し、新しい挑戦をすることに抵抗がない。そんな人間だ。
僕はこのマルチポテンシャライトという概念のおかげで「今の自分でいいんだ」と思うことができた。
だからこそ、これからマルチポテンシャライトとして活躍すること、そしてこの考えをきっと今も自分の生き方に悩んでいる潜在的なマルチポテンシャライトに届けたい。
そう思っている。
【マルチポテンシャライトとしてのキャリア】
マルチポテンシャライトの行き方、働き方を発信するWebメディアを作成する
↓
キャリアコーチとして個人カウンセリングなどを実行(最初はただ一緒にカフェで話す程度の軽いものから)
↓
マルチポテンシャライトたちが自分自身を発見し、発信できる場所を作る
(これはオンラインのコミュニティであり、ゆくゆくは実際の場所を伴ったコミュニティであっても良いと思う)
最終的には...
マルチポテンシャライトたちが自分の生き方に”YES”と言えるようなムーブメントを作りたい。マルチポテンシャライト同時が手を組むことで様々なプロジェクトが生まれるはず。僕はそのプロジェクトと関わり合いながら、マルチに活動をしていきたい。
・デザイナー
【デザイナーとしての自分】
これは本来の自分というよりは、お金を稼ぐためのスキルを身につけた自分、というイメージだ。
でも様々な職種の中で「デザイナー」という仕事は僕の好みに合っていると実感している。
デザイナーはマルチポテンシャライトと似ていて、常に新トレンド・分野の知識を身につけながら仕事をする必要がある。
それに、僕は誰か(僕自身も含む)のビジョンを形にするのが好きだ。
デザイナーはそれの手助けができる素敵な仕事だ。
それから、僕自身様々なプロジェクトを進める上で、このデザインのスキルは大いに役に立っている。
【デザイナーとしてのキャリア】
自分自身のポートフォリオ+ブログとしてのWebサイトを開設する(集客・営業目的)
↓
フリーランスとして仕事の傍で仕事をする。
↓
フリーのデザイナーとして様々な企業・プロジェクトに参画し、「デザイン・コンサルタント」として働く
最終的には...
僕自身ではあらゆるデザインをカバーできないので、仲間が欲しい。それは同じデザイナーの仲間かもしれないし、これからデザイナーを目指す若者たちかもしれない。僕はデザイナーとして様々なプロジェクトと関わり、僕自身のデザインの力でそれを成功に導きたい。
・アーティスト
【アーティストとしての自分】
これは自分自身の内側にある自己表現の欲求を満たすための姿だ。
もちろんそれでお金も得られるのであればそのほうが良い。
でもそれはアーティストとしての最優先事項ではない。
僕の内側には常にアート的な思考があって、自分自身で美しいものを作り出したいという欲求が強く存在している。
それ故にデザイナーというキャリアを選択したわけだが、アートはもっと、それよりも主観的に自発的に表現ができる。
アーティストとしての自分は「仕事」をしている自分ではなく、「表現」をしている自分だ。
アートは人が自分らしく生きる上で重要な要素を担っていると思っている。
だからこそ、僕自身もそのアートに挑戦するし、みんながもっと気軽にアートを楽しむことのできる世界にして行きたい。
【アーティストとしてのキャリア】
音楽・物語・グラフィックアート、など多くの分野で作品を作り続ける。そして、発表し続ける
↓
イベント・個展を開催する
(これは美術館に出展されるようなものではなく、有志で場所を借りて展示をするようなものでも構わない)
↓
自分の作品を誰かに買ってもらい、アートによってお金を生み出す
最終的には...
