【目印を見つけるノート】708. ばらの成長を見守りつつ
こちらはいい天気です。
ばらの葉も順調に伸びています。
(こちらはニコル)
トモさん(鞆の浦)の葉はだいぶ大きくなっていますが、さっそく虫が😱 トモさんの方が虫に好かれるようです。
モテモテね😍
先週追肥をしましたので、手当てをした方がいいかもしれません。冬を越えてくれたのですから、枯らすわけにはいきません。
5月にどのような花が咲くのか、とても楽しみです。
広島の福山から来たバラたちに、「秋にはきみたちの故郷に行くからね」と声をかけています。
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初代の福山藩主の話を書こうと思い立ってからまる10年になります。当初、歴史小説を書いたことなどないものですから、できるのかなとも思いました。小説ですので、わからない部分は想像で補っていましたが、特に大阪夏の陣のところで思い切り止まってしまって、困りました。紹介されることの多い戦いですが、主人公の定点がはっきりしなかったのです。
山岡荘八さんの『徳川家康』が突破口でした。
今思えば山岡さんは大阪夏の陣を書くのに、少し違う視点を持っていらっしゃったように思います。キリシタンの動向、味方に討たれて全滅した神保隊、そしてそこに住む民(市民)が逃げ惑う姿などに言及されていました。戦況だけではない、言い方は悪いですが周辺のことですね。それは、戦争で大きな犠牲を被るのが当の武将や兵だけでないというのを念頭に置かれていたからだと思います。
私は小説で多数の遺体が放置されている光景を書きましたが、あとで埋葬や供養をしています。それは重要なシーンだと考えていますが、例えば、お坊さまを主人公にしたら、また違うものが見えてくるかもしれません。『羅生門』以上に凄惨なもの、無常なものが。
そのような「視点」ということで、参考にさせていただいて書いたのですが、いかんせん、本当に第25巻しか見ていないのです。お恥ずかしい😭
水野勝成は大阪の陣のあと、焼き討ちされた大和郡山の藩主になりました。検索するとその決定に不服だったようにも書かれていますが、そのようなことではないと考えています。
(そうだ、当時大阪は『大坂』でしたので、念のため)
彼は凄惨な現場を目の当たりにしたし、大和衆とともに戦っていました。現場にいたことが、その後の彼の行動原理のひとつになっているように、私は考えています。
私たちは戦国時代には生きていませんので、その時代をフィクションのようにとらえることもできます。ですが、一人の人がどのように考えて生きていたのかと想像することもできます。
今の世界で起こっていることは想像しなくとも、目にすることができます。
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例のアクセサリーを置いてきました。
お店の方は、「いいですね」と言ってくださって、もっとPRしたらとアドバイスして下さったのですが、当面はコメントをつけずに、ウクライナの国旗色の付箋だけにすることにしました🇺🇦
ちょっと色味が違うので申し訳ない😅
支援というものは、今すぐ侵攻が終わったとしても、とても長く、数年単位で必要だと思います。そのつもりでできることを考えたいなって。
さて、今日の1曲はこちらです。
FLEETWOOD MAC『Dreams』
何かいい感じです。スティーヴィー・ニックス(ヴォーカルの女性)。大人の恋の歌かなと子どもの頃は思っていましたが今聴くと、とてもピュアというか、うーん、彼との恋愛云々ではなく、もっと相手に共鳴していたのかなって思いました。
人と共鳴する、響き合うって稀有なことだと思いますし、それを保ち続けるのも難しい。
だから、誠実に、穏やかに、心を開いていられたらとも思うのです。
私は大人になったかしら。
それでは、お読みくださってありがとうございます。
尾方佐羽
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