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【目印を見つけるノート】1048. 寒いので、『北風と太陽』から連想します

いやあ、風が冷たい。

『北風と太陽』を思い出します。
ですので今日は、
太陽のネックレスを。

ネックレス、年末年始に作り倒しました。手持ちストックのビーズをどさっと消費して。
委託販売のところにいくつか並べようかなと思っています。

『北風と太陽』はイソップ童話ですね。こちらは成立が古い😆古代ギリシアのアイソープさんが編んだといわれています。別格です。

童話といえば、あとはグリム兄弟にアンデルセンがパッと出てきますね。お二組はともに19世紀の方です。

グリム兄弟は‥‥本当にたくさんきょうだいがいらっしゃって、9人います(『11人いる』ではないですが©️萩尾望都さん)。夭逝したかたもいて、6人が大人になったということです。ドイツのハーナウのご出身です。きょうだいのうち、ヤーコブとヴィルヘルムの二人が当時のシュトルム・ウント・ドランク運動の影響などもあって、ドイツに古くから伝わる民話の編纂を始めたのですね。シュトルム~は日本では「疾風怒濤」と紹介されましたが、ゲーテやシラーが中心となった文芸革新の運動の呼び名です。
のちに、ルートヴィッヒが挿し絵を描いたり、フェルディナントも民話の採集をしたということですので、文字通り『きょうだい』の仕事だったのです。

どメジャーなお話たち。『白雪姫』、『ヘンゼルとグレーテル』、『ブレーメンの音楽隊』、『ラプンツェル』etc‥‥‥これらが元は民話だったというのにも驚きですが、よくまとめてくださったものです。

そして、デンマークのハンス・クリスチャン・アンデルセン。同じ時代の方ですが、きょうだいで活動したグリム兄弟とは異なり、一人です。生涯独身でもありました。
もっと異なるのは、アンデルセンの童話はほとんどが創作だということです。民話の採録ではない。

『みにくいアヒルの子』、『雪の女王』、『人魚姫』、『赤い靴』、『裸の王様』など言うまでもないですが、たいへんよく知られたお話が多いですね。
私などは、
嫌がらせを受けたら「みにくいアヒルの子もそうだったんだ」と思い、
大切な人が心を閉ざしぎみのときは「ゲルダのように旅をしてでも氷のかけらを取ってあげたい」と思い、
失恋したら「それでも相手が幸せならいいや」と思い、
書かずにいられないのは『赤い靴』のようだと思ったり、
『裸の王様』のように服を着ていないんじゃないかと思ったり‥‥‥、
アンデルセンさんのお話には意外とディープなところを突かれています。

あ、おばあちゃんが勧めてくれたランドセルにしなかったのは、『アンデルセン物語』のアニメのシールがおまけのランドセルが欲しかったからでした。
六つ子のたましい百まで😅

ということで、『アンデルセン童話』を再読しようと思って、図書館や書店に行ったわけです。でも、私が行ったいくつかの書店に訳本は皆無でした。図書館の方は取り寄せなければなりませんでしたが、おかげさまで美麗な大型本を拝読しています。今はこれです↓


「アンデルセン童話集ならどこにでも普通にある」と思ったのは間違いでした。もちろん、上記のようにネット書店にはあるでしょうが、中身を逐一確かめて買うのは難しい。電子書籍で読むのもなあ🤔

感想は改めて書きたいと思いますが、イソップ、グリム兄弟もそうなのかなあ。
こう、定番と思うものもすぐに街ナカで見つかるわけではないというのは残念です。それは日本の民話や童話集になおさら言えることかもしれません。

シュトルム・ウント・ドランク🍃

さて、
note公式の『JAZZまとめ』に
記事を加えていただきました。
ジャズ 記事まとめ|noteエンタメ #note

バリィさんと近藤等則さんと藤井一彦さんの回(『イマバリストとフクヤマン』)です。
ありがとうございます。

そして、今日の曲です。
Led Zeppelin『Bring It On Home』(Live at Royal Albert Hall 1970)

「Robert Plantさんとマウスハープ」を引きずって3日めになりますが、やっぱり彼のマウスハープを聴かないと。
このライヴ、途中の映像はややアレですけれど、すごいなあ☺️
この曲の展開後のリフは意外とシンプルなのですが、歌と絡むギター部分が好きです。何と言ったらいいのでしょうか。
跳ねる鶏っぽい感じ。🐔
『Living Loving Maid』のソロでもありましたね。

はっ、マウスハープの話でした。
とてもいい感じですよ。

それでは、お読みくださってありがとうございます。

尾方佐羽

追伸 さむかろぉ😩

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