アートによってお金を稼ぐ。そして、もっとみんなが自分らしく生きていけるように、誰もが気軽にアートに挑戦できる状態、そして、誰もがもっと気軽にアート作品を購入できるような世界を作りたい(現時点で、手段は不明確)
・起業家
【起業家としての自分】
「起業家」という言葉を使うだけでなんだか本格的に聞こえてしまうけど、要するに自分でプロジェクト・サービスを開発・運営するということ。
実際に、現時点でいくつかのプロジェクトを進めているわけだが、そのうち、お金を生み出せているものは少数だ。
自分一人で、もしくは仲間と協力し合いながらプロジェクトを進め、お金を生み出して継続的に活動して行きたい。
最終的に人間は、自分がどんなプロジェクトに関わっているか、どんなプロジェクトを立ち上げたかによって個性が見えてくると思う。
僕は現代で言うところの「起業家」のような姿をイメージしているわけではなく、僕の周りにある複数のプロジェクトが少しずつお金を生み出していく姿を想像している。
また、プロジェクトの法人化は僕にとって必須でも重要でもなく、必要が生じた場合に行えば良いもの、という認識だ。
また、ボードゲームを作りたい!ラジオをやりたい!という小さな目標や夢も、この「起業家」としての自分の中に含まれるだろう。
【起業家としてのキャリア】
お金を生み出すメインの仕事(デザイナーとして、また現在の会社のメンバーとして)を進めながら引き続き、様々なプロジェクトに関わっていく
↓
いずれかのプロジェクトで収益を上げる
↓
その収益をもとに他のプロジェクトを拡大させていき、自動化。僕自身が手掛けることのできるプロジェクトの幅・数を増やしていく
最終的には...
僕が「やりたい」と思えるプロジェクトが複数事業化されていて、僕はそこから収益を得る。途中でリタイアして遊んで暮らす予定はなく、気持ちが切れない限り僕は自分の好きなプロジェクトに精を出していきたい
・個人
【個人としての自分】
これはまさに「僕」だ。
ここで言う「僕」とはデザイナーでもなく、アーティストでも起業家でもない。
だが、マルチポテンシャライトではある、と思う。
なぜならマルチポテンシャライトは僕の役割・仕事ではなく、僕自身の特性だからだ。
個人としての最大の幸せは、誰かを幸福にすることでもなく、社会の役に立つことでもなく「自分らしく生きること」だ。
僕はそのために常に自分自身を見直して、今僕は何がしたいのか?と言う自問を繰り返していくだろう。
僕には本当に大切なものがある。
でもそれはほんのごく一部でしかない。
僕のお気に入りの靴、ずっと使っているパソコン、このnoteやこれまでに作ってきた作品の数々。
これらはもちろん大切なものだけど、”本当に”大切なものではない。
本当に大切なものは、家族との信頼関係であり、自分らしさであり、たった一人の大切な人を幸せにすることだ。
その”本当に”大切なものだけを精一杯守れるように、僕は生きていきたい。
【個人としてのキャリア(?)】
個人の話なのでキャリアもクソもないが、ここでは個人(自分自身)としてこれからどうなって行きたいかを考えよう。
自分が心地よい仕事・環境・人間関係の中で自分らしく生きる
(この時、安定して生活できるだけのお金が必須)
↓
いつだって何かを捨て、何かに挑戦できるような基盤(ベース)を生み出しておく
↓
時間的・精神的・金銭的に余裕を持って自分の好きなことで食べていく
最終的には...
