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【目印を見つけるノート】1645. 北東北へのささやかな憧憬

今日はどことなく、のんびりしていました。お散歩も少々。
セリアに行くのに遠回りして久々の神社の鳥居をくぐってみると、保育園のお散歩さんたちと一緒になりました。子どもさんは遠慮がありません。

参道ライスシャワーのごとく、「おばちゃんだ、おばちゃんだ」と言われ、
「おばちゃんとおばさんなら、おばちゃんがいいなあ」と思ったりしていました。

蝶が多かったですね。アゲハ系でなくて、ヒョウモンチョウやシジミチョウ、セセリチョウが大半です。モンキチョウもいました。あと、アゲハに似たアカボシゴマダラも結構見ました。アオスジアゲハが好きなので、探してはみるのですが、アゲハの系統は夏が多いのでしょう。

ヒョウモンチョウ、ピントが合っていない
セセリチョウ、ちゅうちゅう(苦手な方はスクロールを)

帰りによく伺うお社に。

猫さんお昼寝

今日はLouさんRayさんと、47都道府県の折紙で当てっこクイズをしていました。Rayさんは地理が好きなので、答えるの早いですね。あっという間に終わりました。

恐竜は福井ですね

ちょっと分かりづらかったのは岩手でしたが、チャグチャグ馬こを知らないとそうかもしれません。

そういえば、
駅に東北のパンフレットがカラフルに置いてありましたので、いくつか取って来ました。自分の書いているのを見返すと、日本への興味が西高東低のようになっていますが、興味はあまり変わらないと思います。ただ、ピンポイントならば新幹線もあって行きやすいのですが線で行こうとすると広いんですよ、本当に。

東北自動車道で青森まで行ったことがありますが、栃木から福島に抜けるまででもすでに遠く感じました。「ああ、やっと二本松。空があるなあ」とつぶやいた気もします。
『智恵子抄』です。
青森まで800kmぐらいですね。
『500 Miles』という曲がありますが、あの曲の距離感を掴むにはちょうどいいのかと思います。

それで、今ポンと行くならという単なる希望で挙げてみましょう。想像力だけで暮らしています。

・花巻……宮沢賢治さんのファンですので、まあ当然でしょう。5冊ぐらいは本を持っていきたいところです。

こんな感じです

・遠野……山のフォークロア、柳田國男さんが見た風景に入ってみたいです。
・陸前高田……『たかたのゆめちゃん』から年賀状のお返事をいただきましたから😉私はnoteでフォローしている #岩手県立高田高等学校 の記事をいつも楽しく拝見しています。海洋システム科って楽しそう。ぜひぜひ文化祭に行ってみたいです(今年は終了)。

と、岩手ばかりになっていますが、上記はほんの序の口です。先般書いた仙台城と川村孫兵衛の治水の跡も辿ってみたいし、伯母はもういませんがずっと住んでいた大館、青森は二度行っていますが五能線に乗ってみたい。酒田にはちょっと壮大な調べものに、福島は会津若松から白河まで戊辰戦争の跡を辿りたい。ああ、これで6県ですね。

北東北広域については他にもあって、ユネスコの世界文化遺産になった『北東北の縄文遺跡群』が気になっています。

現地では継続的に、本当にたくさん講演会・ワークショップ・イベントが開催されていて、「ああ、これは行きたい」と思うものも多々。鹿の角でネックレス作りとか、いいですよね。ただ、なかなかパッとは行けません。東京でも来年1月にイベントがあるそうですので、今からスケジュールを開けています。

ああ、今夜はイクラとアワビとマグロとウニとハタハタとフジツボの夢を見そうです。

青森で買って父にあげて、戻ってきた馬こ

それでは今日の曲です。
Joan Baez『500 Miles』

遠くへ来た感覚、というのがあります。
今は新幹線や飛行機であっという間にどこへでも行けますが、それとはちょっと違う。逆に空港や新幹線の駅では抱けない感覚です。
日本海の夕陽は特別だという話も聞いたことがありますが、海の色も違うのではないかと想像したりします。
初めて晩秋の根室に行って、ひとりぼっちで坂の上から海を見たとき、本能的に「遠くへ来たなあ」と感じました。上手くは言えないですが、寺山修司さんが、
『ぼくは
世界の涯(は)てが
自分自身の夢のなかにしかないことを
知っていたのだ』
と詩に書いたのと似たようなものかと考えています。
あ、『寺山修司展』やっているんだった。

たぶん、行きます。

それでは、お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

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