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【目印を見つけるノート】1634. I SHALL BE RELEASEDにふさわしい日

袴田さんの再審無罪判決のニュースをBBCのアカウントで知って、慌てて日本のニュースを確認しました。

晴れて、という判決ですが、再審が決まるまでも長かったし、決まってからも長かった。差し戻したり何だったり。ひとりの、いえ、お姉さまも含めて人生の大半の時間を費やしてしまったことは重く受け止めなければいけないでしょう。
ふっと、
サッコとヴァンゼッティの無罪確定も時間がかかったことを思い出します。
事件からおよそ57年後でした。

そうだ。
ひとつ、小説のタイトルを変えました。
何を今さらな状態です。そぐわないなと思いつつマイナーチェンジしていたのですが、妙に長くなったりして自分でも思い出せなくなりそうだったのです。思いきって当初の趣旨に合わせました。
『水野勝成 居候報恩記』にしました。

本当のしょっぱなは『居候の恩返し』だったように記憶しています。ペンネームも今とは違いますね。それを今はない朝日時代小説大賞に応募して、予選通過となりました。今よりかなり粗い文章でしたけれど、とりあえずは私の出発点です。

つきましては、
noteにあげている公開作品のリストを書き換えています。近日中に出せると思いますのでよろしくお願いします。見たら、2年ほったらかしでした。おいおい😅

そして、9月ももう終わりですね。
週末、所要があってバタバタしそうですので、ここいらで9月のまとめをしておきましょう……って何もしていないかもしれないなあ。

強いていうなら、先への取っ掛かりをつかもうとした月、という感じでしょうか。
武蔵野方面は崖線をちょこちょこ歩いて東京湾まで出ました。川でいうなら、目に見える景色だけではなくて、下水道とか見えない部分にもフォーカスしようと思ったり。今度、下水道の施設を見学しに行きますので、いろいろ聞いてきたいと思っています。

ちょっと、エッセイからルポルタージュに寄っているのですけれど、武蔵野台地のカバー範囲は本当に広い。やりがいがあるなあと思っているところです。

小説も公開部分は『オデュッセイア』しかないですが、2つ短編を仕上げてホッとしています。あとは、趣向を変えて短詩型の方に出したものが入選しないのに載せてもらえるという幸運、お上手な方の作品を見て勉強させていただきます✨😌✨中編をひとつ書きたかったのですが、今はまだ着手できていませんので減点です。詩も作りましたが、気が向いたら出しますね。

このような振り返りを私は折々にしていますが、
自分が何をしてきて、どう積み重ねたかを見直しておきたい、ということなのだろうと思います。そして、今が自分の時間のどこらへんにいるのかも。
先に進むためには必要かな。

来月が楽しみです。

The Band 『I Shall Be Released』

この曲を、今日かけないでいつかけるの、という感じです。歌詞の意味もそうですし一言でいうなら、ふさわしい。どなたかもうしているかもしれませんが、喜んで二番三番煎じをしましょう。音楽映画の白眉である『ラスト・ワルツ』のシーンも感動的です。見たような人ばかりいますが、分かるかな。

それでは、お読みくださってありがとうございます。

尾方佐羽

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