結局のところ、今僕が思い描く最大の幸福である「時間的・精神的・金銭的に余裕を持って自分の好きなことで食べていく」ということが果たして本当に幸せなのか、それは分からない。分かる時がくるとしたら、それは僕は死ぬ時だ。
だから「最終的には...」という意味で考えるのなら、死際に、まあまあ良かったな、と思える人生にしたい。
▼”5つの自分”を満足させるこれからのキャリア選択
さて、ここまで述べたように、僕の中には5つの自分が存在している。
もちろんこの5つは全て並列ではないし、それぞれが相互に複雑に絡み合っているはずだ。
それに、そのうち6個目、7個目の自分が生まれる可能性もある。
ただ、今後のキャリアを考える上での重要な要素は、この”5つの自分”だった。
ここからは先に述べた内容を踏まえ、直近の計画をもう少し具体的に書いていく。
”5つの自分”の具体的なキャリアは先に挙げた通りだ。
それを叶えるために僕はまず自分の今の仕事(IT企業のデザイナー)をフルタイムからパートタイムに変更する。
仕事の内容自体は特に変わらないが、週5日、8時間の勤務を脱し、自分が関わる仕事を分散させる狙いがある。
そのため、パートタイムに戻した今の仕事と並行して、全く違う分野の仕事をして行きたい。
それはアルバイトで構わないので、例えばカフェで働いてみたり、以前から興味のあったNPOで働いてみたりしても良いだろう。
自分の本業(お金を稼ぐメインの仕事)が複数に分散されることで僕は精神的にも余裕を持てるし、体調を崩した場合のリスクを最小限にすることもできる。
この作戦は簡潔にまとめればまさに「パラレルキャリア」だ。
僕は本業(2個、もしくは3個の仕事に分散予定)の仕事を自在に行き来し、それぞれの仕事で自分の力を発揮する。
それが僕にとっての理想的な働き方だ。
「パラレルキャリア」を実現した上で、僕はその仕事をいずれフリーランスで代替しようとしている。
最初は本業の合間にフリーランスの仕事をこなす形になるだろう。
実際、これまでもそうやって仕事をしてきた。
(まあ、案件も少ないし、それほどしっかりと営業していたわけじゃないけれど)
それをもう少し本格的に進め、ある程度仕事と収益が回るようになってきたら、本業のいずれかをフリーランスの仕事で代替する。
最終的に完全にフリーランスの仕事だけでお金を稼ぐのもアリだが、僕はそれが安定しているとは思えないし、どうせつまらないと思うので、結局フリーランスと並行して他の仕事もやることになるだろう。
フリーランス+本業(この本業もマルチキャリアだ)という、「マルチすぎるマルチキャリア」を体現できたのなら、次に目指すべきは自分のプロジェクトの収益化だ。
もしかすると、フリーランスとして活動できるようになるまでに他のプロジェクトの収益化の方が先に実現されるかもしれないが、その時はそれでも良い。
それから、ここでいう「プロジェクト」とは「マルチポテンシャライトとしての自分」「アーティストとしての自分」「起業家としての自分」のいずれのプロジェクト・活動でも良いだろう。
僕の関わっているプロジェクトが収益化されたら、あとは他のプロジェクトでも同じように収益化をして行きたい。
そうすれば僕の「仕事」と「収入源」は、本業・フリーランス・プロジェクトの3種類になる。
この段階に来たら、多様性は保ちつつ、どれかを辞めても良いだろう。
プロジェクトが十分に収益化されているのであれば、僕は本業よりもそのプロジェクトの運営に尽力する、というよりは、本業をそのプロジェクトにする方が僕のスタイルにあっているだろう。
そのあとは、その時の僕が本当にやりたいと思う仕事を選んで進めていけば良い。
簡単にまとめると、
本業を2〜3個に分散させて「マルチキャリア」を実現する
↓
フリーランスとしても仕事をする
↓
自分のプロジェクトを収益化
↓
あとは自分の好きなように、やりたい仕事を組み合わせて生きる
という流れだ。
これはこうやって書くのは簡単だが、実現するにはそれなりの時間と労力が必要だ。
まずは直近の仕事を決め、生活を安定させて時間とお金を生み出し、理想とするキャリアを実現する礎を築く必要がある。
さて、自分自身が大きく分けて5つに分類され、そしてその5つの自分全てを満足させるためのキャリアを考えた。
当たり前のことだが、これは結構難しい。
フリーランスとして仕事をとってくることだけでも大変なのに、それに加えて自分でプロジェクトを作ったり、アーティストとして活動したり。。
そんなことをやっていたら身がもたない、と思うだろうか?
