【目印を見つけるノート】1019. ルミナリエを遠目で見たおはなし
近所で火事のよう。
サイレンに続き拡声器、通行止めの話をしている工事の人。
きなくさい匂い。
小さく終わりますように。
ヘリコプターの音がします。
28年前の今日のニュース映像はヘリコプターの音がずっとしていたように思います。
ここ数年、今日は基本的に同じことについて書いてきました。今年もそうなのですが、内容は少し変えようと思います。
クリスマス前から、自治体やテーマパークが大がかりで華やかなイルミネーションを点灯するのが普通になりましたが、今のように光がメインになったのはそれほど前のことではないように思います。
私の記憶では、1995年の『ルミナリエ』が最初でした。規模や内容でみるともっと前からあるものだと思いますが、『ルミナリエ』はとても印象が強かったです。
神戸ルミナリエです。
〈「神戸ルミナリエ」は、1995年1月17日に兵庫県南部地方を襲った阪神・淡路大震災の記憶を次の世代に語り継ぐ、神戸のまちと市民の夢と希望を象徴する行事として開催しています。
大震災が起こったこの年の12月、年初の悲しい出来事による犠牲者への慰霊と鎮魂の意を込めた「送り火」として、また、間もなく新しい年を迎える神戸の復興・再生への夢と希望を託して「神戸ルミナリエ」が始まりました。未だ震災の影響が色濃く残り、復旧途上にあった神戸の夜に初めて灯った、イタリアからやってきた荘厳な光の芸術に連日感嘆の声があがり、震災で打ちひしがれた神戸のまちと市民に大きな感動と勇気、希望を与えました。そして、会期終了直後から継続を求める強い声が市民や各界から寄せられ、翌1996年の開催が決定しました。
以来、市民や来場者、趣旨にご賛同頂いた事業者の皆様のご支援と地元の皆様のご理解・ご協力により毎年途切れることなく続けることができ、2017年には第23回目の開催を迎えました。〉
出典はこちらです。
ここ数年は感染症のこともあり、中止・代替行事になったりもしていますし、テーマの幅は広くなりました。それでも神戸にとって大切なイベントのひとつなのではないでしょうか。
ルミナリエの特徴は、当初からイルミネーションのプロデュースにイタリアの方が携わっていること。1995年からヴァレリオ・フェスティ(Valerio Festi)氏と今岡寛和氏が共同でプロデュースされてきました。2011年と2015年以降はデザイナーのダニエル・モンテベルデ氏がプロデューサーを務めているそうです。
↑こちらはウィキペディアから。
私はずっと見たいなと思っていましたが、なかなかクリスマス時期、いえ年末繁忙期に神戸に出かけるというのは難しい😅 人づてに話を聞いてウズウズするばかりでした。
一度だけ、12月の神戸に出張で行ったことがありました。2000年だったと思います。『阪神・淡路大震災から5年』というタブロイド判1面の特集記事の取材でした。
取材が終わった夜、宿に帰る前にちょこっと行ってみたのです。でもすごい人で前に進めなくて会場のスタート地点が遠い。連れがいたりすればよかったのですが、一人でしたので😅あっさり断念。行く先はるか、イルミネーションの始点に心で手を振りつつ宿に戻ったのでした。
見たかったのはイルミネーションだけではなかった。
おそらく地元の人がたくさんこの光のイベントを見に来ていて、賑やかで、みんなで集まって……それを見られればいいやって思いました。
東京でもライトアップのイベントはそれなりに行きます。丸の内の『ミレナリオ』とか、この前も大井に行きましたね。ただ、東京なり近隣のそれは、またちょっと色合いが違うのです。
そうですね、留めておく「光」というのかな。震災後に生まれた人も多いかと思います。
今は、復興の始まりの年の「光」だったという大きな意味があるのだと感じます。
そしてそれは阪神・淡路から広がっていくものでもあると思います。
神戸にも行きたいところがいくつもあります。今年は行ってみたいな。
それでは、今日の曲を。
Lightnin' Slim『Wintertime Blues』
この方は沼地の話で出したかな。最近、どの方をお出ししたか怪しくなっているのでもう少ししたらプレイリストを作りましょう。
さて、
このようなリストを見つけました。
そうですね、お名前だけはだいたい分かるようになりました。
あとは聞くだけですね😆
火事は収まったようです。
それでは、お読みくださってありがとうございます。
尾方佐羽
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