【目印を見つけるノート】1336. 神保町の軒先をさらう
朝は6℃ほどで「寒い」と思いましたが、だんだん晴れてきました。気温上がっています。
きのうは飯田橋の東京大神宮に行ってきました。いっとき日参していたお社ですね。何回ぐらいかなあ🤔通算300日は越えていると思います。数えてはいません。きのうはその中にあるマツヤサロンさんで講座があるので行ってきました。
その前に神保町に寄ったのですけれど、まあ、「今の私には禁足地かもしれない」と実感したのです。
念のため、日本随一の古書店街です。
古書店の軒先をずっとさらって、気になるところに戻るという方式で見ていきました。古書店街の中でも目立つこの辺りからスタートです。
さくら通りには回れませんでした。
まず、持っていなかった『世界の名著 エラスムス/トマス・モア』を見つけて、でも、箱の状態が😖で……「どうしようかな」と保留、先に進みます。
えーと、『古典文庫』のラインナップがものすごく気になって凝視していました。知らないタイトルも結構あります。奥が深いよ~😲
すると、脇にいた若い男性二人が「誹風柳多留があるとはね……」などとのたまってらっしゃる。「ハイフウヤナギダル」って音声で初めて聞いた気がします。さすが神保町。
古書店さんもフォロー分野がそれぞれありますので、それが軒先でパキッと分かれば中に入るというのが、私のようなウブなものには合っているのかなと思います。
いずれにしてもこの場においては勘というのがたいへん重要かな。また、何の本を探しているのかという「指向性」もいるのかと感じます。何とはなしにこの街を回るのは、興味がほうぼうに逸れてしまう恐れがあります。けれども、何とはなしに見てピンと来るのは、「自分はこういうものを読みたいのか」と発見することにもなるので匙加減でしょうか。
結局、『世界の名著』を買おうと戻って店に入ると、そこはまたワンダーランドでした。書棚をきょろきょろしっぱなしで会計までたどり着けない😱💦
丁寧に包んでいただいて、お店を出ようとすると東洋文庫の気になるタイトル3巻くくりがパッと目に入りました。無意識に手にとって、「すいません、これも」と言ってまた包んでもらったのでした。
この程度で済んでよかったです。
本当に。
でも、ここに来るにはある程度出費する覚悟を決めてから来ないとだめだなと思いました。沼ですね。
ただ、『世界の名著』の方は箱の状態が自分的に「不可」でした。帰宅してからアルコールティッシュで拭いたのですが「不可」😖
本の方は「可」でしたので、きれいに拭いて重曹の包みを入れ、新聞紙でくるんで保管することにしましたが、箱はさようならすることにしました。
ハードカバーの箱は曲者です。図書館の蔵書は外されていますが、自分のもそうした方がいいように思いました。箱に入れておくと保管方法によっては匂いも虫もつきやすい。長い間には湿気も籠ります。真空にできればいいのでしょうが。それは本には具合がよくありません。
東洋文庫の方は状態がよかったので、箱には重曹を振って保管、本には重曹の包みを入れて新聞紙でくるみました。こんな感じです。
数ヶ月したら取り出します。
古書は見ていて楽しいのですが、やはり経年劣化した分の手当てが必要です。図書館のリサイクル本(廃棄本)も同様です。ヤケ・シミ・折れなどは目視できますし、ネットでは記載もあったりしますが、匂いだけは嗅がないとわかりません。あの匂いが好きではないのですね。
せっかく自分の本になってくれたのだから、できるだけ大切にしたいと思っています。
これも、愛です💕
えーと、講座の話ですね😅
それは明日にしよう。
Lou Reed『Walk On The Wildside』
神保町の古書店は通りの南側に多くあって、間口を北に向けているというのはよく知られていますが、それってもしかして歩く人は冬は寒いのでは?と思ったりします。
Walk on the coldsideかななどと思いつつ、先を急いだのでした。
それでは、続きはまた。
お読み下さってありがとうございます。
尾方佐羽
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