【目印を見つけるノート】782. お話ができたら読みたい本(3)
新しいボディソープを開けたら、濃甘の香りがぶわっと。バニラは食べ物にはいいですが、香りとしてはけっこう甘いですね。
まるで、ソフトクリームになった気分です(??)。
さて、808ぐらいまで、「今取りかかっているお話ができたら読みたい本」というテーマでいこうと思っています。特別シフトですね。
よろしくお願いします。
今日は『中世の秋』の上・下巻です(ヨハン・ホイジンガ、堀越孝一訳 中公文庫)です。
ホイジンガは19世紀~20世紀のオランダの歴史研究家ですが、この『中世の秋』のほか、『ホモ・ルーデンス』という著書も邦訳が出ています。
『中世』という時代の分け方はもともと西洋の考え方です。大まかに、ローマ帝国が分裂した4世紀末から15世紀いっぱいまでを差します。15~16世紀のルネッサンスを加えるかどうかは意見が分かれるようです。個人的には、過渡期的ではあるけれど、そこは近世になるのではないかと思っています。
実際に「今は中世だよ~」と当時言っていたわけではありませんので、区切りとしての捉え方です。ちなみに日本史ですと秀吉辺りまでが中世ととらえる向きもあるようです。へえ。
ホイジンガはその時期のフランスやネーデルラントの人々の暮らしや習俗を記述しています。王侯貴族中心のそれを書いていないところが区分以上にたいへん重要なのではないかと思っています。いつでも、王侯貴族以外の人が大多数ですので。
この100年あまりは『現代』となっていますが、それもじきに変わっていくかもしれません。そうすると、区切りはどこになるのでしょうね。
産業革命ー帝国主義からデジタルが普及する20世紀末などはひとつの区分になりうるような気もします。ルネッサンスが境目であったように。
と、まだちゃんと読んでいないのに、感想文のようになってしまいました。概略だけ知っているというのも曲者です😓
これから読むということですので、あしからず。
今日は『オデュッセイア』の更新日ですので、これからかかります。
それでは、お読みくださってありがとうございます。
尾方佐羽
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