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【目印を見つけるノート】926. 地元のエピソードを書いちゃおう

今日は天気、持つのかな🤔
きのうは洗濯日和で、洗濯三昧でした。『推しが武道館行ってくれたら死ぬ』と『ポプテピピック』の二大ごひいき番組もオンエアしていて、ほんのり幸せな秋の一日でした。

今日は図書館に行くのがメインでしょうか。
そういえば、
きのうは忘れるぐらい久々に、小説の紹介を書きました。かっこよくいえばセルフライナーノーツ。

あまりしないものですから、ライナーノーツを見返していると発見があります。
長編が少ないなあ🤔
特に近年は短編とか連作とか番外編とか、どこかしら細切れな印象があります。必要な連載や連作や番外編は作っていかなければなりませんが、まず長編を書かないとなと思った次第です。

ですので、短編はしばらく封印しようかと……それは極論ですので、海外ものには可能性を残しておきましょう。

ひとつ、
思っていることがあって、自分の住んでいる土地の歴史の人を、メインでもエピソードでも、自分が住んでいるうちにできるだけ書いておきたいのです。前にもnoteに書いたことがありました。

なぜかというと、取材が便利で何度でも行けるというのが第一です。図書館にも地域資料はたくさんあります。世知辛くいえば交通費もかからない。

続いて、「自分の住んでいる町を知らない」ということに気づけるのも大きいです。例えば、お話の舞台にしたお寺では毎年ホタルの鑑賞会をしているとか、たくさんの新発見をします。

そして「この土地に住まわせてくださってありがとう」ということでしょうか。この感覚はなかなか上手く表現できませんが、まあ、お礼ですね。
私は生まれて以降20代後半まで結構引っ越しが多かったですので、そのように感じるのかもしれません。

いくつか書きました。
『姫様と猫と勧進能』はまるごとそうですし、加藤清正・清浄院・瑶林院の親子による寄進の話も書きました。稲毛重成の領地だった稲毛庄の端はごく近隣です。新田義興の新田神社もそうです。彼の妻を祀る女塚神社もごくごく近隣です。
あとは、ひとつ、ふたつ、みっつぐらい大きなテーマがありますが、そこは全部書かせていただこうと思っています。

それが終わったら、住む場所を変えてみるのもいいかもなどとぼんやり想像したりします。まだ現実的ではないですが、移動した先でまたそこの話を書くと😄

地域にずっと住んで、その地域のことを書いた本があります。私が思い出すのは井伏鱒二さんの『荻窪風土記』です。

歴史ではないのですけれど、50年お住まいの町について、84歳のときに刊行されましたので、通年のエッセンスのようなご本です。私が地元とじっくり付き合ってみようと思うようになったのも、このような先達の営みに感銘を受けたからです。

今、
ひとつの土地・場所にずっといることを好まない一般的な空気はあると思います。ただ、あちらこちらに移り続けて、その土地や人、歴史のことをろくに知らずに後にしてしまうのなら、少しもったいないような気がします。
本来の意味でサスティナブルではないような。

私的には定点観測ってとても面白いです。

Sister Rosetta Tharpe『Strange Things Happening Everyday』

この方はゴスペルに根ざしておられるのかと思いますが、BLUESってどこか定点的なところがあります。旅はするのだけれど、帰るための旅。帰れなくても帰るための旅だと思っているような感じがします。

ということで、来年は土地の話をひとつ書こうと思います。

それでは、お読みくださってありがとうございます。

尾方佐羽

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