だが僕にとって本当に「身がもたない」状況とは、一つの仕事に縛られ、延々と同じようなことをし続ける状況だ。
そんなことをするくらいなら死んだ方がマシ。
僕はそんなことを思ってしまうくらいにはマルチポテンシャライトなのだ。
僕が理想とするキャリアを実現させるためには”5つの自分”それぞれの活動を頑張っていく必要がある。
本業だけに囚われてしまってもいけないし、楽しいからといってアーティスト活動だけに専念してもいけない。
だが、こうやって全く異なる分野の活動を並行して進める、ということは、僕が学生の頃からやってきたことと、何ら変わりないのだ。
これまでも仕事の傍様々なプロジェクトに協力し、フリーとしてもちょっとだけ仕事をし、アート作品を作ってきた。
その活動を、もう少し本腰入れてやりましょう。
それだけのことだ。
▼最後に、今後のnoteについて
最後になったが、今後、このnoteをどうするのか(続けるのか、この記事を最後に辞めるのか)について。
この長い記事で既に語った通り、僕は今後Webメディアの立ち上げを検討している。
それは主に以下の2つだ。
・デザイナーとしての自分 ➡︎ デザイン系のポートフォリオ兼ブログ
・マルチポテンシャライトとしての自分 ➡︎ マルチポテンシャライト向けの生き方・考え方を発信するブログ
それぞれ結構大変なので、noteなんて書いてる暇ない!!!
と思われるかもしれないが、結論から言えば、今後もnoteを書いていくつもりだ。
というもの、このnoteを始めた時から、こうなることは想定できていた。
僕の中には「これをやりたい!」「いや、こっちもやりたい!」という、様々な自分がいることはわかっていたので、自分を前面に出したこのnoteのようなメディアを始めれば、いつか方向転換を余儀なくされることが分かっていた。
多くのnoteがある特定の分野についての話題を取り扱っている中で、僕のnoteには、
温泉・音楽・デザイン・ライフスタイル・アート・働き方・マルチポテンシャライト・生き方..........
と、物凄いたくさんの分野が雑多に書かれている。
このことからも分かるように、僕の頭の中には常に、様々な分野の情報・考えが飛び交っているのだ。
というわけで、noteを書いているうちに、その他の専門的なブログを立ち上げることになるだろうということを、僕は最初から予想できていた。
それまでの思考の整理も兼ねて、僕はnoteを使っていたのだ。
今後は、
デザイン系のメディアには、僕の制作実績やデザイン系の話題、近年のデザインのトレンドなど、「デザイン」に限定した情報をまとめていく
→「デザイナーとしての僕」
(おそらくこちらは投稿頻度少なめ)
マルチポテンシャライト系のメディアには、マルチポテンシャライトという概念について、マルチポテンシャライトとしてのキャリア選択方法、マルチポテンシャライトである僕自身の悩みや努力など、「マルチポテンシャライト」を主軸に据えた情報をまとめていく。
→「マルチポテンシャライトとしての僕」
そしてこのnoteには、「個人としての僕」「アーティストとしての僕」「起業家としての僕」が登場するだろう。
時々それ以外の僕も登場するだろうけど、それはそれで温かく迎えてくれるとありがたい。
というわけで、noteは僕にとってこれまでと同じく、思考整理の場であり自分の考えを発信する場であることに変わりない。
ただ、特定の分野に関する情報だけが、それぞれ別のメディアに書かれる、というだけのことだ。
これからもこのnoteは”5つの自分”を繋ぐ役割をしてくれることだろう。
さて、最後に、ここまで本当に長い記事を読んでくださった方、途中は端折って最後だけ読んでくれた方、
どちらも、本当にありがとう。
僕は自分の考えを知ってくださる方がいて本当に幸せです。
これから僕は「自分らしく」生きるために努力します。
皆さんの今日がより自分らしい一日であることを願います。
そして、これからもよろしく。
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